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井上七海 個展「EQUABLE 」
@ex-chamber museum
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 205a
070-5567-1513
10/16(土)〜10/31(日)月火水休
木金:14:00〜18:00、土日:12:00〜18:00
プレスリリース
インスタレーションビュー

NANAMI INOUE SOLO EXHIBITION “EQUABLE”
@ex-chamber museum
3331 Arts Chiyoda 205a, 6-11-14, Soto-Kanda, Chiyoda-ku, Tokyo, Japan
81-70-5567-1513
October 16(Sat)〜October 31(Sun) closed on Mondays to Wednesdays
Thursdays and Fridays:14:00〜18:00, Saturdays, Sundays and holidays:12:00〜18:00
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ex-chamber museum
http://ex-chamber.seesaa.net
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 205a
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tel: 070-5567-1513
mail: exchamber@yahoo.co.jp
インフォメーション

ex-chamber museum
3331 Arts Chiyoda 205a, 6-11-14, Soto-Kanda, Chiyoda-ku, Tokyo, Japan
google map
mail: exchamber@yahoo.co.jp
information

artists
伊藤航 Wataru Ito
小野川直樹 Naoki Onogawa
小坂学 Manabu Kosaka
後藤勇治 Yuji Goto
坂本睦美 Mutsumi Sakamoto
佐藤明日香 Asuka Satow
勢藤明紗子 Asako Setoh
田島大介 Daisuke Tajima
鶴友那 Yuna Tsuru
照井譲 Yuzuru Terui
平山紗代  Sayo Hirayama
山口英紀 Hidenori Yamaguchi

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2009年12月07日

review:牛島孝「余映 Afterglow」《11/6、11/20》

牛島孝「余映 Afterglow」
GALLERY SIDE2
東京都港区東麻布2-6-5
03-6229-3669
10/24(土)〜11/21(土)日月祝休
11:00〜19:00

Ko Ushijima "Afterglow"
GALLERY SIDE2
2-6-5,Higashi-Azabu,Minato-ku,Tokyo
03-6229-3669
10/24(Sat)-11/21(Sat) closed on Sunday,Monday and national holiday
11:00-19:00
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高まる抽象性。比例して、いっそう濃さを増す、冷たく硬質な、しかし渋く深い気配感。



GALLERY SIDE2での牛島孝さんの久々の個展、前回拝見した時もその独特の気配は強く印象に残ったのですが、今回出展された作品は、そのなかの具象性がさらに失せ、いっそうその味わいや風合いが強まったような世界観にゆっくりと包み込まれ、そこからイメージも広がっていきます。


牛島孝17.JPG



丁寧に貼られる箔。それが下地の硬質感を強めます。
そしてさらに、描かれる空間へも作用し、不思議な間が生み出されます。
淡々とした空気感、時間性は、そこから先の想像へ高い自由度を与え、朧げながら画面に収まらない情景へと想いが染み渡るように展開されていくような...。


牛島孝16.JPG



具象的なモチーフの喪失が、そこにもたらされる筆致とそこから生み出される抽象性を危ういほどに引き上げているように思えます。
墨や胡粉という、その質感が深く強く醸し出される素材は、それぞれの持つ力がそのまま、おそらく意図と無関係に画面に現れ、またシンプルなストロークが持つ素朴だからこその力が存分に発揮され、実に重々しい気配を濃密に導き出しているように感じられ、静かに圧倒されます。


牛島孝15.JPG 牛島孝14.JPG 牛島孝13.JPG 牛島孝12.JPG

牛島孝11.JPG



そして、構図の面白さが強く押し出された作品も。
画面を分つ金と銀。そのふたつの金属の光沢が接する部分にもたらされる墨の黒の強烈な存在感。さらによくよく眺めると、その黒に隠される植物の葉の影は、銀色の面にもゆらゆらと連なっていて、その気配感、存在感にも強さを感じ、硬質な構図に、空間性とは異なるイメージとしての奥行きを思い起こさせてくれます。


牛島孝10.JPG 牛島孝09.JPG 牛島孝08.JPG

牛島孝07.JPG



画面のかたちのユニークさが、そこに描かれる情景に深みをもたらすような作品も。
とてつもない奥行き感と、逆に極端に硬質な平面性も伝わってきます。


牛島孝06.JPG



巧みに紡ぎ上げられる空間性は、それぞれの画面に深みをもたらします。
そして、その豊かな、しかし淡々とした広がりは、画面の中に収まらず、その作品が展示される壁面にも作用し、よりおおらかな情景となって迫ります。
一方で描き込みの粗さ、いわゆる水墨画的な味わいとはまったく異なる独特な筆遣いがもたらす抽象性が、一旦広がった気配感をその広がりは保ったままミニマムに、内へ内へと入り込むような雰囲気も伝わってくるように感じられるのも興味深いです。


牛島孝05.JPG 牛島孝04.JPG 牛島孝03.JPG

牛島孝02.JPG



展開される大胆さは、少なくとも他に思いつかないほどの独創性に満ちているように思えます。
いわゆる日本画としての味わいも仄かに捉えつつ、あくまで斬新さをストイックに突き詰めるような気配におおいに惹かれた次第。

展示に特化した空間での豊かな空気感もよいのですが、牛島さんの展示と言えば昨年の横浜美術館裏の住宅展示場、和室に展示されたときにその画面から引き出される気配がより濃く、そしてその和の空間と絶妙な響きをもたらしているように感じられたのが忘れられず、もっといろんなシチュエーションで拝見したいクリエイションです。


牛島孝01.JPG


posted by makuuchi at 17:16| Comment(0) | TrackBack(0) | review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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