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鈴木知佳・鈴木のぞみ「Monologue of the blank」
@ex-chamber museum
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 205a
070-5567-1513
9/7(土)〜9/29(日)月火水休(9/16、9/23祝日開廊)
12:00〜18:00
※9/13(金)は14:00〜、9/20(金)は16:00〜
プレスリリース

Chika Suzuki, Nozomi Suzuki “Monologue of the Blank”
@ex-chamber museum
3331 Arts Chiyoda 205a, 6-11-14, Soto-Kanda, CHiyoda-ku, Tokyo, Japan
81-70-5567-1513
7 Sep.(Sat)〜29 Sep.(Mon)closed on Mondays to Wednesdays (16 Sep. and 23 Sep are open)
※13 Sep.(Fri):14:00〜, 20 Sep.(Fri):16:00〜
12:00〜18:00


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ex-chamber museum
http://ex-chamber.seesaa.net
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 205a
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tel: 070-5567-1513
mail: exchamber@yahoo.co.jp
インフォメーション

ex-chamber museum
3331 Arts Chiyoda 205a, 6-11-14, Soto-Kanda, Chiyoda-ku, Tokyo, Japan
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mail: exchamber@yahoo.co.jp
information

artists
伊藤航 Wataru Ito
小野川直樹 Naoki Onogawa
佐藤明日香 Asuka Satow
勢藤明紗子 Asako Setoh
田島大介 Daisuke Tajima
鶴友那 Yuna Tsuru
照井譲 Yuzuru Terui
平山紗代  Sayo Hirayama
山口英紀 Hidenori Yamaguchi

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2008年06月23日

review:Lantschaft IV 内海聖史 桑島秀樹 山本基 水野シゲユキ《6/6、6/7》

Lantschaft IV 内海聖史 桑島秀樹 山本基 水野シゲユキ
ラディウム−レントゲンヴェルケ
東京都中央区日本橋馬喰町2-5-17
6/6(金)〜6/28(土)日月祝休
11:00〜19:00
LANDSCHAFT IV.jpg

Lantschaft IV
Radi-um von Roentgenwerke AG
2-5-17,Nihonbash-bakurocho,Chuo-ku,Tokyo
6/6(Fri)-6/28(Sat) closed on Sunday,Monday and national holiday
11:00-19:00
Google Translate(to English)



いくつかあるレントゲンヴェルケの企画の中で、「風景」をテーマとしたグループショー。今回は4名のアーティストがピップアップされています。



扉をくぐってまず目に飛び込んでくるのが水野シゲユキさんの作品です。
この企画、僕がチェックした限り、これまでは写真のアーティストが入っていたと記憶しているのですが、今回はフィーチャーされておらず、その「写真家枠」と入れ代わるかのように参加されている水野さん。

プラモデルのジオラマのスペシャリストが構築する、いったいどこまでがキットなのか分からないほどに緻密な3次元の「風景」です。


水野シゲユキ03 水野シゲユキ05 水野シゲユキ04

水野シゲユキ01



僕自身、小中学生の頃にプラモデルにハマっていて、もっとも子供が作るものなのでせいぜい説明書通りに組み上げるだけの稚拙なものではあったのですが、その頃にそれこそ穴が開くほどにカタログや雑誌を見まくっていたこともあり、あの頃の記憶が一気にフラッシュバックし、感動が心の中に湧き起こった次第。

しかも、信じられないくらいのクオリティ。
朽ちるタンク、荒涼とした内装と外観はもちろん、そこに生える雑草さえもしっかりと、台の上のちいさなスペースに一切の隙もなく徹底してリアルに再現されています。

ギャラリーに設置されている水野さんの過去作品のファイルを拝見すると、以前はまぎれもなく現代美術のシーンに組み込まれて然るべきインスタレーションも発表されているようで、この経歴が、このジオラマがここに展示されていることに説得力をもたらしているように感じられます。
1階に展示されている内海さんの作品、抽象的な光景をバックに見る、徹底してリアルなジオラマ。実に新鮮な味わいを鮮烈に放ちます。


水野シゲユキ02



階段を昇って2階、見事な構成の展示で、まさにレントゲンヴェルケの真骨頂という世界が構築されています。


階段を昇り切って右手に内海聖史さん、左手に山本基さんの作品が向かい合うように展示されていて、そのコントラストにさまざまなイメージが過ります。

「モノクローム/カラフル」
「線/点」
「パネル/キャンバス」

相反する要素、そのひとつひとつが徹底的に相反し、お互いの個性をシャープに引き立てあっているように感じられます。

その要素の中でもっとも印象的なのが、「密度」の差。
緻密に這う線が一定間隔で画面をほぼ埋め尽くし、平面的に展開されていながら、すべての作品でではないものの「塩」という相当にアクロバティックな素材の立体感が引き立てられる山本さんの作品群。
一方で内海さんの作品群では、繰り出されるドットが凝縮し濃密に色彩感が立ちのぼる一方で、随所に見受けられる余白とのコントラストがさまざまな縮尺感をイメージさせてくれます。

向かい合う左右の壁面で展開されるクリエイション、凄まじいスピードで感性を揺さぶられることに快感を覚えます。



そして、このスペースの正面に鎮座するのが、前回の個展に引き続いて参加の桑島秀樹さんの作品。
内海さんと山本さんの、強烈なコントラストを発しながらもハイパーテクニックという視点でそれこそハイパーなクオリティ両クリエイションを左右に従えて、玩具などのカラフルな素材でシンメトリーな風景が構築されています。

最初に観たときの「えっ?」という意表を突かれた痛快さ、そこからじわじわと伝わってくる神々しさ。
前回の個展を直前に拝見していることが大きく効いてきます。
ここに作り上げられたインスタレーションが一切の隙もなくシンメトリーに仕上げられていることの「意味・意図」が、一度桑島さんのクリエイションにどっぷりと浸っていることで力強い説得力を伴い、素材としてだけでなく存在としても「軽い」素材を用いていながらも、実に重厚に、圧巻の風格で迫ってきます。



抽象性の高いクリエイションが「風景」として紹介されることに違和感を感じないどころか、むしろ誇りたいくらいに「風景」として捉えられることが嬉しく感じられます。
posted by makuuchi at 07:21| Comment(0) | TrackBack(0) | review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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