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小坂学展
@ex-chamber museum
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 205a
070-5567-1513
11/7(土)〜11/23(月祝)月火水休(祝日開廊)
木金:14:00〜18:00、土日祝:12:00〜18:00
プレスリリース
インスタレーションビュー

Manabu Kosaka
@ex-chamber museum
3331 Arts Chiyoda 205a, 6-11-14, Soto-Kanda, Chiyoda-ku, Tokyo, Japan
81-70-5567-1513
Nov.7(Sat)〜Nov.23(Mon) closed on Mondays to Wednesdays (Holidays are open)
Thusdays and Fridays:14:00〜18:00, Saturdays, Sundays and Holidays:12:00〜18:00

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ex-chamber museum
http://ex-chamber.seesaa.net
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 205a
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tel: 070-5567-1513
mail: exchamber@yahoo.co.jp
インフォメーション

ex-chamber museum
3331 Arts Chiyoda 205a, 6-11-14, Soto-Kanda, Chiyoda-ku, Tokyo, Japan
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mail: exchamber@yahoo.co.jp
information

artists
伊藤航 Wataru Ito
小野川直樹 Naoki Onogawa
小坂学 Manabu Kosaka
後藤勇治 Yuji Goto
坂本睦美 Mutsumi Sakamoto
佐藤明日香 Asuka Satow
勢藤明紗子 Asako Setoh
田島大介 Daisuke Tajima
鶴友那 Yuna Tsuru
照井譲 Yuzuru Terui
平山紗代  Sayo Hirayama
山口英紀 Hidenori Yamaguchi

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2009年02月10日

review:田中秀和「camouflage」《1/10、1/24》

田中秀和「camouflage」
児玉画廊|東京
東京都港区白金3-1-15-1F
1/10(土)〜2/14(土)日月祝休
11:00〜19:00
田中秀和090110.jpg

Hidekazu Tanaka "camouflage"
Kodama Gallery Tokyo
3-1-15-1F,Shirokane,Minato-ku,Tokyo
1/10(Sat)-2/14(Sat) closed on sunday,Monday and national holiday
11:00-19:00
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アンダーグラウンドな世界観を纏い、ソリッドに響き渡る咆哮。



児玉画廊|東京での田中秀和さんの個展です。
とにかく昨年、移転前の大阪の児玉画廊で開催された個展の素晴らしさが強烈に印象に残っているのですが、そのときの作品の剥落が醸し出す鈍いクールネスから一転し、今回は前回の個展後に繰り広げられたウォールペインティングの、あのおおらかな衝動が反映されたようなストロークがキャンバス上で繰り広げられ、前回の内側へと入り込んでいくようなミニマムな世界観から、壮大なスケール感をはらんだ抽象世界が展開されています。

前回の展開にもっとも近い質感の作品、カウンター奥の壁面に展示されています。
このざっくりとした粗さがかっこいいんです。


田中秀和001.JPG



まるで焦燥に煽られているかのような、スピード感溢れるストロークが画面全面を覆います。
脳裏に現れるイマジネーションより先に身体を反応させたかのような、ある種サディスティックな質感の行為の蓄積が痕跡として画面に現れ、膨張する世界が創出されています。
全体に広がる紫、振り下ろされ、反転し、ダイナミックに弧を描くストローク。そうやって生み出される絵の具の濃淡、そして情報の密度の複雑なコントラストがさらなる壮大さをもたらしているように感じられます。


田中秀和002.JPG 田中秀和003.JPG 田中秀和004.JPG 田中秀和005.JPG

田中秀和006.JPG



画面に現れるうねりが、眺めていてこちら側の意識を引き込んでいきます。
ストロークの動線を追うごとに、その深みにはまり込んでいくかのような。。。

比較的明るい色彩の作品が多いなか、ひときわダークな色調が印象的なこちらの作品。
無彩色が持つ硬質な感触と、大きなストロークのために絵の具が伸ばされたことで伝わる「層」としての「薄さ」とがギャップを生み出し、ダークさとおおおらかさとが混在する不思議な世界観が引き出されています。
スモッグのような風合いの奥にさまざまな色彩が潜んでいるような感触も興味深いです。


田中秀和007.JPG 田中秀和008.JPG 田中秀和009.JPG 田中秀和010.JPG

田中秀和011.JPG



そして、濃密な色彩のインパクトが鮮烈な作品も。
圧倒的な重厚感で迫ってきます。
随所に施される異なる色のスクラッチが奇妙なリズムを紡ぎ出し、グラフィティ的な遊び心も創出。さらに艶やかさが透明感へとイメージのなかで転化され、ひときわブリリアントなシチュエーションが展開されています。


田中秀和012.JPG 田中秀和013.JPG 田中秀和014.JPG 田中秀和015.JPG

田中秀和016.JPG



それぞれの作品で繰り出される色彩のフレッシュさは、弾けるようにして視界に飛び込んできます。
各作品の画面全体が放つ鮮烈なヴィヴィッドな色彩感に広がり続けるイメージを感じ、そこから至近で眺めていってミニマムな面白みがどんどん見つかっていくんです。
全体に凝縮される抽象的な世界観のなかに時折姿を見せる矩形波のような筆跡、そのノイズ感も堪らないんです。


田中秀和017.JPG 田中秀和018.JPG

田中秀和019.JPG



鏡面に描かれた作品も。
さらにアバンギャルドな匂いが鼻を突いてくるかのような、「もの」としてのリアルな臨場感が満ちています。


田中秀和020.JPG



僕が田中さんの作品をしっかりと認識しながら拝見したのが前回の大阪の個展で、以来、神戸と京都でのウォールペインティングを経て今回の東京での個展、といった具合に、かなり短いタームで劇的に変化するクリエイティビティを目の当たりにしているのですが、その流れで拝見してきて、ひとつひとつの「経験」がしっかり蓄積されて、さらに次の新鮮な展開へと結実していっているような印象を覚えます。
それらは連続しているようでもあり、経験を前提として敢えて異なるアプローチに挑んでみたりと、ひとつのクリエイティビティが紡ぎ続けていく時間軸への侵入角度はさまざまなのですが、そこに感覚的な理由はしっかりと存在しているように感じられて頼もしいです。

その時間軸に貫通しているアンダーグラウンドな空気、その中で繰り広げられるシャープでソリッドな世界観。そこに大いに惹かれているような気がします。
今後の展開もすごく楽しみです!


田中秀和021.JPG
posted by makuuchi at 09:09| Comment(0) | TrackBack(0) | review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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