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2008年05月15日

〜5/12のアート巡り

《5/9》
田中麻記子「sigh/kehai」
hpgrp GALLERY 東京
東京都渋谷区神宮前5-2-11 H.P.DECO 3F
5/9(金)〜6/1(日)
11:00〜20:00
田中麻記子080509.jpg

これまで鉛筆画を中心に発表されてこられた田中麻記子さん、今回はオイルペインティングの作品。
これがホントに素晴らしいです。
無彩色からヴィヴィッドな世界へ一気に連れて来られたような戸惑いが堪らないです。



《5/10》
荒井経展「対岸」
MA2 Gallery
東京都渋谷区恵比寿3-3-8
5/9(金)〜6/7(土)日月祝休
12:00〜19:00
荒井経080509.jpg

プルシアンブルーの深みが奏でる奥行きの豊かな世界。
このおおらかさは遠くから眺めていたいような感触に包まれますが、至近で眺めたときに見つけていく細やかさも大きな魅力です。



西山美なコ 〜いろいき〜
児玉画廊|東京
東京都港区白金3-1-15-1F
5/10(土)〜6/14(土)日月祝休
11:00〜19:00
西山美なコ080510.jpg

ふわっとほのかに広がる淡いピンク色。
くるくるとかわいらしく優雅に舞うようなかたち。
あたたかみもあって、同時にそのほのかな感触が醸し出す儚げな風合いも印象に残ります。



YAMAMOTOGENDAI FUTURE FEATURE volume 4 小林香織・平川なつみ「第三者」
山本現代
東京都港区白金3-1-15-3F
5/10(土)〜6/7(土)日月祝休
11:00〜19:00(金:〜20:00)
平川なつみ080510.jpg 小林香織080510.jpg

静かに淡々と紡がれる時間がひとつの画面に収められ、広がっているような小林香織さんのクラシカルな雰囲気と、なんだかもうその身近さ、凄い可笑しさを発散している平川なつみさんの素敵なバカバカしさ。
お互いの個性がしっかりと立ち上がっていて、それぞれのアーティストのくっきりと異なる世界が隣り合っていることも痛快です。



リディア・ヴァニエリ 見ザル、言わザル、聞かザル
GALLERY TERRA TOKYO
東京都港区麻布台2-3-5 NOAビル1F
5/10(土)〜6/14(土)日祝休
10:00〜19:00
Lydia Venieri 080510.jpg

最初にDMを拝見したときは人形の展示かな、と一瞬思ったのですが、人形をモチーフに構築された光景を捉えた写真がパネルにマウントされ、展示されています。


Lydia Venieri 02


人形のかわいらしさ、装飾的に着飾った出で立ちが無垢な感触を全面から発散させ、人形のくりくりとした大きな目が捕らえる人間の愚かさを象徴するような風景が、人形の無垢さと相まって、実にアバンギャルドな雰囲気を立ち上げています。


Lydia Venieri 01 Lydia Venieri 04

Lydia Venieri 03


海外のアーティストらしく、コンセプトに対してダイレクトにアプローチしている姿勢が鮮烈に感じられるのも印象的です。
ぱっと観たときに感じる艶やかさや人形が醸し出す独特の脆弱性とは裏腹に、強烈なメッセージ性をはらんだクリエイションです。


Lydia Venieri 05



《5/11》
この日はGEISAI MUSEUM#2へ。

GEISAI MUSIUM#2パンフ.jpg

GEISAIに足を運ぶのは2度目なのですが、今回は既知のアーティストも多く、これだけの数のブースが並ぶ中でそういった知っているクリエイションに再会できるのも嬉しし限りで。
あの出展者数のなかで、さらに限られたスペースで印象に残る展示を繰り広げるのはホントに大変だし難儀だと思うのですが、それでもこの一度の出会いでやっぱり強く脳裏に擦り込まれていくのはあったりして、それらの次の出会いは本当に楽しみです。


《5/12》
稲葉寛乃展
Gallery-58
東京都中央区銀座4-4-13 琉映ビル4F
5/12(月)〜5/17(土)
12:00〜19:00(最終日:〜17:00)
稲葉寛乃080512.jpg

これは面白い!
天井からぶら下がる無数の細いロープ、その一部が黒く染められていて、それが動物のシルエットを描き出している、というインスタレーション。
動きながら眺めていると、シルエットも同時に形を変えていきます。
そのシルエットがふっと浮かび上がっているような感触に、妙に引き寄せられ、印象に残ります。


稲葉寛乃02 稲葉寛乃03 稲葉寛乃04

稲葉寛乃01



Eriko Sone Exhibition
フタバ画廊
東京都中央区銀座1-5-6 福神ビルB1F
5/12(月)〜5/18(日)
11:00〜19:00(最終日:〜16:00)
曽根絵里子080512.jpg

テラコッタのオブジェです。
西洋の童話の一場面を連想させるような、メランコリックな風合いをやさしく奏でる作品が展示されています。
素材の土っぽさも、儚げな風合いを押し上げているように感じられます。


曽根絵里子01


ちいさな額に収められた小品も、その小さな中で広がりを感じさせてくれる空間の展開がなされています。


曽根絵里子02 曽根絵里子03


膝で立つ女性のオブジェ。
美しい表情、可憐な佇まいも印象に残りますが、これが陶器であること、いくつかのパーツに分けて焼かれ、積み上げてあることなどが、この作品の物語性に深みを添えているような気がします。


曽根絵里子05

曽根絵里子04



藤井志帆 Part of life −夢に見る−
巷房・階段下
東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビルB1F
5/12(月)〜5/17(土)
12:00〜19:00(最終日:〜17:00)
藤井志帆080512.jpg

こちらも焼物です。
しかし、一転して醸し出す雰囲気はコミカルでシュール!

すべて基本的に手捻りで造形され、それを加工して作られた陶のクッション。
このリアルさ、もってり(どんな擬態語かと。汗)とした臨場感。けっこうツボにハマります。
また、スクリーンプリントで緻密な模様が施されているのも実に芸が細かい!
この精度で再現していることが誘発する可笑しみが堪らなく楽しいです!


藤井志帆04 藤井志帆03 藤井志帆02

藤井志帆01



久保裕子 ガラス展 ー夏を詠う−
Ecru+HM
東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル4F
5/10(土)〜5/17(土)
12:30〜19:00(最終日:〜17:00)
久保裕子080510.jpg

ギャラリーエスで何度か拝見していて、その爽やかな風合いが印象に残っている、久保裕子さんの柄ッスの作品。


久保裕子02


表の面からその中を眺めると、メダカや鮎が水草と戯れるようにして泳いでいる様子や、水着の子供が遊んでいたり、または飛ぶツバメが見えたり。。。
さまざまな情景が実に瑞々しいテクスチャー、そしてガラス特有の技法と素材感とで表現されています。
いくつかの作品では蓋にも同様な細工が施されていて、回る蓋を動かして底の絵柄と合わせて楽しめるものも。

絵柄の見せ方の清々しさが嬉しいガラスのオブジェです。


久保裕子05 久保裕子03 久保裕子04

久保裕子01
posted by makuuchi at 08:37| Comment(0) | TrackBack(1) | review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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