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ex-chamber museum
http://ex-chamber.seesaa.net
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 205a
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tel: 070-5567-1513
mail: exchamber@yahoo.co.jp
インフォメーション

ex-chamber museum
3331 Arts Chiyoda 205a, 6-11-14, Soto-Kanda, Chiyoda-ku, Tokyo, Japan
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mail: exchamber@yahoo.co.jp
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2007年03月03日

review:松山智一展 - 極の間に -《2/24》

松山智一展 - 極の間に -
Takuro Someya Contemporary Art
千葉県柏市若葉町3-3 TSCA KASHIWA
2/24(土)〜3/25(日)月火水休・3/21開廊
12:00〜21:00


TSCAの広大な空間で、浴びるように感じる色彩のmovement。

前回のグループショーでレコメンドされたニューヨーク在住の日本人アーティスト、松山智一さんの個展。
昨年末から今年にかけてミヅマアートギャラリーで開催された山口晃さんの個展に勝るとも劣らない、それはもう文句なくダイナミックな展示が展開されています。

日本人的な「和」の味わいと、ニューヨークで磨き上げられたセンス。このふたつが絡み合い、混ざりあうことで生み出されたハイブリッドな感覚のクリエイションは、とにかく新鮮。
無論、一見の価値あり!

まず、1階のロビー的なスペースには、写真のコラージュ作品。
人物の写真が部分的に、しかも妙に目立つように別の模様が施され、それが照明スタンドに嵌められてずらりと並んで設置。かなりシュールな雰囲気が広がっていて、この時点でかなりの遊び心が感じられます。

松山智一01 松山智一02

そして、メインの展示スペースへ。
最初のコーナーから圧巻の展開。
向かい合う広い壁にそれぞれ大作が展示されています。

階段を昇った正面に、今回の展示の中でもっとも広い画面の作品が。
おおよそ3つの動物らしきキャラクターが画面の中にどんとダイナミックに配置され、距離をおいて俯瞰し、その全体から迫る横の動線に圧倒されてしまいます。実はもっと大きな展開があるんじゃないか、画面に収まらない部分にももっといろんな動物が登場しているんじゃないかと、まるで巨大な絵巻の一部分を眺めているかのような広大なイメージも煽られます。

松山智一04 松山智一05 松山智一06

松山智一03


その向かいは、5点組の連作。
それぞれの縦長の画面に独特の色彩を伴ってキャラクターが大きく描き出されています。
実は渋い色彩を多く用い、その色面が積み上げられてそこに現われるポップな表情と出で立ちの人物や動物の姿。
それがずらり並んだ光景は、向かいの大作と同様にかなりの迫力です。

松山智一07 松山智一08

松山智一09


続くスペースがまた面白い!
3つの縦長の立方体が配置され、そこにそれぞれ人物の姿が。
激しく動くその姿の瞬間を画面に収めたような感触。そしてその人物以上に、まるでまさにその瞬間に画面に飛び散ったかのようなフレッシュな色彩の飛沫が広がる混沌とした背景に、刹那的とも言えるようなスピード感を感じます。それらによって押し出されるテンションの高さ、ホットな雰囲気がすごい!
画面は動かないはずなのに、生々しいほどにものすごく動的なイメージが伝わってきます。
眺める角度によって3人すべての姿が見えたり隠れたりと、そのインスタレーションを堪能するのもまた一興です。

松山智一10

松山智一11

そして、いちばん遠い壁は鮮やかグリーンのチェックに彩られ、その壁と呼応する背景の作品が額装されて展示されています。これまでの迫力とはひと味違ったなんともファッショナブルな展開が、この展示における最高のアクセントとなっています。

松山智一12


そして最後のスペースには、1点完結の作品が並びます。

鮮やかな色彩がケレン味なく広がる、あるいは生々しささえ感じるほどに飛び散った絵の具が蠢く背景。そこに描き出されるキャッチーなキャラクター。背景とモチーフとの大胆で絶妙なギャップが醸し出すユニークさもさることながら、そこに描き出される場面がアグレッシブな雰囲気を発散していて面白い!

松山智一17 松山智一16

松山智一13


たっぷりの空間が充分に活かされたインスタレーション。
そして、1点1点の作品が遠慮会釈なしにどんどん観る側の心に入り込み、煽り、盛り上げてくれるアッパーな雰囲気。
エンターテイメントが溢れていて、今ぜひチェックしてほしい展示です!
posted by makuuchi at 07:46| Comment(2) | TrackBack(0) | review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。横永と申します。
幕内さんの文章はいつも楽しく拝読させていただいております。
松山さんの作品はグループショウでも見ましたが、
幕内さんのレビューを拝読しますと、
導入からその後の展開まで見事にまとめられているようですね!
僕も会期中にはぜひ見に行きたいと思います。
楽しみになってきました!
Posted by 横永匡史 at 2007年03月04日 07:36
>横永さん
はじめまして、コメントありがとうございます。
ホントに見応えのある展示になっていて、僕も会期中になんとか時間を作ってもう一度行きたいと思っています。
ぜひ楽しんできてください!
Posted by makuuchi at 2007年03月04日 08:07
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