@galleria grafica bis
東京都中央区銀座6-13-4 銀座S2ビル
10/29(月)〜11/3(土)
11:00〜19:00(最終日:〜17:00)
Takuya Osawa exhibition
@galleria grafica bis
6-13-4,Ginza.Chuo-ku,Tokyo
10/29(Mon)-11/3(Sat)
11:00-19:00(Last day:-17:00)
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繊細にして鮮烈な視点で描かれる、クールな風景。
これまで何度も拝見していて、個展を観たいと思っていた大沢拓也さん。
満を持して、の展覧会。
渋い色彩、重なるシルエット。
古い時代から連綿と伝わって作り上げられた味わい深い色彩や紙の質感など、日本画の素晴らしさの大きな要素と、いかにも現代的な、さりげない光景をレイヤーで重ね、フューチャリスティックな雰囲気を放つ構成。
文句なしのかっこよさです。
大正時代の和紙が張られた襖を支持体として再利用する、というアプローチもある種現代的。
さまざまな時間の感覚を織りまぜながら、独特の奥行きを醸し出す渋い世界が作り上げられています。
そして、何より圧巻なのが、その緻密さ。
ザンと撒かれた色彩の飛沫の輪郭がトレースされ、さらに絶妙の配置で重ねられる異なる縮尺の風景や場面が無機的なリズムを放ち、作品によってはさらに、実に細やかな線が重ねて施され、微妙な陰影がもたらされています。
写真ではその繊細さ、緻密さを捉えられず口惜しいのですが、その精密さに気付かされ、ただでさえ画面に近付いてその精密さを堪能しているところに、さらに至近でさまざまな要素を発見し驚嘆した次第。
色合いも独特です。
これまでは暗い色彩の作品を拝見することが多く、僅かなコントラストの中に浮かび上がる硬質なモチーフのクールさに一気に惹かれていったのですが、今回は小品ということもあってか、穏やかで淡い色彩の作品も出品され、大沢さんのこれまで知り得なかった一面にも触れることが出来たような印象です。
しかし、やはり大沢さんが取り込む「黒」の存在感は圧倒的。
同時に登場する他の色彩とのコントラストも鮮やかで、特に箔などが放つ金属色とにより発せられる重厚な質感からは、どこまでも深い印象が脳裏によぎります。
少し前に開催された芸大の記念館での壮大な作品を拝見していただけに、今回はどうなるんだろうといろいろと勝手ながらシュミレートしていたのですが、やはりその想像は実際に作品を前にしたときにはまったく追い付いていなかった事を実感。。。
今度は4月に作品が観られる機会があるようなので、今から待ち遠しいです!






某美術紙での投稿記事から様々なお客様にご高覧いただきました。本当にありがとうございます!!
次の展示も楽しみにしてます!