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ex-chamber museum
http://ex-chamber.seesaa.net
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 205a
Gallery Jinとシェア)(google map
tel: 070-5567-1513
mail: exchamber@yahoo.co.jp
インフォメーション

ex-chamber museum
3331 Arts Chiyoda 205a, 6-11-14, Soto-Kanda, Chiyoda-ku, Tokyo, Japan
(sharing the space with Gallery Jin)(google map
mail: exchamber@yahoo.co.jp
information

artists
伊藤航 Wataru Ito
小野川直樹 Naoki Onogawa
佐藤明日香 Asuka Satow
須賀悠介 Yusuke Suga
勢藤明紗子 Asako Setoh
田島大介 Daisuke Tajima
鶴友那 Yuna Tsuru
平山紗代  Sayo Hirayama
山口英紀 Hidenori Yamaguchi

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2010年08月13日

〜8/12のアート巡り

〜8/12のアート巡り mirror

■8/4 Wed
BASARA
スパイラルガーデン
東京都港区南青山5-6-23
03-3498-1171
8/4(水)〜8/7(土)
11:00〜20:00
BASARA100804.jpg

天明屋尚さんのキュレーションによる企画で、とにかく空間全体から凄まじいうねりが感じられ、その豪華絢爛さが痛快に思えた次第です。
何というか、「夏に食べるカレーが美味しい」といった感じです。この展覧会が夏に開催されたことで、それぞれの作品が醸し出す生命の感触はいっそうその鮮烈さ、濃密さを増し、過剰なまでに活き活きとした世界観が創造されていたように思えます。
また、現代作家の作品のみならず、古くは縄文式土器までもが出品されていることで、連綿と続く日本の美意識の流れを現代のクリエイションも汲んでいることを強く高らかに提示しているようにも感じられ、そのことが頼もしくも思えた次第です。既発表作品が多く出展されていたことも、結果としてそういった世界観や意味合いなどを強く前面に押し出すことになっていて、それがいろんな連想をもたらしてもくれました。

もっとも強く印象に残ったのは明治時代の金かんざしで、スペースこそおよそ抱えられる程度のショーケースのコンパクトさではあったのですが、そのなかに収められた重厚な絢爛、技巧が凝らされた可憐な造形に大いに惹かれた次第です。

で、今は同じ会場で今年の春に開催された「巧術」との比較を想像するのが楽しいです。さまざまな対比、相対する部分と、共有する部分とが交錯していて、それらを分析していくのが面白いんです。
「夏に食べるカレーが美味しい」のがBASARAだとしたら、「巧術」は「硬水を呑んだ時の充実感」といった印象かと。前者がスパイス、後者がミネラル、それぞれの良さ、素晴らしさにあたらめて感じ入り、さらに想像を膨らませている次第です。



■8/5 Thu
束芋 ててて
ギャラリー小柳
東京都中央区銀座1-7-5 小柳ビル8階
03-3561-1896
8/5(木)〜9/11(土)日月祝休
11:00〜19:00
束芋100805.jpg

これまで拝見した束芋さんの個展のなかで、今回のがもっとも好きです。

完結した世界観の平面作品が多く出展され、それらは繊細な描写で具象的に表現されたグロテスクな虫や、有機的にうねりながら展開する血管などのお馴染みのモチーフを登場させ、時に織り交ぜながら、一貫して抽象的なイメージが提示されいるように感じられるのが興味深く、またそこに薄い紙を重ねたり、拝見した限りで想像すると一度水に解いた紙の素材を盛るなどのアクロバティックで立体的なアプローチも駆使され、薄い表層とその奥の感触が濃密な臨場感を伴って現されているように思え、対峙していてユニークなマチエルの面白さとともにその独特な雰囲気に引き込まれていくように思えます。

エレベーターから正面へと進んだ奥のスペースに展示された作品も、用いられた素材の質感が実に生々しく活かされた作品が並んでいて、その妖しすぎる気配にも感嘆させられます。イメージの提示が過剰なまでに生々しい臨場感を伴っていながらも、仕上がりの美しさ、そこからそこはかとなく漂う洗練された風合いにも魅せられます。

