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***美術犬(I.N.U.)第二回シンポジウム開催のお知らせ***
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「美術犬(I.N.U.)」第二回企画シンポジウム「絵画」
日時:4/4(土)15:00〜18:00
会場:トーキョーワンダーサイト本郷
主催:美術犬(I.N.U.)
※入場料無料、予約不要
パネリスト:内海聖史(画家)、千葉正也(画家)、藪前知子(東京都現代美術館学芸員)、佐藤純也(美術家、美術犬)
司会:土屋誠一(美術批評家)
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2007年07月14日

review:鈴木真吾 個展「手のひらを太陽に」《7/6、7/7》

鈴木真吾 個展「手のひらを太陽に」
project space KANDADA
東京都千代田区神田錦町3-9 精興社1F
7/6(金)〜7/28(土)日月祝休
12:00〜19:00
鈴木真吾7/6DM.jpg


遊び心と思いつきの妙。


project space KANDADAでの鈴木真吾さんの個展です。
オフィス街に唐突に現れるアートスペース、project space KANDADA。大きな入口部分、高い天井、振り切った空間イメージを思いきり受け止めてくれそうな、広いスペースが魅力的なギャラリーです。


まず、入口をくぐって正面の壁で展開されているインスタレーションが目に飛び込んできます。
黒い折り鶴がずらりと壁に配され、その数は1000。
それらは長方形の黒い紙で折られていて、そのうちのいくつかは本物の千円札が用いられています。
この千円札の折り鶴はKANDADAのサイトにも掲載されているのですが、ハサミを入れずにつくることができることがまず意外でびっくり。
そして、それがずらりと1000羽並べられているのですが、こうやって一望すると、実際に1から数えることを考えると気が遠くなる「1000」という数が案外コンパクトに感じられて不思議な気持ちです。

しかし、至近で眺め、視界が整然と並ぶ折り鶴のみに独占されると、やはり圧巻。
角度によって見せるさまざまな表情も魅力的です。


鈴木真吾02 鈴木真吾04 鈴木真吾03

鈴木真吾01


この展示は、その都度黒の折り鶴が千円札のものに置き換えられていくそう。全部お札になったら別な意味で壮観なはず。


入口すぐの位置に設置された棚の上には、マッチ棒でつくられた球体が。
その要素のひとつを凝視するのが困難なほどに、ぎっしりとその表面が詰まっています。


鈴木真吾08

鈴木真吾09



奥の壁の足元には、小さなチップが壁沿いに連なっています。
暖色系のチップ、アイロンをかけるとその熱で繋がるそうなのですが、こうやって細い1本にするのは結構たいへんなのでは、と想像したり。

鈴木真吾07

で、このチップ、色分けには理由があって、10種類の色ひとつひとつに数字が割り当てられていて、それが円周率を表しているとのこと。

鈴木真吾05

3.14....と始まって延々と続き、最後が山になっているのも妙に面白いです。


鈴木真吾06



奥にある暗室には、ミラーボールが回っています。
表面に張られているのは、実は1円玉だったり。


鈴木真吾12

鈴木真吾11



おもちゃやマッチ棒、1円玉、千円札などといったイージーな素材(千円札をイージーというのは異論があるかも知れませんが・・・)を用いて、遊び感覚で生まれた思いつきをそのまま展示に詰め込んで、それがスケールの大きさに繋がっている痛快な展示です。


鈴木真吾10
posted by makuuchi at 09:22| Comment(0) | TrackBack(0) | review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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