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佐藤明日香 鶴友那
@ex-chamber museum
〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町1-1-6 小浦第一ビル2階a
070-5567-1513
12/14(土)〜1/26(日)月火水・12/23-1/8休
木金:15:00〜18:00、土日祝:12:00〜18:00
プレスリリース
インスタレーションビュー

Asuka Satow, Yuna Tsuru
@ex-chamber museum
Koura-Daiichi BLDG 2f-a, 1-1-6, Nihonbashi-Kayabacho, Chuo-ku, Tokyo, Japan
81-70-5567-1513
December 14(Sat)〜January 26(Sun) closed on Mondays to Wednesdays, 12/23-1/8
Thursdays and Fridays:15:00〜18:00, Saturdays, Sundays and holiday:12:00〜18:00
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ex-chamber museum
http://ex-chamber.seesaa.net
〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町1-1-6 小浦第一ビル2階a
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tel: 070-5567-1513
mail: exchamber@yahoo.co.jp
インフォメーション

ex-chamber museum
Koura-Daiichi BLDG 2f-a, 1-1-6, Nihonbashi-Kayabacho, Chuo-ku, Tokyo, Japan
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mail: exchamber@yahoo.co.jp
information

artists
伊藤航 Wataru Ito
小野川直樹 Naoki Onogawa
小坂学 Manabu Kosaka
後藤勇治 Yuji Goto
坂本睦美 Mutsumi Sakamoto
佐藤明日香 Asuka Satow
勢藤明紗子 Asako Setoh
田島大介 Daisuke Tajima
鶴友那 Yuna Tsuru
照井譲 Yuzuru Terui
平山紗代  Sayo Hirayama
山口英紀 Hidenori Yamaguchi

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2009年03月08日

〜3/5のアート巡り

《2/27》
安冨洋貴展
Gallery Teo
東京都品川区東五反田2-5-15-3F
2/27(金)〜 3/28(土)日月祝休
12:00〜19:00
安冨洋貴090227.jpg

大作から小品まで、静謐な鉛筆画が並んでいます。
室内や街並みを描いた作品、そこに漂う気配が静かに滲んでくるかのような印象です。
あたかも「影」を描き出すかのような風合いは特に背景の闇の深い黒から感じます。徹底してストイックに画面に向かう姿勢も伝わってきます。



小林且典展
nca|nichido contemporary art
東京都中央区八丁堀4-3-3 ダヴィンチ京橋B1
2/27(金)〜3/19(木)日月祝休
11:00〜19:00
小林且典090227.jpg

面白い!ステキです!
台上のジオラマと、それを捉えた写真の展示で、空間全体に満ちるモノクロームの色調感も繊細な深みを奏で、ジオラマの風景の独特な気配、それをさらに深化させるようなテイストの写真と、じっくりと堪能したい情景が綴られています。



高木こずえ
TARO NASU
東京都千代田区東神田1-2-11
2/27(金)〜3/21(土)日月祝休
11:00〜19:00
高木こずえ090227.jpg

キャノン写真新世紀でグランプリを受賞され、それで開催された個展、そしてTARO NASU OSAKAでのグループショーで拝見してそのシャープなアプローチのかっこよさが鮮烈な印象となって残っている高木こずえさんの個展。階段を下って目に飛び込んでくる大作の凄まじい混沌により、そのアグレッシブな叙情世界に一気に引き込まれます。
さまざまな景色やものなどを重ね、組み合わせたフォトコラージュ、大作の圧巻の気配、小品でのミニマムに焦点を当てた展開など、見応え充分です。



《2/28》
Domain of Art 2 東亭順
さいたま市地域中核施設プラザノース
埼玉県さいたま市北区宮原町1-852-1
2/14(土)〜2/28(土)2/23休
10:00〜19:00
東亭順090214.jpg

本当であればもっと早いタイミングで伺いたかった今回の東亭順さんの個展、これが素晴らしかったんです。
T字型に組まれる砂場、そこに埋め込まれる円形の大作のタブロー。映り込む空の表情を思わせる青の透明感、そこに重なる白いシルエット。山並みを想起させるものもあれば、風に吹かれる草、木々など、その繊細な色彩で紡がれるいろんな表情がイメージをぐんと膨らませてくれるんです。
壁に展示された2点もあわせ、放たれる世界観は圧倒的で、体積的にたっぷりとある空間が充分に活かされ、いつまでも浸っていたいインスタレーションが繰り広げられていました。