吉田修一さんの小説「悪人」の再構成した分厚い装丁の本の存在感も凄いです。
そして、2006年の原美術館の個展の際に日没後に上映されていた、指をモチーフとした抽象的なイメージがうねうねと展開する映像作品も上映されていて、こちらはサウンドが映像の世界観をさらにグロテスクに押し上げ、またシャープな彩りをもたらしているように感じられるのも印象深いです。



■8/7 Sat
桑久保徹展「海の話し 画家の話し」
トーキョーワンダーサイト渋谷
東京都渋谷区神南1-19-8
03-3463-0603
8/7(土)〜9/26(日)月休(祝日の場合開館、翌火曜休)
11:00〜19:00
桑久保徹100807.jpg

新作、未発表の大作がずらりと並ぶ構成に圧倒され、ポジティブな高揚感も煽られます。
前回のTOMIO KOYAMA GALLERYでの個展以来展開される、水平線/地平線を登場させるシリーズの作品を中心に、それらのエスキース的な作品や肖像画、また階上のスペースに過去の作品をアーカイブ的に展示するなど、桑久保さんの魅力がさまざまなかたちでレコメンドされているように感じられるのが嬉しく思えます。
大きなキャンバスに乗る絵の具がもたらす激しいマチエルや画面に表出される空感の壮大さに接し、「絵画」を観ている充実感に満たされます。



TWS-Emerging 141 近あづき「my childish baby」
トーキョーワンダーサイト本郷
東京都文京区本郷2-4-16
03-5689-5331
8/7(土)〜8/29(日)月休(祝日の場合開館、翌火曜休)
11:00〜19:00
近あづき100807.jpg

今回のTWS-Emergingは3名ともファブリックを取り入れた作品を発表されていて、なかでも2階の近あづきさんのインスタレーションが印象的です。
明るさが抑えられた照明、いつもより「余白感」が感じられる空間。大柄な編み物が展示室に置かれ、その佇まいと有機的な造形に妖し気な気配を感じます。
そして、壁面にはモノクロームの写真、そこにはヌードの女性がそこにあるファブリック作品をかぶったり纏ったりした姿が収められていて、軽やかでかわいらしい色彩の作品そのものの風合いと、それらを囲むモノトーンの静けさとが、危うげな響きを空間に満たしているようにも思えます。写真もストレートな立ち姿のものもあれば、一瞬どうなっているか分からない体勢のものもあり、それもこの空間の世界観に歪みをもたらし、さらに濃密な気配となって迫ってきます。



河野里沙展 “eternal flower”
Bambinart Gallery
東京都千代田区外神田6-11-14 アーツ千代田3331 地階 B107
03-6240-1973
7/31(土)〜8/28(土)日月祝・8/14〜8/23休
11:00〜19:00
河野里沙100731.jpg

ちいさなスペースに美しい女性が独特のタッチで描かれた大きな作品が並び、一見して河野里沙さんと分かるキュートさと緊張感とが絶妙に重なり合う独特の世界観が空間を
満たしています。


河野里沙_10.JPG 河野里沙_09.JPG 河野里沙_08.JPG

河野里沙_07.JPG



1点だけ少し前に制作された作品も併せて展示されていることでより際立って感じられるのですが、ひとつの作品に用いられる色彩が抑えられていて、いわゆる「余白」こそ少ないものの、そのことでそこに登場する女性や花などのモチーフの凛とした気配はいっそう鋭さを増し、全体を澄んだ透明感が覆い、鮮やかなグラデーションとシャープかつ細かくコントロールされた構図で、漂う儚げな気配が危うさへと移っていくような印象も覚えます。


河野里沙_06.JPG 河野里沙_05.JPG 河野里沙_04.JPG 河野里沙_03.JPG

河野里沙_02.JPG



シュウウエムラの化粧品のケースのデザインの原画の小品も併せて展示されていて、こちらは花のかわいらしい色彩と大人びた風合いがストレートに表現されているように感じられ、それによって、描かれる作品ごとに表現したい雰囲気をより際立たせて描写することを可能にしているようにも思え、興味深く感じられます。
もとより美しい仕上がりのキャンバス作品で、そこにこれからどんな気配が創出されていくかも興味津々です。


