《news》

《upcoming exhibiton》

《current exhibiton》
静物2020/paper works
参加アーティスト:足立真輝、後藤勇治、坂本睦美、佐藤明日香、勢藤明紗子、
能條雅由、村尾里奈、村松英俊
@ex-chamber museum
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 205a
070-5567-1513
9/12(土)〜9/27(日)月火水・9/17休(祝日開廊)
木金:14:00〜18:00、土日祝:12:00〜18:00
プレスリリース

Still Life 2020/paper works
artists: Masaki Adachi, Yuji Goto, Mutsumi Sakamoto, Asuka Satow, Asako Setoh, Masayoshi Nojo, Rina Murao, Hidetoshi Muramatsu
@ex-chamber museum
3331 Arts Chiyoda 205a, 6-11-14, Soto-Kanda, Chiyoda-ku, Tokyo, Japan
81-70-5567-1513
Sep.12(Sat)〜Sep.27(Sun) closed on Mondays to Wednesdays (Holidays are open, Sep.17 is closed)
Thusdays and Fridays:14:00〜18:00, Saturdays, Sundays and Holidays:12:00〜18:00


《past exhibiton》

ex-chamber museum
http://ex-chamber.seesaa.net
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 205a
google map
tel: 070-5567-1513
mail: exchamber@yahoo.co.jp
インフォメーション

ex-chamber museum
3331 Arts Chiyoda 205a, 6-11-14, Soto-Kanda, Chiyoda-ku, Tokyo, Japan
google map
mail: exchamber@yahoo.co.jp
information

artists
伊藤航 Wataru Ito
小野川直樹 Naoki Onogawa
小坂学 Manabu Kosaka
後藤勇治 Yuji Goto
坂本睦美 Mutsumi Sakamoto
佐藤明日香 Asuka Satow
勢藤明紗子 Asako Setoh
田島大介 Daisuke Tajima
鶴友那 Yuna Tsuru
照井譲 Yuzuru Terui
平山紗代  Sayo Hirayama
山口英紀 Hidenori Yamaguchi

new articles

2011年03月10日

〜3/7のアート巡り

〜3/7のアート巡り mirror

■2/26 Sat
笠井麻衣子「Place no one knows」
YUKA CONTEMPORARY
東京都文京区関口1-30-9
03-5272-2476
2/26(土)〜3/26(土)日火休
11:00〜19:00
笠井麻衣子110226.jpg

昨年の個展も印象に残る笠井さん、今回はそれ以降に制作された作品で展示が構成され、短い期間で変化が感じられるのが興味深いです。
澄んで弾けるような白を下地に、その上に衝動的、刹那的な筆致で描き上げられるさまざまな場面。そこに登場する女の子の表情が今まで以上に具象的に描かれているような感じが描かれる世界への入り口となっているような感じで、すうっと鮮やかな気配へと意識が入り込んでいきます。
独特の色使いは健在、さらに活き活きと、そして作品によっては沈むような静かな気配が横たわっていたりと、バラエティに富んでいる様子にも感じ入ります。



下田真由美 Biginning=Afterimage
Ohshima Fine Art
東京都新宿区西五軒町3-7 ミナト第三ビル3F
03-3235-2271
2/19(土)〜3/12(土)日月火祝休
13:00〜19:00
下田真由美110219.jpg

白い背景に乗る軽やかな色彩のラインがなんともかわいくて楽しい雰囲気を奏でています。
さまざまなモチーフが丁寧に丸みを帯びた太めの線で描かれていて、そこにもたらされる遊び心にも魅せられます。


下田真由美_19.JPG 下田真由美_18.JPG

下田真由美_17.JPG



楽器がさまざまなかたちで織り込まれている作品、これがまた痛快!
ひとつひとつのラインとフォルムがユーモラスな雰囲気を現し、また楽器であることがそのまま賑やかなイメージを膨らませます。


下田真由美_16.JPG 下田真由美_15.JPG 下田真由美_14.JPG

下田真由美_13.JPG



風景を描いた大きな作品も。
比較的平面的なアプローチでありながら、シンプルに生み出される奥行き感はとにかく軽やかでコミカルな感触をそこに導き出しています。


下田真由美_12.JPG 下田真由美_11.JPG 下田真由美_10.JPG

下田真由美_09.JPG



奥の一角には12星座をモチーフとした作品も。
小さな画面で展開されるバリエーションも楽しいです。


下田真由美_08.JPG

下田真由美_07.JPG 下田真由美_06.JPG 下田真由美_05.JPG

下田真由美_04.JPG 下田真由美_03.JPG 下田真由美_02.JPG

下田真由美_01.JPG



第5回展覧会企画公募「Girlfriends Forever!」
トーキョーワンダーサイト本郷
東京都文京区本郷2-4-16
03-5689-5331
2/26(土)〜3/27(日)月休(祝日の場合開館、翌火曜休)
11:00〜19:00
Girlfriends_Forever!110226.jpg