村山伸彦|光景
GALLERY OBJECTIVE CORRELATIVE
東京都新宿区四谷1-5 四谷アートステュディウム1F
2/24(火)〜2/28(土)
11:00〜17:00
村山伸彦090224.jpg

gallery stumpでもお馴染みの村山伸彦さん、前回の同じ場所での展示は2人展でしたが今回はソロで。
目の粗い麻のキャンバスに描き、それを漉して裏側に現れる立体的なテクスチャーで表現する世界観、これまでの抽象性の追求から、今回は具象的なものを描き、それを漉すことて崩れるフォルムがユニークな情景となって表出している感触がもたらされ、その手法に奥行きが加えられたような印象です。



五十嵐公 個展「a tempo」
YUKARI ART CONTEMPORARY
東京都目黒区鷹番2-5-2 市川ヴィラ1階
2/7(土)〜3/7(土)日月火休
11:00〜19:00(最終日:〜17:00)
五十嵐公090207.jpg

以前、ギャラリーエスで作品を拝見した五十嵐公さん、今回の個展ではふたつの空間でそれぞれ風合いに変化を付けた構成が面白かったです。

手前のスペースでは、海岸、海の景色を捉えた作品による構成。


五十嵐公01.JPG

五十嵐公02.JPG



水平線のケレン味のない直線、建造物の矩形、海上に漂うさまざまなかたち。厳選されたユニークな構図でそれぞれの画面に収まるかたちだけでなく、色彩もさらにシャープに伝わってきます。奥行きを持ちつつも、平面的な解釈での図形的な面白さも印象的です。


五十嵐公03.JPG 五十嵐公04.JPG

五十嵐公05.JPG



通路部分にも作品が。トンネルの影と空間の薄暗さとが絶妙な雰囲気を漂わせていました。


五十嵐公06.JPG



奥のスペースでは、山の景色が並びます。
自然と人工物との共存がダイナミックなコントラストをもたらして、海の作品の硬質な印象とはまた異なる、かたちの組み合わせの面白さも感じられる写真作品です。


五十嵐公07.JPG

五十嵐公08.JPG



後藤輝 You Are The Universe
TAKE NINAGAWA
東京都港区東麻布2-12-4 信栄ビル1F
2/28(土)〜3/28(土)日月祝休
11:00〜19:00
後藤輝090228.jpg

まず驚きますってば・・・!
自然を演出する(ためにあそこまでやっちゃうところが痛快で)インスタレーションに、さまざまなマチエル、テクスチャーのペインティングが壁面を覆い、ぐんとそのヴィヴィッドなクリエイションが四方から迫ってきます。
緻密に描き上げられる猫の表情、ざっくりと描く行為を叩き付けるかのような荒々しさ、そのコントラストも鮮烈です。



瀧将仁
シロタ画廊
東京都中央区銀座7-10-8
2/23(月)〜2/28(土)11:00〜19:00(最終日:〜17:30)
瀧将仁090223.jpg

ギリギリ、というか間に合ってなかったのですが、撤去しているなか、その時点で飾ってある作品を拝見させていただきました。
味わい深い木版のテイスト、それが朴訥な風合いから洗練の度合いが増し、繊細な女性の姿が淡く朧げな雰囲気とともに描き上げられていて、なんとも言えない切ないような気持ちが心を満たします。
あらためてじっくりと拝見したい、穏やかさと鋭さとが共存する鮮烈な木版の世界です。



小西真奈 Portrates
ARATANIURANO
東京都中央区新富2-2-5 新富二丁目ビル3A
2/28(土)〜4/4(土)日月祝休
11:00〜19:00
小西真奈090228.jpg

このところ遠い風景を描いた作品を多く発表されてきた小西真奈さん、今回は一転してさまざまな一のポートレイトがあの独特の筆遣いで描かれ、新鮮な印象が伝わってきます。
小品がぱらぱらと散らばって小気味よさが心地よい壁面、大作に登場する人物の圧倒的な存在感。
人が描かれている作品の、その人の姿の引力の強さを実感した次第です。



海老原優×原田賢幸 二人展「円周率と最大公約数」
Ottomainzheim Gallery
東京都中央区八丁堀3-11-9-B1F
2/28(土)〜3/29(日)11:00〜19:00(土日祝:〜18:00)
海老原優原田賢幸090228.jpg

谷門美術やArt Jam Contemporaryでの個展で拝見し、不思議な情景を映像で綴る海老原優さんと、今年の武蔵野美術大学の学内での卒業修了制作展で最初に拝見していた(アレは忘れられない・・・)原田賢幸 による二人展、薄暗い空間で映像とインスタレーションとがなんだか不思議な雰囲気を充満させています。
入り口をくぐっていきなり原田さんの展開に驚かされるのがとにかく痛快!


