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照井譲「On Planes」
@ex-chamber museum
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 205a
070-5567-1513
4/14(土)〜4/30(月)月火水休(4/30開廊)
12:00〜18:00(4/20:16:00〜)
プレスリリース

Yuzuru Terui “On Planes”
@ex-chamber museum
3331 Arts Chiyoda 205a, 6-11-14, Soto-Kanda, CHiyoda-ku, Tokyo, Japan
81-70-5567-1513
14 April(Sat)〜30 April(Mon)closed on Mondays, Tuesdays, and Wednesdays(30 Apr is open)
12:00〜18:00(4/20:16:00〜)
press releace

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ex-chamber museum
http://ex-chamber.seesaa.net
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 205a
MORITAKAとシェア)(google map
tel: 070-5567-1513
mail: exchamber@yahoo.co.jp
インフォメーション

ex-chamber museum
3331 Arts Chiyoda 205a, 6-11-14, Soto-Kanda, Chiyoda-ku, Tokyo, Japan
(sharing the space with MORITAKA)(google map
mail: exchamber@yahoo.co.jp
information

artists
伊藤航 Wataru Ito
小野川直樹 Naoki Onogawa
佐藤明日香 Asuka Satow
勢藤明紗子 Asako Setoh
田島大介 Daisuke Tajima
鶴友那 Yuna Tsuru
平山紗代  Sayo Hirayama
山口英紀 Hidenori Yamaguchi

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2008年08月31日

review:四位置 内海聖史《8/24》

四位置 内海聖史
藝術倉庫
栃木県那須群那須町高久丙3227-1
8/2(土)〜8/24(日)
11:00〜18:00
内海聖史080802.jpg

Four Positions Satoshi Uchiumi
Nasu Warehouse-a contemporary art field
3227-1,Takaku-hei,Nasu-machi,Nasu-gun,Tochigi-ken
8/2(Sat)-8/24(Sun)
11:00-18:00
Google Translate(to English)



交錯するベクトルと、絵画としての壮大なポテンシャル。



兼ねてから伺いたいと願っていた那須の藝術倉庫、こちらで開催された内海聖史さんの作品展に行ってきました。

車で都下から出発、東北道を北上し、およそ3時間半をかけて辿り着く藝術倉庫。
鬱蒼と茂る緑が降り続く雨でより深々とした雰囲気を増すなかに、写真ではもうおなじみのコンテナを見つけた時の安堵感は言葉にし難いほどではあったものの、思いのほかこぢんまりとした感じが不思議と親近感を醸し出しているような印象でした。



ゆったりとしたひとつの空間、こちらの4つの壁面に、異なる色彩の内海さんの過去の大作が1点ずつ展示されています。
それぞれ、最初に展示される空間にあわせ、サイズや構図も計算し尽くされて制作された内海さんの作品群。
そのうちの4点が一堂に会し、展示された壁面から四方に、そして観る者が立つ前面にと世界を膨張させ、凄まじいイマジネーションの広がりをもたらして、暫し呆然。


その最初の展示を僕が観ている作品は、今回は1点のみ。
昨年のGALERIE ANDOでの個展で発表された、紫の細かいドットがひしめくもので、GALERIE ANDOのコンパクトで変形の空間の壁面1面をほぼきっちりと覆ったサイズで、そのときの展示のインパクトも今でも鮮明に記憶しているのですが、こうやってあらためて拝見すると驚くほどに異なる印象が浮かび上がってきます。

目にして一瞬、「・・・昨年観た作品だよな...」と、一度観ている作品であるという確信が揺らぐほど。
あの閉じた空間での凝縮感、その状況と色彩感とで醸し出される重厚さ。それが解放され、例えばほんの僅かだけ床から高いところに展示された、という状況だけでも、これほどまでに加速するスピードのイメージが煽られるものか、と驚かされた次第で。
画面が顔だとしたら、松濤での展示ではひたすら正面を向いていたのが、ここでは上を向いている、そんな印象も思い浮かんできます。


内海聖史301

内海聖史302



他の3つの壁面に展示されているのはもう少し前のもので、複数のパネルを横長に並べ、それぞれが充分な広さでその世界を力強く押し拡げています。
キャンバスに押し込まれる無数のドット、そのひとつひとつの色彩が放つ存在感、それらが連なってつくり出される力強い深みを持つ色面、そして、余白との関係性によって奏でられる奥行き。
さまざまな視点で見えてくる光景のほぼすべてが発見となって、経験に積み上げられていきます。


内海聖史303



そして、それぞれの画面は壁面に作用し、連なり広がるドットのイメージがキャンバスの外側へと侵食していきます。
それは壁面同士が接する部分で、整然と、イメージのなかに次元の歪みをもたらしてくれます。その部分のイメージは相当に衝撃的でもあり、今まで思い描けなかったほどに斬新な印象を植え付けられます。
これまでひとつの世界観で充分な迫力を放っていた内海さんの大作が隣り合うことで沸き起こる、複数の世界の衝突のイメージ。そのエネルギーの壮大さにも圧倒されます。


内海聖史304

内海聖史306 内海聖史305

内海聖史307



これまで感じることがなかった、イメージのスケール感としての新鮮さとともに、あらためて内海さんの作品の「絵画」としての素晴らしさにも気付かされます。
これまでの展示で空間との作用を大きく意識されて制作、展示された作品群ですが、こうやって複数の作品が同時に展示されることで、単独の絵画である事実も提示し、具体的に何かを描かず、あくまでドットと構図による抽象表現が徹底される内海さんのオリジナリティが、絵画としても力強く貫かれていることに感動を覚えます。


内海聖史308



さらに、今現在、この世代の油彩のペインターで、これほどのサイズの作品を残し、しかもしれらのすべてがエポックなものである、という人はもしかしたら内海さんだけではないか、という想像も湧いてきます。
まだまだ知らないことだらけですが、もしかしたら、世界的にもそうかもしれない、と。
そう思うと、このクリエイションをこれからもリアルタイムでフォローしていけることに対して、格別の嬉しさが満ちていきます。

また、今回の4点の作品の展示でほぼ内海さんの本格的なアーティストとしてのキャリアも抑えられていると思ったのですが、比較的初期の頃に描かれた作品でさえも充分に「今」の感性を「今」の感覚で刺激してくれることにも感じ入った次第です。経歴としての「過去」にも触れつつ、それが「今」にしっかりと機能している事実にも感嘆させられた次第です。


次に内海さんの作品が観られるのは、静岡県立美術館で11/3から開催される「風景ルルル -わたしとソトガワとのかかわり方-」で、こちらではまたこれまでと違う展開が観られそうで、今からホントに待ち遠しいです!


内海聖史309
posted by makuuchi at 13:25| Comment(0) | TrackBack(1) | review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt: 下記のサイトで先日終了した那須・芸術倉庫の個展「四位置」についてレビューを頂いています。 展覧会の画像もあります。 表現は確実に誰かに鑑賞される事で理解が深まると思います。 僕自身、制作を押し上..
Weblog: 色彩の下
Tracked: 2008-09-02 03:00