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静物2017
猪瀬直哉 後藤勇治 龍口経太
鶴友那 村松英俊 山口英紀
@ex-chamber museum
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 205a
070-5567-1513
9/9(土)〜9/24(日)9/11,12,13,19,20休(9/18開廊)
12:00〜18:00(9/15:16:00〜)
インスタレーションビュー

Still Life 2017
Naoya Inose Yuji Goto Keita Tatsuguch
Yuna Tsuru Hidetoshi Muramatsu Hidenori Yamaguchi
@ex-chamber museum
3331 Arts Chiyoda 205a, 6-11-14, Soto-Kanda, CHiyoda-ku, Tokyo, Japan
81-70-5567-1513
9 Sep(Sat)〜24 Sep(Sun)closed on 11,12,13,19,20 Sep(18 Sep is open)
12:00〜18:00(15 Sep:16:00〜)
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ex-chamber museum
http://ex-chamber.seesaa.net
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 205a
MORITAKAとシェア)(google map
tel: 070-5567-1513
mail: exchamber@yahoo.co.jp
インフォメーション

ex-chamber museum
3331 Arts Chiyoda 205a, 6-11-14, Soto-Kanda, Chiyoda-ku, Tokyo, Japan
(sharing the space with MORITAKA)(google map
mail: exchamber@yahoo.co.jp
information

artists
伊藤航 Wataru Ito
小野川直樹 Naoki Onogawa
佐藤明日香 Asuka Satow
須賀悠介 Yusuke Suga
勢藤明紗子 Asako Setoh
田島大介 Daisuke Tajima
鶴友那 Yuna Tsuru
平山紗代  Sayo Hirayama
山口英紀 Hidenori Yamaguchi

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2009年01月09日

review:-Emotional Colors- はまぐちさくらこ 町田夏生《1/3、1/4、1/6》

-Emotional Colors- はまぐちさくらこ 町田夏生
BUNKAMURA GALLERY
東京都渋谷区道玄坂2-24-1
1/2(金)〜1/12(月)
10:00〜19:30(1/2、1/3:〜18:00、最終日:〜17:00)
はまぐち・町田090102.jpg

-Emotional Colors- Sakurako Hamaguchi,Nao Machida
Bunkamura Gallery
2-24-1,Dogenzaka,Shibuya-ku,Tokyo
1/2(Fri)-1/12(Mon)(1/2,1/3:-18:00,last day:-17:00)
10:00-19:30
Google Translate(to English)



まるくふわっとしたかたちと、ズバッとサディスティックにはしるかたちと。



BUNKAMURA GALLERYでの、ふたりの女性アーティストをフィーチャーした展覧会です!

まず、町田夏生さんのグラフィカルワールドがダイナミックに眼前に現れます!


町田夏生01.JPG


鮮やかな色彩が溢れる世界。
ぱあっと明るい花の模様が連なり、そこに登場する女の子たちもどこか夢を見ているかのようなふわふわとした表情を浮かべています。
何とも楽しい世界観、この明るさは痛快です。

そして、圧倒的なのが、入り口正面の壁面全体に連なる大きな作品!
町田さんの色彩、と呼びたくなるような、あたたかくてかわいらしい赤系統の色で描かれた無数の花の模様が繋がり合い、さらにその隙間隙間に女の子たちが顔をのぞかせてきます。
とにかくこのサイズに、一気にこの世界に包まれ、誘われます。
ダイナミックな奥行き感といい、女の子たちのうるうるとした表情といい、あたたかい妖しさというか、何とも言えない不思議な雰囲気が充満しているように感じられます。


町田夏生02.JPG 町田夏生03.JPG 町田夏生04.JPG

町田夏生05.JPG



町田さんの作品は紙にアクリル絵具のものがほとんどなのですが、このエリアに2点だけキャンバスの小品が展示されていて、キャンバス独特のものとしての強さが異なる味わいを放っているように感じられるのも印象的です。


町田夏生06.JPG

町田夏生07.JPG



で、町田さんの描く世界に溢れる花柄や女の子の姿は、実にグラフィカルな、「模様」としても素晴らしく楽しげなリズムを奏でていて、さらに危うさや妖しさも潜んでいるように感じられるのが大変興味深いのですが、その一方で、実際に作品を拝見したときに、紙の質感が醸し出す身近な感じ、絵の具が滲み、微妙な色斑を生んでいたりする様子なども、独特の味わいをもたらしているように思えます。
そして、情報量の多さで言えばむしろ凄まじいほどの分量なのにも関わらず、若干離れて眺めたときになんともハッピーな高揚感が惹起されたりと、さまざまな面白さが溢れているようにも感じられます。