河野里沙_01.JPG



河野愛 個展 spin a tale/memorium
g3/トリプルジー
東京都千代田区外神田6-11-14 アーツ千代田3331 303・304
03-3835-1813
8/6(金)〜9/19(日)月休
11:00〜18:00
河野愛100806.jpg

黒の支持体に、キャプションを拝見するとチョークで描かれたさまざまなサイズとかたちの作品が並び、色調の静けさと描かれる星空を思い起こさせるモチーフがしっとりとしたファンタジックな雰囲気を醸し出しているように思えます。
作品ごとの世界観、おおらかな雰囲気に、素材の質感の独特の感じがまた個性的な味わいをそこにもたらしていて、眺めていていろんなイメージが届けられるように感じられるのも興味深いです。平面作品でありながら、不思議と奥行きや広がりも感じられ、そのなかに空間が表現されているようにも感じられます。



humanite lab vol. 33 出和絵理展 DEWA Eri “shell”
ギャルリー東京ユマニテ
東京都中央区京橋2-8-18 昭和ビルB1F
03-3562-1305
8/2(月)〜8/7(土)
10:30〜19:00
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奥のスペースで開催されていた出和絵理さんの個展。
薄いセラミックのパーツを組み合わせて、ふわりとしたやさしい感触に溢れる繊細なオブジェが2列に並んだ小さな台の上に1点ずつ置かれていました。


出和絵理_12.JPG



ひとつひとつを眺めるとその繊細な風合いに、そして白の爽やかさに魅入られ、引き込まれます。


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それぞれのパーツは1枚1枚造形され、焼かれて繋げられるとのことで、現在は接着剤を用いられているとのことなのですが、よくよく考えて薄いパーツを一定の角度で固定させていることにの驚かされた次第。それぞれの造形は花弁のような瑞々しく儚げな気配を醸し出しながらも、幾何学的な構造美も備えていて、さまざまな面における美しさに惹かれます。


出和絵理_10.JPG 出和絵理_09.JPG

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いくつかの作品は、薄いプレートに朽ちたような仕上がりが施されていて、これがいっそう儚い風合いを醸し出します。


出和絵理_07.JPG 出和絵理_06.JPG

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焼く過程、あるいは焼いたあとの行程でこういった造形を施すのではなく、もとよりこの風合いを土の状態から造形していくとのことで、焼くことでその造形が縮むなどの変化も想定しながらこの風合いを創出される、ということにも感じ入った次第。


出和絵理_04.JPG 出和絵理_03.JPG

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インスタレーションもスマートで、作品の面白さ、味わい深さが提示されていたのも嬉しく思えました。
コンセプト的には実にシンプルに感じられ、目に触れる造形の面白さだけで充分に豊かで清々しい気分を届けてくれるように思えます。


出和絵理_01.JPG



The Art Show「日本」井上裕起、土屋秋恆土屋仁応、浅香弘能、堀口徹
和田画廊
東京都中央区八重洲2-9-8 近和ビル302
03-3231-7774
8/3(火)〜9/16(木)月、8/8〜8/15休
13:00〜19:00
日本100803.jpg

ドメスティックな要素や手法を用い、そこに鮮烈なオリジナリティを備えるクリエイションをパッケージしたグループショーです。

土屋仁応さんの蓮。一刀ごとの繊細な彫りで表現される妖し気な風合いがしっかりと感じられます。緊張感が静かに漂う造形にも引き込まれます。


土屋仁応_03.JPG 土屋仁応_02.JPG

土屋仁応_01.JPG



閑々居での個展も印象的だった浅香弘能さんの刀。
石彫での表現の可能性と凄みをあらためて実感させられます。
柄の部分の緻密な彫りだけでなく、刀身のしなやかな造形にも魅せられます。