原田賢幸02.JPG



扇風機か!Σ( ̄口 ̄;)

これまたずいぶん型の古いのを集めたな!Σ( ̄口 ̄;)


・・・で、前をと降り過ぎてみると唐突に


ヴーン...


って回り出してびっくりします、はい。
扇風機の表面にスピーカーが取り付けられていて、それが羽の回転と同時に発音し、子どものころよくやった扇風機に向かって声を出すと細かいビブラートが掛かって変な感じ、あれの再現が始まるんです。

いや、もう、何て言うか、この下らなさ、無駄な感じ、最高です。


原田賢幸01.JPG



海老原優さんのアニメーション、空間への落とし込み方も面白い!
ひとつの画面が区切られ、それぞれに展開し、パズルのように移動しながら流れていく映像、これが斜めに映し出されているアクロバティックさが楽しさをさらに加速させているように思えます。
コーナーに上映されている作品も同様に、角で映像が折れてしまっているあたりも痛快です。


海老原優01.JPG

海老原優02.JPG



Recent Works vol.1 - 加藤千尋、原良介、ましもゆき
Yuka Sasahara Gallery
東京都新宿区西五軒町3-7 ミナト第3ビル4F
2/28(土)〜3/21(土)日月祝休
11:00〜19:00

3名のアーティストの新作、近作が展示されていて、入り口の加藤千尋さんの平面作品のシャープさと原良介さんのおおらかなペインティングとに出迎えられるなか、先日まで東京オペラシティアートギャラリーに出展されていたましもゆきさんの作品を、そのとき展b路されていたものも含めてあらためて見られるのが嬉しい!


ましもゆき01.JPG



いくら眺めてもいっこうに好奇心が収まることのない、圧倒的な密度で繰り広げられる絢爛の世界。
羽をダイナミックに広げ、尾をなびかせる鳥の姿の、すべての部分における饒舌さ、ストイックに紡がれる徹底した描写で繰り出されるこの過剰さが、鋭く艶やかな世界観をもたらしているように思えます。


ましもゆき02.JPG ましもゆき03.JPG ましもゆき04.JPG

ましもゆき05.JPG ましもゆき06.JPG ましもゆき07.JPG

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オペラシティでは黒い壁面に展示され、深い雰囲気を奏でていた作品も再登場、こちらでは白の壁面に蛍光灯の照明が当たり、明るく照らし出されることで、描かれる世界のダイナミズムと緻密さとがさらに鋭く立ち上がって感じられます。


ましもゆき09.JPG



小品の危うさとかわいらしさとが背中合わせで共存する作品も。
線の細さが描かれるシーンの儚さを紡ぎ出しているようにも思えてきます。


ましもゆき10.JPG



神藤知子個展「足音のない動き」
MORI YU GALLERY TOKYO
東京都新宿区西五軒町3-7 ミナト第3ビル4F
2/28(土)〜3/21(土)日月祝休
12:00〜19:00
神藤知子090228.jpg

色彩の鮮やかさ、画面を這う絵の具の生々しさ。
行為の蓄積で紡がれる抽象的な情景は、ある瞬間にそこに奥行きを認めると、そこから一気に情景の広がりが加速します。
大胆なストロークの奥に潜む繊細な感性の存在が、爽やかな心地よさをもたらしてくれます。



木原智代『bluemorous』
AISHO MIURA ARTS
東京都新宿区住吉町10-10
2/28(土)〜3/22(日)月休
13:00〜21:00(日:〜19:00)
木原智代090227.jpg

青山clementosalonでの個展では空間全体を圧迫する巨大なインスタレーションで度肝を抜いた木原智代さん、今回は代名詞とも言えそうな深い青に染まるちいさなオブジェを空間に無数にぶら下げるインスタレーションで、やはり空間全体で強烈なインパクトを生み出しています。


木原智代01.JPG

木原智代02.JPG



玩具、文具、食玩のかき揚げ、もしくは畳鰯状態。
・・・と表現すると元も子もないような気がするのですが、そういうふうに馴染みのかたちが収まっているのがなんだか懐かしくて嬉しくて、不思議な気持ちを誘います。
そして、これらは触るとなんとも言えない手触りで。カウンターに置いてあるものを持たせてもらったのですが、不思議と愛着がわいてくるんです。


