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2010年10月30日

review:エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA003」October Side《10/28、10/29》

review:エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA003」October Side《10/28、10/29》mirror

エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA003」October Side
スパイラルガーデン
東京都港区南青山5-6-23
03-3498-1171
10/28(木)〜10/30(土)
11:00〜20:00
ULTRA003 101028.jpg

Emerging Director's Art Fair "ULTRA003" October Side
Spiral Garden
東京都港区南青山5-6-23,Minami-Aoyama,Minato-ku,Tokyo
03-3498-1171
10/28(Thu)-10/30(Sat)
11:00-20:00
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一昨年、昨年に続いて、エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA003」October Sideに出展しています。
今年は8名のアーティストをフィーチャー、全て異なるメディアのクリエイションを揃え、バラエティに富んだ構成を展開しています。


川上幸子。にドローイングが施された15枚の透明アクリルパネルを重ねた作品。立体的なヴィジュアルが展開されています。


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川上幸子_09.JPG



こちらは円形のプレートを重ねた作品。


川上幸子_08.JPG 川上幸子_07.JPG

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白のプレートに過剰に緻密なトライアングルがびっしりと描き込まれた作品。


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川上幸子_01.JPG



佐藤明日香のポストカードサイズのドローイング。
細かいモチーフが描き込まれ、同じパターンがびっしりと並ぶものやさまざまなモチーフが凝縮されたものなど、さまざまな作品が出品されています。


佐藤明日香_02.JPG



壁面には長いハシゴを模したドローイング。キュートな遊びが繰り広げられています。


佐藤明日香_01.JPG



伊藤航のペーパークラフト。
ケント紙とスチレンボードを用い、図面を引かずに3次元の世界を構築していきます。
魚眼レンズで覗いた都市風景を3次元に起こしたらどうなるか、という情景を創造した作品。


伊藤航_16.JPG 伊藤航_15.JPG 伊藤航_14.JPG 伊藤航_13.JPG

伊藤航_12.JPG



こちらは家を壁に飾ったらどうなるかを展開、しかも屋根に何故かチャックがついていて、開けられています。
めくれた屋根はこの形で極まっているので作品自体は動かせないものの、チャック自体は構造的に閉めることも可能。加えて家の窓やドア、襖は全て可動です。


伊藤航_11.JPG 伊藤航_10.JPG 伊藤航_09.JPG

伊藤航_08.JPG 伊藤航_07.JPG 伊藤航_06.JPG

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屋根を外した状態。


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コンセントを実物大で再現した作品。


伊藤航_03.JPG



この中を差し込み口から覗くと...。


伊藤航_02.JPG

伊藤航_01.JPG



昨年に続いてフィーチャーの林原章矩。昨年は抽象の展開でしたが、今回は女性の肖像とスカル的なモチーフとを組み合わせ、ダークな世界観を滲ませる危うい色香が醸し出されている作品です。


林原章矩_04.JPG

林原章矩_03.JPG 林原章矩_02.JPG

林原章矩_01.JPG



坂根輝美の紙本着彩作品。アクリル絵の具を用いていますが、日本画で得た技巧や独特の質感により、繊細さに満ち、静かな緊張感が横たわる妖しい世界が繰り広げられています。


坂根輝美_10.JPG 坂根輝美_09.JPG 坂根輝美_08.JPG 坂根輝美_07.JPG

坂根輝美_06.JPG



画面に乗る色彩の広がりの美しさや線のしなやかさと可憐さが目を引きます。
グロテスクなモチーフのなかに潜む優しさ、穏やかさが独特の世界観となって淡々と迫ってきます。


坂根輝美_05.JPG 坂根輝美_04.JPG 坂根輝美_03.JPG 坂根輝美_02.JPG

坂根輝美_01.JPG



一昨年のULTRA以来2年振りにフィーチャーの山口英紀。異なるテーマの3作品を発表しています。
6枚の切手のなかに描かれる蝶と曼珠沙華。千切れた切手や静かに咲き佇む花、ふわりと羽ばたく蝶、それぞれが儚げで幽玄な気配を奏でます。


山口英紀_12.JPG



現代的な廃墟を描いた作品。
実際に身近にありそうな場面を取り上げて圧巻の写実描写で再現、加えてショベルカーの文字などが消去され、またぼやけた表現などによってもその場所の匿名性が強められ、壊されゆく家や作業の現場の雑然とした状況が表出され、それを墨と和紙、という淡々とした風合いをもつ素材で表現されることで、儚さと重さとを合わせ持つ静かな迫力が画面から漂います。


山口英紀_11.JPG 山口英紀_10.JPG 山口英紀_09.JPG 山口英紀_08.JPG

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山口本来の仕事である、書、水墨、篆刻をひとつの画面に収めて展開する三位一体の作品。水墨作品以降にお知りになられた方にこの本格の世界観をご覧いただきたく。
3ミリ方眼に絡めとられたセミの抜け殻と成虫。その間に異なる書体で漢文が添えられ、セミの一生に人の人生を重ね合わせ、「儚さ」をそこに現しています。


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山口英紀_01.JPG



須賀悠介の木彫作品。
球体のアタックを受けたコンクリートの破壊されたサーフェスを一枚の板を彫ることで表現、生々しい質感がアバンギャルドな格好よさを醸し出します。加えてそこにさり気なくメッセージが施されるなどの遊びが、そこに収められる世界にユーモラスな彩りを加えています。


須賀悠介_15.JPG 須賀悠介_14.JPG 須賀悠介_13.JPG 須賀悠介_12.JPG

須賀悠介_11.JPG



ざっくりと無軌道に広がるヒビの危うい感触に加え、こちらの作品ではそこから生えるように現れる鉄骨のリアルな質感が、その気配の臨場感をいっそう強めます。


須賀悠介_10.JPG 須賀悠介_09.JPG 須賀悠介_08.JPG 須賀悠介_07.JPG

須賀悠介_06.JPG



今回は立体による展開にも挑戦。
アタックを受けたクレーターがいくつも合わさった強烈な造形、こちらもひとつの木のブロックから彫り出しています。


須賀悠介_05.JPG 須賀悠介_04.JPG 須賀悠介_03.JPG 須賀悠介_02.JPG

須賀悠介_01.JPG



林原と同様、昨年に続いてフィーチャーの小野哲也。
今回も二足直立の立像、昨年は肩部が異様に膨張したものでしたが、今回は頭部から生えるような感じで凄まじい構造が展開されています。


小野哲也_12.JPG

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プラスチックのパーツを型からすべて自作して組み上げた立体作品。
細部のディテールも徹底し、また人体の腕の質感がひときわ艶かしく感じられます。


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小野哲也_09.JPG 小野哲也_08.JPG

小野哲也_07.JPG 小野哲也_06.JPG

小野哲也_05.JPG 小野哲也_04.JPG

小野哲也_03.JPG 小野哲也_02.JPG

小野哲也_01.JPG



本日、10/30までの開催です。


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posted by makuuchi at 09:48| Comment(1) | TrackBack(0) | review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
小野哲也さんの作品はヤクトミラージュそっくりですね。
http://www1.enekoshop.jp/shop/storystore/home/1352/item_img/369493_detailImage3.gif
Posted by momo at 2010年11月01日 05:10
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