浅香弘能_005.JPG 浅香弘能_004.JPG 浅香弘能_003.JPG 浅香弘能_002.JPG

浅香弘能_001.JPG



拝見する度に井上裕起のサンショウウオはやんちゃの度合いを増していくように思えます。
今回はダークメタリックな彩色で体全体を覆われていて、その渋い存在感と重厚感が備わり、またひと味異なる風合いが放たれます。そこに描き込まれる花吹雪も妖し気な可憐さを醸し出しているように思えます。


井上裕起_003.JPG 井上裕起_002.JPG

井上裕起_001.JPG



今回初めて拝見する堀口徹さんの江戸切子のガラス作品。繰り出される技巧がガラスの透明の造形にさまざまな表情をもたらしていき、さまざまな角度によってその凛とした表情は変化します。


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厚いガラスの層のなかに美しく並ぶ気泡や、表面の美しい弧で展開される立体的なパターン、そしてワインの色を彷彿させる深い紫の色味。すべてが洗練され、そこから涼やかで瑞々しいイメージを届けてくれます。
普段は器などを制作されるそうなのですが、今回はそこに機能性を持ち込まないオブジェとして作られたとのことで、これからどんな展開が繰り広げられるかも興味津々です。


堀口徹_04.JPG 堀口徹_03.JPG 堀口徹_02.JPG

堀口徹_01.JPG



呉亜沙 新作展 "The Unknown"
不忍画廊
東京都中央区八重洲1-5-3 不二ビル1F
03-3271-3810
8/2(月)〜8/28(土)日休
11:00〜18:00(土:〜17:00)
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ひとつの世界観の中で、その都度やわらかくしなやかに心象の揺らぎを見せてくれる呉亜沙さん。今回は妊娠と出産を経て初めての個展とのことで、そういったことを思いながら拝見すると、描かれるモチーフやシチュエーションからもいっそうの深みを感じます。
前回と比べても、ふたたびくっきりとした輪郭の作品が多いことも印象的です。
そして、ガラス絵がかわいい、素材の瑞々しさが描かれるシーンに軽やかさと深みをもたらしているように思えます。



福居伸宏「Asterisum」
TOMIO KOYAMA GALLERY
東京都江東区清澄1-3-2-7F
03-3642-4090
8/7(土)〜9/4(土)日月祝休
12:00〜19:00

そこに収められたものだけを言ってしまえば、それらはどこにでもあるような、もしかしたらホントに身近かもしれない場所の夜の風景でしかないのですが、福居さんが捉えた光景群を目にすると、そこに漂う色彩の認識を改めさせられ、またそこにあるものがことごとくその輪郭を際立たせて迫ってきて、重厚な深みとインパクトを放っているように感じられます。
加えて、あらためて「光」「陰影」を捉えた作品でもあるように思えます。それぞれの画面には確実に何らかの形でいずれかの箇所が「発光」していて、しかしそれらはたとえマンションの窓明かりであっても、そこに人々の営みを感じさせない圧倒的なクールさで届けられ、しかしそのことによって、やや例えは奇妙になってしまいますがかぐや姫がいた竹の輝きにも通じるような、神聖さを思い起こさせれます。
今回は7階のスペースで開催されていて、手前のコンパクトなスペースとメインの広大なスペース、そして通路の壁面に整然と作品が配され、重心の低いインスタレーションが横たわっているように思えます。そして作品群から醸し出される淡々とした気配に意識が沈み込んでいくかのようです。
じっくりと対峙したい展覧会です。



■8/10 Tue
Another Approach to Arts 飯沼知寿子 岩渕華林 木下直耶 原田郁 松本菜々
SPAZIO1 用賀
東京都世田谷区上用賀5-4-5
03-5491-8777
8/7(土)〜8/12(木)水休
10:00〜18:00
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5名のアーティストがピックアップされた展覧会。
今年春に観たトキ・アートスペースで個展が印象的だった飯沼知寿子さんの作品をあらためて拝見し、画面に展開される豊かな風合い、画面から飛び出てくるようなファットで力強い色彩のうねりと、どこまでも遠い淡々と静かな空間性とが重なっていて、その面白さにあらためて感嘆したい次第。
松本菜々さんの新作も興味深かったです。ギャラリー坂巻で拝見した個展ではおおらかな空間性が展開されていた印象でしたが、今回はトーキョーワンダーサイトでの個展で拝見した時のようなアグレッシブな筆致と色彩の展開が繰り広げられ、その激しさに魅せられました。
原田郁さんは、構図のキャッチーさが楽しいです。平面のなかに幾何学的にくっきりと展開される空間性と軽やかな彩り。大きな作品では本当にそのなかに入っていけそうなほどの臨場感なのですが、それが平面であることがシュールに思えて楽しくなってきます。



