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ex-chamber museum
http://ex-chamber.seesaa.net
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 205a
MORITAKAとシェア)(google map
tel: 070-5567-1513
mail: exchamber@yahoo.co.jp
インフォメーション

ex-chamber museum
3331 Arts Chiyoda 205a, 6-11-14, Soto-Kanda, Chiyoda-ku, Tokyo, Japan
(sharing the space with MORITAKA)(google map
mail: exchamber@yahoo.co.jp
information

artists
伊藤航 Wataru Ito
小野川直樹 Naoki Onogawa
佐藤明日香 Asuka Satow
勢藤明紗子 Asako Setoh
田島大介 Daisuke Tajima
鶴友那 Yuna Tsuru
照井譲 Yuzuru Terui
平山紗代  Sayo Hirayama
山口英紀 Hidenori Yamaguchi

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2010年09月21日

review:Super Acrylic Skin -Sweet Addiction 松浦浩之 個展《9/1、9/4》

review:Super Acrylic Skin -Sweet Addiction 松浦浩之 個展《9/1、9/4》mirror

Super Acrylic Skin -Sweet Addiction 松浦浩之 個展
東京画廊+BTAP
東京都中央区銀座8-10-5-7F
03-3571-1808
9/1(水)〜9/25(土)日月祝休
11:00〜19:00(土:〜17:00)
松浦浩之100901.jpg

"Super Acrylic Skin -Sweet Addiction" Hiroyuki Matsuura
Tokyo Gallery+BTAP
8-10-5-7F,Ginza,Chuo-ku,Tokyo
03-3571-1808
9/1(Wed)-9/25(Sat) closed on Sunday,Monday and national holiday
11:00-19:00(Sat:-17:00)
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東京画廊+BTAPでの松浦浩之 さんの個展です。

国内での個展は久々とのことで、僕自身、前回の個展を拝見していないこともあり、松浦さんの作品自体はアートフェアなどで目にはしているものの、やはりひとりのアーティストがひとつの空間を作った時の臨場感を体感してみたい、という想いはあり、今回の個展は開催を知った時点で始まるのがホントに楽しみで。
キャラクタリスティックなモチーフを描くアーティストは数多くいて、それぞれの個性や世界観はもちろんさまざまなイメージを届けてくれてそういったクリエイションを観ることは好きなのですが、世代的にもそのパイオニアのひとりと言ってもいい松浦さんのクリエイションは、実際に纏めて拝見してその説得力にある種の凄みをあらためて実感した次第。

1点1点の仕上がりの美しさが、それぞれの作品が奏でる澄んだファンタジックな世界へと観る側の意識をスムーズに誘ってくれて、そして未来的な清々しい痛快さをももたらしてくれるように思えます。


松浦浩之_28.JPG



登場するやんちゃな表情を浮かべるキッズたち。
画面に乗る色彩と色面はすべてがシャープで、それがクリアな像となって迫ってきます。描かれる画像にはケレン味のないポップセンスが遺憾なく発揮され、そこから放たれるキレのある空気感に高揚させられます。


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そしてこれほどまでにシャープな画像を、キャンバスの作品として観られることの嬉しさといったら...。
画面に乗る色彩には一切の筆痕が、すなわち身体的な感触を感じさせるところがまったくと言っていいほどなく、エアブラシによるグラデーションにすら無機的な質感が創出されていることにも感嘆させられます。


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実際に、もととなる絵が描かれ、それ自体が出来上がるとあとはそれを「作品」へと仕上げるまでの行為はほぼ「作業」に徹するとのこと。
制作の過程に思いを馳せると、一度生み出された「魂」は機械的な行程に乗り、くっきりとした像へと発展、それがさらにひとつひとつの色面へと分割されて一旦は「パーツ」、それこそ無機質な存在になり、そのパーツがキャンバス上に配置され組み合わせられ、完成した瞬間にふたたびそのキャラクターが鮮やかな存在となって息を吹き返す、そして一気にイメージの世界を動き出す...そんな想像も膨らみ、痛快さもさらに増していくんです。


松浦浩之_21.JPG 松浦浩之_20.JPG 松浦浩之_19.JPG

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奥の一角には、お馴染みのキャラクターの立体作品が。
1体、無垢の状態で展示され、この存在が効いています。

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そこからずらりと並ぶバリエーションが楽しくて!
それぞれさまざまな色や質感のフードが被せられ、並ぶ色彩の鮮やかさやもとの無機的な佇まいにもたらされる有機的な膨らみとケミカルな色合いのギャップがなんとも不思議が雰囲気を奏で、独特のリズムがこの展示に現れているように感じられます。


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もうひとつの立体の展開、こちらが凄い!
いかにもやんちゃな表情と仕草のモンキー、そのマケット。
伺うと「立体出力」という新しい手法による作品とのことで、シャープな造形が緻密に再現されていて、テクノロジーの凄みも実感します。至近で眺めると、層になっているのも認識できます。


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ギャラリースペースの中央には、今回の展示のなかでも圧倒的な存在感を放つ巨大なオブジェクトが!
その挑むような佇まいと表情もさることながら、体全体を覆うメタリックな煌めきを持つ赤の鮮やかさに、一気に高揚させられます。


松浦浩之_06.JPG



こちらも先の立体出力によるものとのこと。パーツごとに制作され、また塗装の美しさも相まって、このサイズでありながら一切の隙を感じさせないシャープな存在感を放っています。
重量も見た目と比べて相当に軽く、また多少の衝撃には一切のダメージを受けないほどに頑丈だそうで、立体表現における新たな素材としても注目です。
美しい艶を放つ塗装が独特の陰影を生み、その立体感を際立たせ、今にも動き出しそうな臨場感をもたらしているようにも思えます。


松浦浩之_05.JPG 松浦浩之_04.JPG 松浦浩之_03.JPG

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平面、立体共に、構図や画像自体の鮮やかさはいうまでもなく、キャンバス作品の画面の仕上がりなどにノイズがまったくと言っていいほどなくて、視界が捕らえる全ての要素がシャープに、そしてスムーズにイマジネーションを刺激してきます。
その嬉しさから湧いてくる高揚感が堪らなく心地よく感じられます。
フューチャリスティックな想像にどっぷりと浸れて、得難い楽しさに溢れる展覧会です。


松浦浩之_01.JPG
posted by makuuchi at 07:03| Comment(0) | TrackBack(0) | review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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