町田夏生08.JPG 町田夏生09.JPG 町田夏生10.JPG 町田夏生11.JPG

町田夏生12.JPG



そして何より、エキゾチックな感触が伝わります。仄かに漂う「和」の感触。それは鮮やかな赤から来るのかもしれないですし、模様や構図の緻密さからかもしれないのですが、いずれにしても、そういった風合いがさらに町田さんの世界の奥行きや立ち上がり方にユニークさをもたらしているように思えるんです。


町田夏生13.JPG



ていねいな筆遣いに酔って描き出されるキャッチーな模様と世界感。
かわいくて妖しくて、謎めいている様子もまた楽しくて。
おおらかさと緻密さとが手をつないで、リズミカルに展開するそれぞれの世界。いろんな発見があって楽しいです!


町田夏生14.JPG



続いて、はまぐちさくらこさんのコーナーへ。
いきなりの大作のお出迎えがたまらない!
背景の黒が、画面に投げ込まれるすべての色彩を鮮やかに、そして深く、その力を引き出しているように感じられます。
右と左にぼーん!といった様相で描かれる大きな顔。もうこれだけで笑っちゃいたくなるほどに力強い世界が創り出されているのですが、このサイズの顔すらひとつの背景のようにして、細かいストロークで緻密にたくさんの人々が描かれていたり。またそうやって描かれているそれぞれのシーンが面白いんです。


はまぐちさくらこ101.JPG まぐちさくらこ102.JPG まぐちさくらこ103.JPG まぐちさくらこ104.JPG

まぐちさくらこ105.JPG



はまぐちさんらしい、天真爛漫なダイナミックワールドが続きます!
「こうなってたらどうなるんだろう」みたいな想像の枠をポーンと飛び越えちゃって、いきなり「こうなっちゃえ!!!」って感じで、おてんばな好奇心がスケール感や縮尺の概念をどんどん痛快に裏切っていっちゃう、そんな場面の連続です。
この作品も、問答無用ですごい!どーん!とビルにしがみつく巨大な女の子、その真っ赤な髪の毛のアグレッシブな動線、眼下に広がる都会の喝采などなど、観ていて


でけぇ!Σ( ̄口 ̄;)


あり得ないくらいでけぇ!Σ( ̄口 ̄;)


そういうのがサイコー!(≧∇≦)ノ゛


みたいに、そのはっちゃけた雰囲気に思わず破顔、ホントに元気になってきます。


まぐちさくらこ106.JPG まぐちさくらこ107.JPG まぐちさくらこ108.JPG まぐちさくらこ109.JPG

まぐちさくらこ110.JPG



大作から小品まで、さまざまなサイズの作品が壁面を埋め尽くします。
それぞれにイマジネーションのスピードのエネルギーがそのまま叩き付けられたようなストロークが溢れ、それが描かれる場面におおらかさ、やんちゃさを思い起こさせ、そしてなおかわいらしさも感じさせてくれます。
大胆な色使いも痛快きわまりない!


まぐちさくらこ111.JPG まぐちさくらこ112.JPG まぐちさくらこ113.JPG

まぐちさくらこ114.JPG



最初に紹介した黒の作品が展示されているパーテーションの裏には、ちいさな作品が踊っています!


まぐちさくらこ115.JPG



会場外の壁面、GALLERY+にも興味深い作品が展示されていて、必見です。


まぐちさくらこ116.JPG

まぐちさくらこ117.JPG



4日に開催されたライブペインティングで、およそ4時間ほどで描き上げられた作品も早速展示されています。
僕がその様子を眺めていたのは始まりのおよそ1時間くらいなのですが、そのときからは想像もつかないほどにヴィヴィッドな赤のストロークが走っていて、驚かされた次第で。


まぐちさくらこ118.JPG



ふたつの個性の競演がとにかく楽しいです!
年の始め、寒い季節にこれ以上ない痛快でホットな色彩が空間に溢れているように感じます。
そして、町田さんのじわじわと画面に広がっていくていねいな模様の連続性、そこに密集する花の艶やかさと潜む女の子たちの妖しさ、またはまぐちさんのスパッと画面に閃光を走らせるような、ぐりぐりと焚き付けるようなストロークの衝突やオーバーダブの集合が放つスピード感、このギャップもたいへん面白く、それぞれの個性がより際立っているように感じられます。

ぜひご覧いただきたい世界たちです!
posted by makuuchi at 06:58| Comment(0) | TrackBack(0) | review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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