なんだかもう痛快!
松井えり菜さんや今津景さん、長井朋子さんといった折に触れて拝見しているアーティストのクリエイションが個展などで拝見するときとはまたひと味違う雰囲気のなかに収められていて、その活き活きとした感触が新鮮です。大御所、辰野登恵子さんの作品もその世代の差を感じさせないのが面白くて、さらに映像などさまざまなメディアも配されて、なんともガーリーな世界観が作り上げられているのが楽しいです。



高山陽介「彼女のウィンク。それをみた私。」
GALLERY HASHIMOTO
2/22(火)〜3/11(土)日月祝休
東京都中央区東日本橋3-5-5 矢部ビル1F
03-5641-6440
12:00〜19:00
高山陽介110222.jpg

前回の個展で拝見した丸みを帯びてまろやかな造形、その印象が強かったこともあり、今回の個展で発表されている作品群のアバンギャルドさに思わず後ずさりしそうに。おそらくはチェーンソーでざっくりと彫られる木の塊、凄まじく粗い表装は分厚く塗装された上にニスのようなもので仕上げられ、グロテスクで暴力的なほどに荒々しい表面の質感が抑え込まれて何とも不思議なテイストを紡ぎ出しています。そしてそれぞれのかたちはだんだんと人のシルエットに見えてきて。。。



朝海陽子展 Conversations
無人島プロダクション
東京都江東区三好2-12-6-1F
03-6458-8225
1/15(土)〜2/26(土)月祝休
12:00〜20:00(土日:11:00〜19:00)
朝海陽子110115.jpg

・・・よく分からないのです。
いや、分からないのは、ずらりと並ぶ研究室の一場面らしき写真を目にしてそれ自体は純粋に「面白いなぁ、いいなぁ」と思えて、でもその理由が分からない、という。。。
なんでそんなところにカメラが持ち込まれて撮影されているのか、そもそもその場面に登場している人々が何となく嘘っぽく思えてきたり、いろんなイメージがそこから浮かんできて、そして広がっていきます。



篠塚聖哉「ペネトレイト」
ANDO GALLERY
東京都江東区平野3-3-6
03-5620-2165
2/1(火)〜4/23(土)日月祝休
11:00〜19:00
篠塚聖哉110201.jpg

この空間で開催された過去2回の個展はキャンバスの大作が中心の構成でしたが、今回はオンペーパーの作品のみ。久々の展開は新鮮さと懐かしさとを届けてくれます。そしてそのなかに描かれる情景にもぼんやりと変化が感じられるのも興味深いです。
俯瞰して拝見したときの篠塚さんの作品のスケール感の壮大さはキャンバスの大作と比較すると圧倒的にコンパクトなサイズの画面であっても失われることなく、一方で多くの画面が並べられることで生み出されるバリエーションの豊かさにも感じ入ります。さらに、至近で眺めていったときに気付く微細なテクスチャーの面白さにも引き込まれます。



大槻素子『a blank』
アルマスGALLERY
東京都江東区深川2-2-3
03-6412-8210
2/26(土)〜3/12(土)月休
12:00〜19:00
大槻素子110226.jpg

これまでのイチゴが乗るショートケーキを独特のクリーミーなタッチで描く展開から、今回はさまざまな料理、食材をモチーフとした作品で構成され、大槻さんらしい表現がひと味違う面白さを伴って清々しく迫ってきます。
ひたすらに明るく軽やかな色彩、そこにほんのりと濃さ、沈むような暗さが忍ばされていて、その明暗のイメージのバランスが絶妙です。また、これまで多く登場しなかった色彩もそこかしこに現れていて、広がる世界観も嬉しく思えます。



■3/3 Thu
蝸牛あや「海のむこう 空のなか」
MEGUMI OGITA GALLERY Showcase
東京都中央区銀座5-4-14-4F
03-3571-9700
3/3(木)〜3/26(土)日月祝休
12:00〜19:00
蝸牛あや110303.jpg

なかなかにユニークな刺繍の作品。
シンプルながらもバラエティに富んだステッチを駆使して具象的に表現されるクラゲなどのモチーフ、一転して空や海の表情を淡々と、点描のようなアプローチで表現したりなど、刺繍ならではのテクスチャーと絵画的な展開とが楽しくて新鮮です。



