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2008年04月28日

review:生川晴子 野と薮《4/12》

生川晴子 野と薮
白土舎
愛知県名古屋市中区錦1-20-12 伏見ビル地階
4/12(土)〜5/17(木)日月祝休
11:00〜19:00
生川晴子080412.jpg

Haruko Narukawa
Hakutosha
1-20-12-B1F,Nishiki.Naka-ku,Nagoya-shi,Aichi-ken
4/12(Sat)-5/17(Thu) closed on Sunday,Monsay and national holiday
11:00-19:00
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白土舎での生川晴子さんの個展です。
軽やかに取り込まれるモチーフと色彩が楽しく、奥深さも感じさせてくれる作品が並んでいます。


生川晴子08



さまざまなサイズの作品が並ぶなか、印象的なモチーフが多く登場します
百合が描かれた作品は、背景の色調に溶け込み、混ざりあうようなフォルムが独特の艶かしさを奏でているように感じられます。


生川晴子07



人物のシルエットが登場する作品も多く出品されています。
背景とのコントラストの淡さが不思議な感じを醸し出す色調が印象的で、さらにやはり人の姿という自然にメッセージ性を放つモチーフが取り上げられることで、さまざまな想像、物語が浮かんできます。


生川晴子01 生川晴子04

生川晴子02


さまざまなモチーフのなかでも特にユニークなのが、バナナ。
このキュートでユーモラスなかたちと色が他のモチーフと関係しあって、なんともいえない不思議な風合いをもたらしていて、距離感や奥行き、色調から独特の味わいが伝わってきます。


生川晴子03


なかでも、南国の森とバナナとが描き込まれた作品からにじみ出るユーモラスな風合いが堪らないです。
木々の枝々のシルエットの奥にもりっとその姿を晒すバナナ。

いったいどんな縮尺感なんだろう...(・。・)

と考え、その色合いとかたちから三日月の投影させているのかな、と思いきや、画面の上の方にしっかりと満月がその姿をしっかりと現していたり。
生川さんにもお話を伺ってみたのですが、この作風は今回初めて描いたそうで、でも特に狙いはないとのことで。
逆にその自然な感じ、思いつきの淡い痛快さが心地よく感じられます。


生川晴子06

生川晴子05



今年のART@AGNESに出品された作品の印象からも、もっとダークな色調の作品が揃うのかな、と拝見する間では思っていたのですが、思いのほかカラフルな色に囲まれた空間が作り上げられていたのも印象に残ります。
さらに、サムホールの小品の「穴」をモチーフに描いたコミカルな風合いの作品も楽しいです。

それぞれのモチーフや色彩が独特の味わいの奏でるユニークなクリエイションです。
どこかほのぼのとした感じが広がっていて、特に強いメッセージ性が感じられないのが、観ていて楽な気分に
させてくれるような気がします。

これからいろんなモチーフがひょこっと出てきそうな期待感も湧いてきて、楽しみです。


生川晴子09
posted by makuuchi at 07:21| Comment(0) | TrackBack(0) | review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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