木原智代03.JPG 木原智代04.JPG

木原智代05.JPG



《3/1》
大和由佳展「存在の満ち欠け」
neutron tokyo
東京都港区南青山2-17-14
2/7(土)〜3/1(日)月休
11:00〜19:00
大和由佳090207.jpg

neutron tokyoの2番手、大和由佳さんがここで個展を行うと知っていったいどんな展開でやるのだろう、と興味津々で。
1階の触れるとちりちりとかわいらしく鳴る金魚を思わせるブロンズを用いたインスタレーション、上階でのお馴染みの作風から新たな展開まで、展開の豊かさが大きな想像性をもたらしてくれます。



UNLIMITED 淺井裕介、泉太郎、遠藤一郎、齋藤祐平、鈴木彩花、栗原森元、栗山斉、ダビ、藤原彩人、村田峰紀、柳原絵夢
@アプリュス(A+)
東京都荒川区南千住6-67-8 荒川区リサイクルセンター南側1F
3/1(日)〜3/15(日)
13:00〜19:00
UNLIMITED 090301.jpg

最高だ!
先月同じ場所で開催の展覧会の、空間の大きさを敢えて逆手に取ったかのようなミニマムな構成から一転、この空間がリベンジを期すかのように、そしてタイトルが示すように、ヴィヴィッドでユニークな、そして勢い溢れるクリエイションが空間を満たしていて凄い!
階段を上って床の高さに視線が到達した瞬間からその迫力に感性が押し倒されます。



《3/3》
山本晶展
GALERIE ANDO
東京都渋谷区松濤1-26-23
3/3(火)〜3/21(土)日月休
11:30〜19:30
山本晶090303.jpg

具体的なイメージに近づく抽象世界。
マスキングなども駆使され、シャープな色彩の立ち上がりで紡がれる情景は、不思議な奥行き感とそこに漂う気配を繊細に、そして和やかに伝えてくるかのようです。
小品のきゅっと詰まった感じ、大きめの作品の大胆な構図感など、いろんな面白さに満ちているように思えます。


ZAIMIZAMZIMA
ZAIM
神奈川県横浜市中区日本大通34
2/27(金)〜3/8(日)
11:00〜21:00
ZAIMIZAMZIMA 090227.jpg

梅津庸一さんによる、ある「企み」。
観に行く、というよりもお邪魔する、そんな感覚で。
伺うと、広い空間にさまざまなものが溢れ、雑多ななかに強烈な引力をもつ「気配」がそこかしこに存在している、という感触です。
「作品」を「展示」されているものを「観る」ことに慣れているせいか、随所にある梅津さんのタブローや、映像作品などを目にすると妙に安心したりして、ただ、なかには制作過程のもの、あからさまな途中のクリエイション、さらにはそのとき思いついたから、とあたかも痕跡を残すかのようにして書かれたものなど、さまざまな要素に溢れています。

「作る/創る」ということを、別の角度から提示しているかのような印象が強いです。
そこかしこに残る痕跡が、描き手、アーティストの内面へと誘うかのような生々しさを無意識に提示しているかのようにも感じられた次第。
本当であればもう一回は伺って、空間の変化、気配の変化を肌で感じたいところなのですが、ちょっと難しそうなのが残念至極。。。



《3/4》
舟田潤子
シロタ画廊
東京都中央区銀座7-10-8
3/2(月)〜3/14(土)日祝休
11:00〜19:00(最終日:〜17:00)
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楽しいです!
カラフルな色彩が舞い、コミカルな動きのイメージに満ちた世界。
「サーカス」がテーマであるというお話もなるほどと思える、喜びに溢れる雰囲気がなんとも爽やかな心地よさをもたらしてくれます。
横長の大作のおおらかさ、ぱあっと壁いっぱいに広がるように飾られた小品のかわいらしさ、そして銅版の表現への清々しい拘り、さまざまなポジティブさが嬉しい空間です。



大和田詠美展 "UTOIPA WITH SEAFOOD"
GALLERY b. TOKYO
東京都中央区京橋3-5-4 第1吉井ビルB1
3/2(月)〜3/7(土)11:00〜19:00(金:〜21:00、最終日:〜17:00)
大和田詠美090302.jpg







でかい!Σ( ̄口 ̄;)


大和田詠美01.JPG


焼き物のオブジェ、朴訥とした風合いで綴られるユーモラスな造形。
タコやイカの、特に吸盤あたりの細やかさの痛快さ具合といい、軽やかな配色といい、なんだかもやっちゃってる感じが痛快で痛快で!