時松はるな「ライツ、カメラ、アクション!」
ギャルリー東京ユマニテ
東京都中央区京橋2-8-18 昭和ビルB1F
03-3562-1305
2/28(月)〜3/12(土)日休
10:30〜18:30
時松はるな110228.jpg

お馴染みののんびりとした表情のキャラクターが繰り広げるシュールでコミカルで奇想天外な世界、鉛筆による描写を中心に彩色なども繰り出しながらバラエティに富んだ場面が賑々しく描き上げられていて痛快です。
そして今回はそこにもたらされる「仕掛け」が今まで以上に手が込んでいるように思えるのも面白いです。気付いたときの「ツボった」感じがとにかく堪らない!



■3/4 Fri
ワンダーシード2011
トーキョーワンダーサイト渋谷
東京都渋谷区神南1-19-8
03-3463-0603
3/5(土)〜3/21(月)月休(祝日の場合開館、翌火曜休)
11:00〜19:00

石原都知事来場でなんだか凄い雰囲気、ワンダーシードのレセプションはいつも人が多くてごった返しますが今回はそこにカメラの放列が加わってとにかく異様なほどの込み具合。。。
さすがに100を超えるクリエイションをじっくり観ることは叶わず、あらためて時間を取って足を運びたいと思う次第です。観ているとどうしても既知のクリエイションに意識が引きずられる傾向があるので、しっかりひとつずつ丁寧に拝見したいと思います。



第5回shiseido art egg 川辺ナホ展
資生堂ギャラリー
東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビルB1F
03-3572-3901
3/4(金)〜3/27(日)月休
11:00〜19:00(日祝:〜18:00)
shiseido110107.jpg

大阪での個展を拝見した上での、この大きな空間での川辺さんの個展。加えてひとつ前の今村遼佑さんのインスタレーションを踏まえてどんな展開を見せてくれるか興味津々だったのですが、照明が落とされて暗い空間にさまざまなアプローチと仕掛けが施された映像インスタレーションが上映されていて、静かな痛快さが心に広がります。奥の一角に築かれている儚げなインスタレーションも印象的、切り口のユニークさが際立っているように思えます。時間をかけてじっくりと空間と対峙したいと思わせてくれます。



朝日聡子展 湖水の窓
森岡書店
東京都中央区日本橋茅場町2-17-13 第2井上ビル305号
03-3249-3456
2/28(月)〜3/5(土)13:00〜20:00(最終日:〜19:00)
朝日聡子110228.jpg

久しぶりに拝見する朝日さんのペインティング。これまでのイメージと比べると、描かれる情景によりおおらかな空間性がもたらされているような印象で、ひとつひとつのモチーフにゆったりと空間が与えられ、のどかな広がりとともに背景の硬質な色調がクールな雰囲気をそこから漂わせています。
並べて展示されていた3点の大作、充分なサイズも相まって背景の広がりがいっそうおおらかに届けられ、イメージも今までになくダイナミックに膨らんでいきます。


朝日聡子_19.JPG

朝日聡子_18.JPG 朝日聡子_17.JPG 朝日聡子_16.JPG

朝日聡子_15.JPG

朝日聡子_14.JPG 朝日聡子_13.JPG 朝日聡子_12.JPG 朝日聡子_11.JPG

朝日聡子_10.JPG



コンパクトな作品でのさらにシンプルな構図も印象的です。
モチーフの描写の具象性の高さと、用いる色彩と背景との関係性とで、現実とどこか幻想的な気配との間の絶妙な空間をそこに現しているように思えます。


朝日聡子_09.JPG 朝日聡子_08.JPG

朝日聡子_07.JPG

朝日聡子_06.JPG 朝日聡子_05.JPG 朝日聡子_04.JPG 朝日聡子_03.JPG

朝日聡子_02.JPG



日本画的なオーソドックスな渋みと空間性、そこにフューチャリスティックな配色がなされることで作り上げられるシャープな世界。進化する巧みさがこれからどのように発展していくかにも興味がわいてきます。


朝日聡子_01.JPG



笛田亜希 Animaless Zoo Project #021 INOKASHIRA
LOWER AKIHABARA.
東京都千代田区東神田1-11-7 東神田MKビル1F
03-5829-8735
3/4(金)〜3/19(土)日休
11:00〜19:00
笛田亜希110304.jpg

