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***美術犬(I.N.U.)第二回シンポジウム開催のお知らせ***
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「美術犬(I.N.U.)」第二回企画シンポジウム「絵画」
日時:4/4(土)15:00〜18:00
会場:トーキョーワンダーサイト本郷
主催:美術犬(I.N.U.)
※入場料無料、予約不要
パネリスト:内海聖史(画家)、千葉正也(画家)、藪前知子(東京都現代美術館学芸員)、佐藤純也(美術家、美術犬)
司会:土屋誠一(美術批評家)
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2006年06月13日

review:塩保朋子展 ―ブレッシング ウォール―《6/10》

塩保朋子展 ―ブレッシング ウォール―
INAX GALLERY 2
東京都中央区京橋3-6-18 INAX銀座ショールーム9F
6/1(木)〜6/29(木)日休
10:00〜18:00
塩保朋子DM.jpg

もしかしたらもっとも無機的でクールな空間かも知れないINAX GALLERY 2。ここにたった1点のみ、しかしその鮮烈な存在感に圧倒され、深い静謐感に酔える至高のインスタレーションです。

空間の中央を斜めに分けるように、広大な紙のシートが吊るされています。これが1枚のロールを使って制作された作品。実際に目にした瞬間、その尋常でない仕事の痕跡に驚きます。空を流れる風、岩床に打ち付ける波...そういった刹那的な風景を思い浮かばせるような模様が吊るされている紙に、見るものに好きを与えない緊張感を伴って切り抜かれています。とにかくすごいです。

ものの質感、存在感だけでも充分な見応えなのですが、さらに深い世界へといざなってくれるのが、そのシルエット。
手前の照明が万遍なくこのシートに当てられ、反対側の壁にたいへん美しい影が浮かび上がっているんです。その影のなかを歩くと、自分の影が作品と同化し、なんともいえない不思議な、沈み込むような感動に包まれます。

こちらのギャラリーは窓が一切なく、照明の明かりによって空間が作り上げられていますが、塩保さんのファイルを拝見すると自然光がたっぷりと入ってくる空間で展示されたこともあるようで、そういった展示も観てみたいです。

精度が生む感動。
これだけシンプルな展示でも、むしろシンプルだからこそ映える素晴らしさ。
ぜひとも、この空間で体験してほしいインスタレーションです。
塩保朋子1
posted by makuuchi at 09:09| Comment(0) | TrackBack(0) | review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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