大和田詠美02.JPG 大和田詠美03.JPG 大和田詠美04.JPG

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陶芸というと、「焼く」という作業が加わることでもっとも不器用な表現の手法のひとつだと思うのですが、それが振っ切れるとホントに信じられないくらいのダイナミックな造形を生み出すので面白いです。


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林勇気展「afterglow」
neutron tokyo 1F main gallery
東京都港区南青山2-17-14
3/4(水)〜3/22(日)月休
11:00〜19:00
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今年初めまでIID GALLERYで個展を開催されていた林勇気さん、今回はneutron tokyoの洗練された空間で、あの淡々とした映像が。
独特な世界観、ひたすらループする軽やかな絶望、そこにユーモアと精巧な映像の描写がふんだんに織り込まれることで、独創的なキャッチーな次官がもたらされているような亜印象を受けます。
あらためてじっくりと観たい、感じたい空間です。



金理有展
neutron tokyo 3F mini gallery
東京都港区南青山2-17-14
3/4(水)〜3/22(日)月休
11:00〜19:00
金理有090304.jpg

重厚感を放つ色調と、造形のボリューム感が尋常でない迫力と存在感を奏でています。
陶芸作品とユニークなプロセスを経て制作されるタブロー、それぞれにアバンギャルドさを持ち合わせた味わい深い世界を滲ませているんです。



《3/5》
石居麻耶 -東京少年少女-
YOKOI FINE ART
東京都港区東麻布1-4-3 木内第二ビル6F
2/21(土)〜3/7(土)日祝休
11:00〜19:00
石居麻耶090221.jpg

再び足を運んできました。
ずらりと並ぶ軽やかで繊細なイラスト。季節感溢れる色彩、影の表現の絶妙な加減、そしてなにより、記憶に心地よく響く写実性が、やさしい気持ちをもたらしてくれます。


石居麻耶301.JPG

石居麻耶302.JPG



シンプルな画材を用いて綴られる情景の身近な感じ、その臨場感が、描き手の石居さんの繊細さ、描かれる場面への想いを引き立てているようにも思えます。
線と色彩の清らかさ、それで紡がれるシーンに囲まれるのはやはり心地よいです。


石居麻耶303.JPG

石居麻耶304.JPG


シリーズ彫刻//新時代vol.3 土屋仁応
東京日本橋高島屋6階 美術画廊X
東京都中央区日本橋2-4-1
3/4(水)〜3/23(月)10:00〜20:00(最終日:〜16:00)
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美しすぎる造形。しかもこれが木彫である、そういうことに毎度ながら驚かされる、土屋仁応さんの作品たち。
なまめかしい肢体で佇み、あやしげな気配を漂わせ、空間全体に響く緊張感。鋭い眼光と対峙し、その幽玄な雰囲気に包まれていくかのような。。。



takashi matsumoto:(untitled)
SPICA ART
東京都港区南青山4-6-5
3/2(月)〜3/14(土)日祝休
13:00〜19:00
takashi matsumoto090302.jpg

4分割シンメトリーによる展開の写真作品。
身近な情景を収め、そのミニマムな要素の凝縮部分を活かし、複雑なリズムを放っています。
混沌と整理とが同居し、取り込まれる風景の身近さとは裏腹の切れの鋭さに、強烈に好奇心が引き寄せられます。


佐賀永康『ハッピー過ぎて腹痛い』
T&G ARTS
東京都港区六本木5-9-20
3/5(木)〜4/2(木)日月祝休
11:00〜19:00
佐賀永康090305.jpg

いやもう壮観です、1階の一角を埋め尽くす膨大な物量のドローイング/ペインティング群。
描くことの楽しさ、表現することの痛快さを全面に押し出したかのような伸びやかなテイストに溢れてるように思えます。



田島秀彦展
KENJI TAKI GALLERY/TOKYO
東京都新宿区西新宿3-18-2-102
3/5(木)〜3/28(土)日月祝休
12:00〜19:00
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名古屋での個展を見損ねていたこともあり、楽しみだった東京での田島秀彦さんの個展。
これは観ないと分からない、と作品を初めて直に拝見して強く感じた次第。
画面に施される小さな穴から発せられる光、あるいは立体のどこかコミカルな動き。それらから絶妙な距離感を置く背景の細やかなペインティングとトーンが落とされた色彩感。
さまざまなテイストが重なり合って、不思議な世界を生み出しているように思えます。

posted by makuuchi at 12:02| Comment(0) | TrackBack(0) | review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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