今回はシンプルにオイルオンキャンバスの作品のみでメインスペースを構成、過度になりすぎない程よい写実性で描かれる井の頭動物園のさまざまな風景は、重厚なシルバーなどを多用する独特の色使いとざらりとしたタッチによって深い気配がそこから醸し出されています。



冨井大裕個展『色と形 を並べる』
ラディウム-レントゲンヴェルケ
東京都中央区日本橋馬喰町2-5-17
03-3662-2666
3/4(金)〜3/26(土)日月祝休
11:00〜19:00
冨井大裕110304.jpg

面白いです。
僕が今まで拝見した冨井さんの展示を思い返して比べてみると、今回は今まで以上に大胆に、色彩がふんだんに取り込まれているような印象で、ひときわ明るく軽やかな雰囲気が生み出されているように思えます。しかしそこはそれ、用いられる素材の質感が直接的に作品のテイストに持ち込まれて、アプローチのユニークさはしっかりと提示されていて痛快です。



SLASH-3 Naively Manners:大田黒衣美/谷口真人
island MEDIUM
東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 205
03-5812-4945
3/4(金)〜3/20(日)月火休
12:00〜19:00
大田黒衣美谷口真人110304.jpg

前回に引き続き、2人のアーティストをフィーチャー。それぞれ自身の名刺代わりといった感じの作品とともにドローイングを展示し、互いのクリエイションが絶妙なバランスで響き合っていて、ひとつの展示としての感触が心地よく感じられます。
大田黒さんのガムの作品、初めて拝見したときに感じた「わ、やられた!」という痛快さを今回はひとつの壁面でしっかりと対峙できる嬉しさ、谷口さんはお馴染みの鏡面を用いた作品ながらやや大きめのサイズであることが新鮮だったりと、それぞれに引き込まれる世界観が生み出され、そして互いにドローイングを発表していることが、近似の支持体にイメージが乗せられることでその差異と共通点とが見えてくるように感じられるのも興味深いです。



■3/5 Sat
松本春崇個展「縄文式ダブルバインドハウス」
AISHO MIURA ARTS
東京都新宿区住吉町10-10
03-6807-9987
3/5(土)〜3/26(土)日月祝休
12:00〜19:00
松本春崇110305.jpg

縛る、縛る、とにかく縛る、とにかくさまざまなモノが紐で縛られていて、あまりの直接的な行為の提示に否応なく引き込まれます。写真作品には縛られた家が撮影されていたり。
で、立ち会うことは叶わなかったのですが、オープニングレセプションの一環として、この一軒家のギャラリーも縛っているらしく、実際にこのサイズが縛られているとどんな感じに見えるかもちょっと楽しみだったりします。



齋藤瑠璃子 個展「森の共犯者 郷の抽象化」
ゼロダテ アートセンター 東京
東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 206a
03-5812-4360
3/5(土)〜3/28(月)火休
12:00〜20:00
齋藤瑠璃子110305.jpg

大きな作品のもやもやと気配が立ちのぼるようなタッチで描かれるファットな風景、一方でたくさんの小品では敢えて写実的な描写を抑えてそこに登場する絶滅種が儚いその存在に不思議な距離感を生み出しています。
膨らむような色彩の深みであったり、提示される純朴なメッセージ性など、その表現のユニークさからもさまざまな想像が浮かんできます。



田中偉一郎個展「平和趣味」
Yuka Sasahara Gallery
東京都千代田区神田岩本町4
03-6206-9590
3/5(土)〜4/9(土)日月休(火:予約制)
12:00〜19:00
田中偉一郎110305.jpg

「ラジオ体操アドリブ」。笑。最高。



小島章義 Little island
GALLERY TERRA TOKYO
東京都千代田区岩本町2-6-12 曙ビル1F
03-5829-6206
3/5(土)〜3/26(土)日月祝休
11:00〜19:00
小島章義110305.jpg

不思議なテンション感が横たわっています。空間中央に配される巨大な作品の異様な存在感に気圧されつつ、ひとつひとつの作品ごとの独立した感じ、互いに関連づけられないような展開に興味を覚えつつ、むしろ曖昧さを深めていくようなタッチがそれぞれの画面に展開されていてその緩さが逆に緊張感となって現れているように感じられます。アプローチのユニークさがその不思議さを加速させています。



川島小鳥展「BABY BABY」
GALLERY MoMo Ryogoku
東京都墨田区亀沢1-7-15
03-3621-6813
3/5(土)〜4/2(土)日月火休
11:00〜19:00
川島小鳥110305.jpg