■8/12 Thu
この日はまず、国立新美術館へ。
まず「第17回 全国水墨画展」を拝見、今年の初めに開催した個展で発表し、個展では空間のスペースの都合で2面の壁による展示を余儀なくされた山口英紀の9点組の大作「黒船」がすべて繋げて展示されているのでそれをチェック。展示企画の都合上、作品の風合いを活かすにはやや明るすぎる照明でしたが、この作品を俯瞰し、また他の出品作品を観てあらためて山口の仕事の凄さに感じ入った次第です。
で、驚いたのが水墨画を嗜む方がこんなにいっぱいいるのかと・・・!

続いて、「マン・レイ展 知られざる創作の秘密」を。ずらりと並ぶヴィンテージフォト、その「残っている」写真の凄みに感じ入った次第。相当に学術的な構成にも思え、観るのであればあらかじめ予習してからのほうが良いようにも感じられました。



4 MINDS 4 FORMS 石川直也 牧田草平 芝辻健吾 角田優
ギャラリー坂巻
東京都中央区京橋2-8-18 昭和ビルB2F
03-3563-1733
7/26(月)〜8/14(土)日祝休
12:00〜19:00
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4名の立体作家がフィーチャーされているグループショーです。

木彫の牧田草平さん。じっと見上げる半身像、彫りの味わい深さも印象的で、どこかコミカルな風合いも感じられます。


牧田草平_03.JPG



こちらは女性、こちらも見上げる視線に意識が引かれていきます。
作品のどっしりとした感じと、そこに表現されている雰囲気のほんのりと儚げな感じとのコントラストも印象深いです。


牧田草平_02.JPG牧田草平_01.JPG



芝辻健吾さんの石彫作品。
粗い仕上がりで彫り上げられた女性の半身像、そこに浮かぶ表情のダークさ,重々しさに圧倒されます。作品が醸し出す雰囲気は、素材の感触や仕上がりの質感などとも合っているように感じられます。


芝辻健吾_03.JPG

芝辻健吾_02.JPG



石彫の重いイメージとは裏腹に、ドローイングでは刹那的な筆致のアグレッシブさが印象的です。しかし、それでも石彫の女性と世界観を共にする感じもします。


芝辻健吾_01.JPG



石川直也さんも石彫作品。実際はどうか分からないのですが、しっとりとしたやわらかそうな白い石がやさしい風合いを醸し出しているように思えます。


石川直也_03.JPG

石川直也_02.JPG



ファンタジックで、ほんのりと温もりを感じるような気配にも惹かれます。


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角田優さんの作品は1点、応接室に展示されています。
振られた番号も生々しいパーツがハンダで組まれて構成された、日本髪の女性のオブジェ。その造形の粗い仕上がりが醸し出すアバンギャルドさにまず惹かれます。


角田優_08.JPG 角田優_07.JPG 角田優_06.JPG

角田優_05.JPG



しかし、見所はその目のなかに・・・!


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組まれるパーツは鏡面で、その内側は実に複雑な空間が創出されています。
内側も外側同様にハンダによる接着が施され、その金属的な光沢が無数の鏡面に広がって、凄まじくブリリアントな世界が展開されていて、それがとにかく堪らないです。
眺めていると刹那、複雑にきらめく鏡面のひとつに映る自分の目と合ってぎょっとしたり。
凄まじく見応えがあり、閉じた内側のほうがいっそう壮大な空間が展開されているこの逆説的な感覚も痛快に思えます


角田優_03.JPG 角田優_02.JPG

角田優_01.JPG



《買ったCD》
「twilight」haruka nakamura
posted by makuuchi at 17:55| Comment(0) | TrackBack(0) | review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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