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ex-chamber museum
http://ex-chamber.seesaa.net
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 205a
MORITAKAとシェア)(google map
tel: 070-5567-1513
mail: exchamber@yahoo.co.jp
インフォメーション

ex-chamber museum
3331 Arts Chiyoda 205a, 6-11-14, Soto-Kanda, Chiyoda-ku, Tokyo, Japan
(sharing the space with MORITAKA)(google map
mail: exchamber@yahoo.co.jp
information

artists
伊藤航 Wataru Ito
小野川直樹 Naoki Onogawa
佐藤明日香 Asuka Satow
勢藤明紗子 Asako Setoh
田島大介 Daisuke Tajima
鶴友那 Yuna Tsuru
照井譲 Yuzuru Terui
平山紗代  Sayo Hirayama
山口英紀 Hidenori Yamaguchi

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2010年03月17日

〜3/14のアート巡り

〜3/14のアート巡り mirror

■3/5 Fri
根本佳奈 -止まらない街の秒針-
Showcase/ MEGUMI OGITA GALLERY
東京都中央区銀座5-4-14 銀成ビル4F
03-3571-9700
3/5(金)〜3/20(土)日月祝休
11:00〜19:00
根本佳奈100305.jpg

主にシルクスクリーンで描き出される、ぱっと軽やかな色彩風景。冬を思わせる白の下地にカラフルな服を纏う人々が描き重ねられ、ポップにその情景を彩っていきます。


根本佳奈_06.JPG 根本佳奈_05.JPG

根本佳奈_04.JPG



画面によって色を変え、版表現らしい面白さを押し出したシリーズ作品も。
ていねいに描写される布の撓みによる陰影も楽しく、また構図にも遊び心が感じられて楽しいです。


根本佳奈_03.JPG

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シルクスクリーンらしいきりっとした発色が効いています。
ちいさな作品だとかわいらしさもひときわ強く感じられます。


根本佳奈_01.JPG



肥沼義幸 Fragile
GALLERY TERRA TOKYO
東京都千代田区岩本町2-6-12 曙ビル1F
03-5829-6206
3/5(金)〜4/10(土)日月祝休
11:00〜19:00
肥沼義幸100305.jpg

麻布から岩本町へと場所を移したGALLERY TERRA TOKYOの移転第一弾は、久々に登場の肥沼義幸 さんの個展。
これまで拝見し、濃厚な油絵の具が画面に乗る青い画面の人物の作品の印象が強いですが、今回は筆致、構図共に新たな展開を感じさせてくれます。正面の壁面に展示された大作のざっくりと荒々しいストロークが打ち込まれたようなアグレッシブな雰囲気のものや、いつになくメロウな表情で描かれる女性の作品など、バラエティに富む展開も興味深いです。



■3/6 Sat
春草絵未「ただいまと地平の影へもぐりこむ線を結んで空のそのさき」
Ohshima Fine Art
東京都新宿区西五軒町3-7 ミナト第三ビル3F
03-3235-2271
3/5(金)〜4/4(日)日月火祝休(最終日は開廊)
13:00〜19:00
春草絵未100305.jpg

GEISAIなどで何度か拝見している春草絵未さんの個展。分厚いパネルにマウントされる紙やキャンバスの作品で、手法もユニークです。
トレーシングペーパーに塗布されたパステルを支持体に当て、その上から線を描くことで色を転写させるという方法で描かれていて、立体的な展示とともに不思議な印象をもたらしてくれます。


春草絵未_12.JPG 春草絵未_11.JPG

春草絵未_10.JPG



基本的に線描の作品ということもあり、その密度にも惹かれます。ペンや鉛筆の黒ではなく、独特の濃淡と滲みを伴う軽やかな色彩であることが、なんとなく儚げな,朧げな気配を導き出しているようにも思えてきます。そして、複数の画像をレイヤー状に重ねて転写させてひとつの画面を構成しているのも、そのユニークさをさらに高めているように思えます。