あどけなさの残る女の子のかわいい表情や仕草、そこにいくつかの画面からはほんのりと大人の気配が潜んでいるような...。ほのぼのとした心地よさとそこに漂ってくる一抹の淋しげな雰囲気、さまざまな気配が入り交じっていて、それがいつもと違った空気感で溢れるこのギャラリースペースにひときわ新鮮な感覚ももたらします。



斉藤あずさ ―まゆだま―
Gallery Suchi
東京都中央区日本橋茅場町2-17-13 第2井上ビル2F
03-6661-6393
3/4(金)〜3/26(土)日月祝休
11:00〜19:00
斉藤あずさ110304.jpg

TWS本郷での個展も拝見して印象に残っている斉藤さん、そのときに続いて何かの暗喩を思わせる羊を描いた作品が並び、淡々とした気配が空間に満ちています。
パネルや枝を切っただけの板に直に描かれた作品が多いなかで、有機的なフォルムを残す板の作品が醸し出す雰囲気により強く惹かれます。浮かぶ木目などもその気配をいっそう深め、輪郭のないぼんやりとした、だからこそ濃く深い物語がそこから届けられているような気がします。



佐脇健一展 Landscape 青空の記憶 Memory of Blue Sky
BASE GALLERY
東京都中央区日本橋茅場町1-1-6 小浦第一ビル1F
03-5623-6655
3/4(金)〜4/9(土)日祝休
11:00〜19:00
佐脇健一110304.jpg

暗く設定された照明のなかに配される重厚な作品群。錆びた戦闘機の孤高の存在感に圧倒され、また小さな箱のなかに築かれる風景の寂しげな雰囲気にも惹かれます。がっしりと硬質な、そして殺伐とした世界がさまざまなあ縮尺で提示され、低く漂う深遠な気配に意識も沈んでいき、いくつもの時間を過ぎていったことで紡がれたことで深さを増した渋い静寂に引き込まれていきます。



柏原由佳展 ―真ん中へ
TKG Contemporary
a href="http://map.yahoo.co.jp/pl?p=東京都江東区清澄1-3-2&lat=35.68132710&lon=139.79362146&ei=utf-8&v=2&sc=3&datum=wgs&gov=13108.12.1.3.2" target="_blank">東京都江東区清澄1-3-2-7F
03-3642-4090
3/5(土)〜4/9(土)日月祝休
12:00〜19:00
柏原由佳110305.jpg

感慨深いです。
武蔵野美術大学で拝見した卒業制作がその年チェックした作品のなかでもっとも印象に残っている柏原さん。その直後にドイツに渡られたので、相当に久々に個展を拝見することができるということだけでホントに嬉しく思っていたんですが、実際に作品を目にし、ドイツに行かれる前に開催された個展で拝見した小品の世界がさらに広がり、そして深まっていったような感じなのが興味深いです。
ダイナミックな奥行き感、立体感を思い起こさせる風景。その壮大さに紛れるように正面から捕らえた情景が織り込まれていたりと、深い緊張感に溢れる重厚で刹那的な世界が描き上げられていて、眺めているといろんな発見がもたらされます。



杉戸洋−青木淳展 needle and thread
TOMIO KOYAMA GALLERY
東京都江東区清澄1-3-2-7F
03-3642-4090
3/5(土)〜4/9(土)日月祝休
12:00〜19:00
杉戸洋110305.jpg

圧倒的な空間、メインスペースに配される巨大な黄色のふたつのバルーンが空間全体をその黄色で染め上げている様子に驚かされた次第。そしてその間をすり抜けたりして目にする杉戸さんのペインティングがその空間に和やかなアクセントとして機能しています。杉戸さんと青木さんの関係性を思うとさまざまなイメージも湧いてきます。



■3/7 Mon
武居功一郎 個展『PICTURE ELEMENT』
waitingroom
東京都渋谷区恵比寿西2-8-11 渋谷百貨ビル3F
03-3476-1010
2/26(土)〜4/3(日)金土月のみ(4/3開廊)13:00〜19:00(月:17:00〜23:00)
武居功一郎110226.jpg

風景を一度分解し、再構築したようなCG作品群。大判にプリントされたものから、もとの景色からの乖離が進んだ展開など、用いられる色彩なども含めてよりバラエティに富んだテンション感が生み出されているのが興味深いです。また、ひとつの画面にひとつのグラデーションを提示する新たなシリーズも発表されていて、さまざまな発見が提供されるのも面白く感じられます。
posted by makuuchi at 07:40| Comment(0) | TrackBack(0) | mini review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック