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ex-chamber museum
http://ex-chamber.seesaa.net
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 205a
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tel: 070-5567-1513
mail: exchamber@yahoo.co.jp
インフォメーション

ex-chamber museum
3331 Arts Chiyoda 205a, 6-11-14, Soto-Kanda, Chiyoda-ku, Tokyo, Japan
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mail: exchamber@yahoo.co.jp
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2007年12月05日

review:大橋博「image of inlet」《11/30、12/1》

大橋博「image of inlet」
WADA FINE ARTS
東京都中央区築地3-2-5 第2平和田ビル
11/27(火)〜12/14(金)日月祝休
11:00〜19:00
大橋博071127DM.jpg

Hiroshi Ohashi "image of inlet"
WADA FINE ARTS
3-2-5,Tsukiji,Chuo-ku,Tokyo
11/27(Tue)-12/14(Fri) closed on Sunday,Monday and national holiday
11:00-19:00
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良い塩梅に毒味が効いた、 シュールなメルヘンワールド。


WADA FINE ARTSでの大橋博さんの個展です。
大橋さんの展示は、WADA FINE ARTSが今の場所に移る前、ギャラリーイセヨシ時代に拝見していて、実物大のFRP製の人形が床にびっしりと配置され、すべてがマリオネットよろしく紐で天井から吊られた状態で床に立っていて、その紐を引っ張るとガシャガシャと動く、という強烈なユーモアを伴ったインスタレーションが記憶に強く焼き付いているのですが、今回はFRPの原型でもある木彫の作品をメインに、床に座る子どもと白鳥がコンパクトなギャラリーに配置された不思議な雰囲気を発するインスタレーションが繰り広げられています。


車座になって首をぐんともたれる鳥を囲む子どもたち。
スカートの裾に縫い付けられた赤い鈴が真っ白の布に映え、その鮮やかさがキュートなアクセントとなっています。
指先、爪先までていねいに再現され、かわいらしい姿で床に据わった大きなおめめ、ニヒルに浮かぶ笑みがまたけっこうなインパクト。白の清潔な雰囲気とのギャップを強く感じます。また、囲まれた水鳥の薄いようなグレーもこのインスタレーションに映え、その仕草や目も神々しく感じられます。

1体だけ服を着させられていないのですが、これがオリジナルの木彫。コピーに囲まれていながらも、はやり格別な存在感が感じられるから、やっぱり不思議です。


大橋博02 大橋博04

大橋博03


一角には上半身だけコピーされたFRPの作品も。


大橋博01



奥の壁に設置された台には、白鳥が横たわった木彫作品が。
これがまた、凄い存在感、神々しさを放っています。

緻密に彫り上げられた羽、そこに渋めの陰影と赤いビーズが施された白鳥。
長い首を台上にもたれさせ、ほんの僅かに小首をかしげるその仕草はユーモラスでもあり、同時に憂いや儚さなどが思い浮かんで、この一角が放つイメージの奥行きに引き込まれてしまいます。


大橋博07 大橋博06

大橋博05



白鳥と子どもによる、仄かに広がるファンタジックな雰囲気。そしてむしろ、強烈に充満する何かに対してのアンチテーゼ、メッセージ性のインパクト。
楽しい方向、それとは逆に童話に必ず盛り込まれる怪しいイメージ、そのどちらへも想像が広がっていきます。
1体1体の存在感が凝縮して迫るインスタレーションです。









・・・と、床面ばかりに気を取られていると。












!Σ( ̄口 ̄;)




大橋博09




怖いだろコレ!!!Σ( ̄口 ̄;)


普通怖いだろってコレ!!!Σ( ̄口 ̄;)




壁に浮かぶ頭部半分。
お下げ髪を這わせ、「重力なんぞ関係ないぞぇ」(「ぞぇ」て)と言わんばかりに、鋭くニヒルな笑みを浮かべて見下ろす顔。

いや、もう、これを見つけた瞬間のギョッとした感覚と言ったら。
お下げ髪のシャープなフォルムといい、とにかくこの空間に凄まじ過ぎるアクセントを放っています。

一度気付くとこの存在から逃れられないほど。


大橋博08

大橋博10



やっぱ怖いよコレ!!!Σ( ̄口 ̄;)


もし僕が子どもの頃にこれを観たらケッコウなトラウマになった気がします...(冷や汗)。




も、もとい。


さらにさらに、空間全体の配置から溢れるストーリー。
相当にイマジネーションを刺激する、深いインスタレーションです。
posted by makuuchi at 08:49| Comment(0) | TrackBack(0) | review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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