春草絵未_09.JPG 春草絵未_08.JPG 春草絵未_07.JPG

春草絵未_06.JPG



さまざまなサイズの作品が並びます。
相当な大きさの作品も。余白の大きさが儚げな気配を深めます。


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厚みのない画面の作品もよい感じです。


春草絵未_04.JPG 春草絵未_03.JPG

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もたらされるユニークな色彩感、色調、密度で、これからさらにどんな情景が描き出されるかも楽しみです。


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吉田晋之介
GALLERY MoMo Ryogoku
東京都墨田区亀沢1-7-15
03-3621-6813
3/6(土)〜3/27(土)日月祝休
11:00〜19:00
吉田晋之介100306.jpg

昨年のシェル美術賞で印象に残る、吉田晋之介さんの個展。未来的なイメージをもたらす色彩感と、そこに描き加えられる柵のようなものによって提示される空間性の面白さに惹かれます。歪んだ重力感が満ちる不思議な広がりが印象的です。



平子雄一展「Yuichi Hirako : 庭先メモリーズ」
GALLERY MoMo Ryogoku
東京都墨田区亀沢1-7-15
03-3621-6813
3/6(土)〜3/27(土)日月祝休
11:00〜19:00
平子雄一100306.jpg

鬱蒼とした色彩感、頭部が森になったキャラクターが登場するさまざまな場面が描かれた作品がずらりと並んで不思議な賑々しさが広がります。
ひとつの画面に描き込まれる情報は相当なものであるにもかかわらず、独特の淡々とした雰囲気も滲んでいるように感じられるのも興味深いです。



■3/7 Sun
この日は雨のなか、トーキョーワンダーサイト渋谷で開催中のワンダーシード2010へ。
ちいさな作品がずらりと並ぶのを眺めるのは楽しいです。ちいさな画面のなかに詰め込まれるたくさんにさまざまなイメージに接して、その分のたくさんの発見が得られます。
ただ、多くの作品を拝見してどうしても思ってしまったのが、小さな作品だからこそ、仕上げに拘って欲しいなぁ、と。どうしても詰めの甘さが目についてしまう作品も少なくなかったように思えます。キャンバスの張りの緩さや側面の仕上げの粗さ、紙作品の余白のおそらく意図的ではないノイズなど、ちょっとしたことで作品が持つ面白味に入っていけないのはもったいなく感じられます。



■3/10 Wed
真島直子展「密林にて」
ミヅマ・アクション
東京都目黒区上目黒1-3-9 藤屋ビル2F
03-3793-7931
3/10(水)〜4/10(土)日月祝休
11:00〜19:00
真島直子100310.jpg

立体作品が良いです。
糸やボタンなどさまざまな素材を付着させ、そのかたまりからぬっと歯が、そして頭部が現れるような。強烈に濃厚な危うくて妖しい雰囲気を醸し出しつつ、独特のかわいらしさも感じられたのが興味深いです。
鉛筆画の鬱蒼とした気配も印象に残ります。さまざまなストロークが重ねられて、ある情景を俯瞰するような感触に惹かれていきます。



■3/12 Fri
三宅砂織 個展『image castings』
GALLERY at lammfromm
東京都渋谷区上原1-1-21 山口ビル1F
03-5454-0450
3/13(土)〜4/20(火)12:00〜20:00(土:11:00〜、日:11:00〜19:00)
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今年のVOCA展でVOCA賞を受賞されてひときわ注目を集める三宅砂織さんがラムフロムに登場。独自の手法で展開されるメランコリックなファンタジーが、明るい色彩を放つグッズに溢れる空間と向かい合わせの壁面に展示され、いつも以上にそのかわいらしい雰囲気がより強く惹き出されているように感じられるのが嬉しいです。
新たな展開の作品も展示され、今後どんな世界が紡がれていくかも楽しみになってきます。



田中麻記子 個展 「Le pollen」
hpgrp GALLERY 東京
東京都渋谷区神宮前5-1-15 CHビルB1F
03-3797-1507
3/5(金)〜3/28(日)月休
11:00〜20:00

このところ油彩画による展開を続けられていた田中さん、今回はパステル画。これがいいんです。
なめらかに広がる色彩、油彩の作品にもたらされていた濃厚な気配を残しつつ、ふわりとやわらかな雰囲気もそこに漂います。横長の作品から小品までさまざまなものが並び、空感の余白とのバランスも心地よく感じられます。やさしく豊かな色の響きをゆったりと味わいたい展覧会です。



大槻香奈展「すべてになるそのまえに」
neutron tokyo Main Gallery + 2F Salon
東京都港区南青山2-17-14
03-3402-3021
2/24(水)〜3/14(日)月休
11:00〜19:00(最終日:〜18:00)
大槻香奈100224.jpg

昨年のTCAFでのneutronのブースで印象に残っている大槻香奈さんの個展。セーラー服姿の女の子が浮かべる憂いを帯びた表情がメランコリックでメロウな気配と揺らめくような物語性を思い起こさせてくれます。そしてその一方で、背景として描き込まれるさまざまな情景やモチーフから幻想的な風合いも奏でられ、いっそう濃く深い世界館が導き出されているようにも思えます。


大槻香奈_19.JPG


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大槻香奈_14.JPG 大槻香奈_13.JPG 大槻香奈_12.JPG

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一方で、風景だけの作品も。
個人的にはこちらのほうにより惹かれます。
抽象的な気配も一気に高まり、退廃したような儚げでミステリアスな雰囲気もいっそう強く画面から放たれます。


大槻香奈_10.JPG


大槻香奈_09.JPG 大槻香奈_08.JPG 大槻香奈_07.JPG

大槻香奈_06.JPG


大槻香奈_05.JPG 大槻香奈_04.JPG 大槻香奈_03.JPG

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統一感ある世界観の中にもたらされる幅広いイメージ。
これからどんな情景が導き出されるかも楽しみです。


大槻香奈_01.JPG



TOKYO WEDDING Satoshi Osada, Erika Yamashiro
T&G ARTS
東京都港区六本木5-9-20
03-5414-3227
3/12(金)〜3/17(水)土日月祝休
11:00〜19:00

この度ご結婚された長田哲さんと山城えりかさん。それを記念しての2人展で、前日に開催されたパーティーに伺うことができず無念至極、明けて展覧会としての初日に。
それぞれのお馴染みのクリエイションが、比較的ゆったりと展示されていてよい感じです。山城さんの淡いピンクが奏でる大人びた幻想的な気配、さまざまなストロークでバラエティに富んだコンストラクションを展開し、そこにするりと人の顔などを折り込む長田さん、それぞれがその個性を響かせているのも楽しく感じられます。



榮水亜樹 Aki Eimizu Solo Exhibition
MA2Gallery
東京都渋谷区恵比寿3-3-8
03-3444-1133
3/12(金)〜4/10(土)日月祝休
12:00〜19:00(Appointoment:19:00〜20:00)
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この空間は、ホントにこういうふわっとした世界観が合います。
榮水亜樹さんを個展で拝見するのは相当に久しぶりに感じます。そして今回は平面作品での新たな展開が実に興味深く、何層にも重ねられる透明な素材とその奥に沈み込むドットの不思議な距離感におおいにイマジネーションが刺激され、その繊細な風合いに引き込まれます。随所に展示される立体作品もかわいらしいことこの上なく。



■3/13 Sat
坂本夏子 BATH,R
白土舎
愛知県名古屋市中区錦1-20-12 伏見ビル地階
052-212-4680
3/13(土)〜4/17(土)日月祝休
11:00〜19:00
坂本夏子100313.jpg

前回の白土舍での個展が一昨年の秋で、それからここまでの間にさまざまな賞を受賞され、今もっとも話題を集めるアーティスト/ペインターのひとり、坂本夏子さん。今回発表された大作は、VOCA展出品と本来対を成すそうで、場所は違えどそれぞれが同時期に展示されていることに嬉しさを覚えます。
出品作品数こそ5点と少ないものの、既にどのポイントが正しい位置なのか判別が難しいほどに歪みに歪んだ情景の混沌と、キャンバスから筆が離れる瞬間が思い起こされるほどに生々しい絵の具の臨場感、そしてポジティブな艶やかさを放つ瑞々しい青の色彩感など、観れば観るほどに引き込まれるペインティングに加え、習作的作品でのイメージをまとめていくようなスリルとテンション感、木炭画での静謐と、さまざまな見所に溢れます。



ヴィべケ・タンベルグ展 A Real Feeling
TOMIO KOYAMA GALLERY,Kyoto
京都府京都市下京区西側町483(西洞院通/新花屋町通 西南角)
075-353-9992
2/5(金)〜3/13(土)日月祝休
12:00〜19:00
Vibeke Tandberg 100205.jpg

ファットなストロークが異様なエネルギーを放つ画面がずらりと並んで、しかしモノトーンの無機的な色調がどこか達観したような気配も導き出していたような印象。エイミー・ワインハウスのパパラッチ写真の上からドローイングを重ねた作品とのことで、そう伺うとスキャンダラスな雰囲気がぐっと高まって迫るように感じられます。


Vibeke Tandberg_08.JPG Vibeke Tandberg_07.JPG Vibeke Tandberg_06.JPG Vibeke Tandberg_05.JPG

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壁に立て掛けられた、パターンがびっしりとプリントされた板状の作品にも引き込まれた次第。俯瞰すると執拗に繰り返される装飾の幾何学的な密度に惹かれるのですが、至近で眺めるとこちらもエイミー・ワインハウスの写真が加工されていることに気付かされ、これまでの無機的な印象から一転し、強烈な危うさがイメージを覆っていくような感触が強く印象に残っています。


Vibeke Tandberg_03.JPG Vibeke Tandberg_02.JPG

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Jean Claude Wouters "The Sweetest Embrace of All"
Taka Ishii Gallery Kyoto
京都府京都市下京区西側町483(西洞院通/新花屋町通 西南角)
075-353-9807
2/5(金)〜3/13(土)日月祝休
11:00〜19:00

手前のヴィべケ・タンベルグ展に続いてこちらもモノトーンの空間。
薄らと大きな画面に捉えられる画像は,初見ではおおらかな山並みを思い起こさせ、だんだんとそれが何であるか...横たわる裸婦であることに気付かされ、そこから立ちのぼる際どい妖艶な気配に意識が引き込まれつつ、しかしそれが風景に見えた事実が許される誤認というか、そのスケール感で捉える深遠さから浮かぶイメージも心地よく感じられた次第です。


Jean Claude Wouters_07.JPG

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1点だけ展示された、異なる風合いの画像の作品も興味深いです。
元の画像にスクラッチなど手が加えられ、さらにそれを撮影し、またそれに手を加え、ということを繰り返して制作された作品とのことで、画面に飛散する無数の粒子が導き出す荒れた感触が独特の臨場感を醸し出していて、その殺伐とした静謐さに感じ入ります。


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中川トラヲ「しじまからことといへ」
児玉画廊|京都
京都府京都市南区東九条柳下町67-2
075-693-4075
2/27(土)〜4/3(土)日月祝休
11:00〜19:00
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色彩が溢れ、作品ごとに繋がっていそうでいない感じ、およそおそらく統一感のない展開がむしろ痛快です。
さまざまなテクスチャーやストロークが投入され、バリエーションに富んだ場面が描き上げられていて、そこに抽象的なアプローチによる面白さであったり、さらに具現的なモチーフが唐突に現れていたりと、ユーモアとシュールさとが混在する世界にイメージが思いもよらぬ方向へと広がっていく感じが楽しいです。



Kodama Gallery Project 22 梶原航平
児玉画廊|京都
京都府京都市南区東九条柳下町67-2
075-693-4075
2/27(土)〜4/3(土)日月祝休
11:00〜19:00
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今年の京都市立芸術大学の年度末の学内での展示でも拝見した梶原航平さんの咲く品群とふたたび対面。いやぁ、面白いっ!
西洋の神殿を巨大なボディコンスーツを纏う女性の肢体や杖、剣などが舞い、また焦燥に煽られるようにして描き殴られるようなアグレッシブなストロークで臨場感たっぷりに描き上げられる重厚な奥行き感を醸し出す場面の力強さ,迫力にもおおいに引き込まれます。
2点だけ展示されていたモノトーンの小品もよい感じです。



0000 SPOT 0002 宮田雪乃 金光男「つぎのとなり」
0000gallery
京都府京都市下京区麩屋町通五条上る下鯖形563
3/13(土)〜3/19(日)月休
12:00〜22:00(最終日:〜20:00)
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京都の新スペース「0000gallery」で開催の、ふたりのアーティストがフィーチャーされた展覧会です。
まず1階、宮田雪乃さんの版画作品。
塩ビ板を用いた凹版の版作品とのことで、もりもりとユーモラスな雰囲気がよい味わいを醸し出し、描かれる遊び心やいたずら心も潜ませられた情景も楽しく感じられます。


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逆さ松竹梅をモチーフに描いたシリーズ作品。
イラスト的な風味もほんのりと入るポップな色彩感や太い線の構成の楽しさ、そしてそこに描かれているのが縁起がよろしくないとされる逆さの松や竹であったり、さらに危ういモチーフも軽やかなスタンスで描き込まれているのにやっぱり面白く感じられるのがまた興味深いです。


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実に独特の味わい深さを醸し出す版作品で、今後の展開も興味津々、素材の限界や描きたい世界観などでどんな風になっていくか楽しみです。


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2階では金光男さんの作品が。
これが面白い!
写真製版のシルクスクリーン作品、しかし支持体に蝋の板が採用され、ただプリントされるだけでなくその画面の一部を加熱して蝋を溶かし、そのなかにプリントされたドットが支持体への定着から解放され、不思議な質感を表出しているのが面白いです。
そして溶けた蝋のなかにインクのドットが閉じ込められて、いったいどうなっているんだろうというテクスチャーの創出がなされてることに感心させられます。


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実際に加熱中の作品も。眺めていると溶ける蝋に浮かぶドットがなんとも奇妙に感じられます。


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面白いアプローチによく気付かれたなぁ、と。
現象がもたらすさまざまな表情でどんな質感の雰囲気を創り出していくか、こちらも楽しみです。
ちなみに僕が伺ったのはやや早めの時間で、夜にはパフォーマンスも行われた模様。
蝋に包まれた白熱電球。熱が加わって蝋が溶けたら,,,。


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今村哲「いない」
MORI YU GALLERY KYOTO
京都府京都市左京区聖護院蓮華蔵町4-19
075-950-5230
2/13(土)〜3/13(土)日月祝休
12:00〜19:00
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再訪。
あらためて拝見し、今村さんの作品の中に備わっている重厚な世界観とユーモア溢れる引用に不思議な想像が広がります。


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バラエティに富むさまざまな場面が描かれたペインティング。
外部からの引用であったり、はたまたいくつかの作品に登場するモチーフが、それぞれの作品同士に謎めく関係性をもたらしたり。


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正面に展示されていた赤の作品が醸し出す気配にも圧倒された次第。
至近で眺めても合わない焦点が、強烈な妖しさを放ちます。加えて不思議な熱を帯びたような揺らめくマチエルにも引き込まれます。


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吹き抜けの空間を活かした作品も。
何だかかわいい、というか不思議な味わい...。


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今回はテキストが付随した作品も多く、その文章との関係性も不思議さをいっそう深めます。


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■3/14 Sun
西山裕希子展 a suite -組曲-
neutron kyoto
京都府京都市中京区三条通烏丸西入ル 文椿ビルヂング2F
075-211-4588
3/2(火)〜3/14(日)
11:00〜23:00(最終日:〜21:00)
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ろうけつ染めで紡がれる線描、爽やかな色香を奏でる女性のシルエットやたおやかな手の表情。余白のバランスも独特で、さらにその繊細で儚げな気配も深まったように感じられます。
今回はneutornのガラス張りの空間での展示ということで1点完結の咲く品を中心に構成されていたような印象を受けましたが、インスタレーションも含め、もっといろいろと拝見したいクリエイションです。



バンビナート ギャラリー オープニング エキシビション「ひとひと」
Bambinart Gallery
東京都千代田区外神田6-11-14 アーツ千代田3331 地階 B107
3/14(日)〜4/24(土)日月祝休(初日を除く)
11:00〜19:00
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アーツ千代田3331の開館記念に合わせて開催の、Bambinart Galleryでのフレッシュな個性から物故作家まで幅広いセレクションでさまざまなサ商品を揃えたグループショー。松井えり菜さんの渋い作品、平川恒太さんのドットの作品が特に印象に残っています。



Transfomation/岩竹理恵,齊藤瑠里,PARK JA HYUN,西村加奈子
Gallery Jin
東京都台東区谷中2-5-22 山岡ビル1F
03-5814-8118
3/3(水)〜3/25(木)月火及び3/7休
12:00〜19:00(最終日:〜17:00)
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4名のアーティストによるグループショー。
カウンターのスペースには齊藤瑠里さんの岩彩の作品。
独特の絵肌と細い稜線、軽やかな色彩、個性的な顔立ちと表情の女性が登場する場面。齊藤さんらしいモチーフの作品が並び、また今回は大胆な縮尺のものが多く、ゆったりとした雰囲気を保ちながらも、いつもと異なる遊び心が味わい深く感じられます。


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お馴染みのちいさな作品も。


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カウンターのスペースを前提に制作されたサイズの作品が配され、不思議な雰囲気が溢れます。


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パク・ジャヒョンさんのペン画。
その密度、繊細な作業の集積に引き込まれます。
全てが点で描かれている、煙草をくゆらす女性の肖像。虚ろな視線や流れる頭髪など、描写のリアリティは凄まじく、しかし至近で眺めると当然点に分解され、僅かな濃淡すらしっかりと点の密度のコントロールで表出されていることに驚かされます。


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この据わった目に、ただ圧倒されます。
危うさ、スリリングな気配が伝わってきて、描写の精度以上にこの気配の濃さ、横たわる怠惰な雰囲気にこちらのイメージも深まっていくように感じられます。


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西村加奈子さんのペインティングは一転して油絵の具の濃い質感に惹かれます。
トーキョーワンダーサイトでの仏壇の作品の印象が強いですが、今回は花などをモチーフに採用したさまざまなサイズの作品で展示を構成。独特の筆使いが醸し出す味わい深さはそのままに、おそらく基本的には具象でありつつ、印象としての抽象的な表現も織りまぜられながら、その妖し気な世界観がさらに押し拡げられているように思えます。


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額まで描かれた小品。
ひときわ、油絵の具の臨場感が強く伝わってきます。


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やはり独特の雰囲気が印象的です。
油彩画を観ている充実感が提供され、その一方でどこか「和」の感触、もしく絵の具のフレッシュな発色とは裏腹の古びた風合いも仄かに感じられ、それが個性的な面白味を生み出しているような気がします。


西村加奈子_03.JPG 西村加奈子_02.JPG

西村加奈子_01.JPG



奥のちいさな部屋では、岩竹理恵さんの写真作品が。
どのような行程を経て制作されているかは分かりかねるのですが、部分的にシャープに焦点が合い、ぼやけた部分とが混在してなんとも不思議な気配が導き出されています。


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独特のクールさに惹かれます。
省略される背景、その白さ、もしくは黒さによって樹木の陰影が鮮烈に引き出されているようにも思えてきます。


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この日はVOCA展2010のレセプションへも。
またあらためて時間を取ってゆっくりと拝見したいと思いますが、今回も既知のアーティストが多数参加されていて嬉しく、また初めて観る強烈な個性も少なくなく、その渾身の作品が一挙に観られるのはやはり嬉しいです。



《買ったCD》
「十九色」清浦夏実
3曲目「アノネデモネ」がすごくいい!


《買った本》
「船に乗れ!〈2〉独奏、〈3〉合奏協奏曲」藤谷治
「武士道シックスティーン」誉田哲也
「通天閣」西加奈子
posted by makuuchi at 18:24| Comment(0) | TrackBack(0) | review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする