news

upcoming exhibiton

current exhibiton

past exhibiton

ex-chamber museum
http://ex-chamber.seesaa.net
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 205a
MORITAKAとシェア)(google map
tel: 070-5567-1513
mail: exchamber@yahoo.co.jp
インフォメーション

ex-chamber museum
3331 Arts Chiyoda 205a, 6-11-14, Soto-Kanda, Chiyoda-ku, Tokyo, Japan
(sharing the space with MORITAKA)(google map
mail: exchamber@yahoo.co.jp
information

artists
伊藤航 Wataru Ito
小野川直樹 Naoki Onogawa
佐藤明日香 Asuka Satow
勢藤明紗子 Asako Setoh
田島大介 Daisuke Tajima
鶴友那 Yuna Tsuru
照井譲 Yuzuru Terui
平山紗代  Sayo Hirayama
山口英紀 Hidenori Yamaguchi

new articles

2010年03月07日

review:ラファエル・ローゼンダール "I'm good"《1/23、2/6》

review:ラファエル・ローゼンダール "I'm good"《1/23、2/6》mirror

ラファエル・ローゼンダール "I'm good"
Takuro Someya Contemporary Art/Tokyo
東京都中央区築地1-5-11 築地KBビル1F
03-6278-0136
1/23(土)〜2/20(土)日月祝休
12:00〜19:00

Rafael Rozendaal "I'm good"
Takuro Someya Contemporary Art/Tokyo
1-5-11-1F,Tsukeji,Chuo-ku,Tokyo
03-6278-0136
1/23(Sat)-2/20(Sat) closed on Sunday,Monday and national holiday
12:00-19:00
Google Translate(to English)



そのやり方があったか、と思わず唸らされたアプローチのユニークさ。


Takuro Someya Contemporary Art/Tokyoが柏から築地へとメインスペースを移し、これまでプレビュー展が重ねられ、満を持しての第一弾の展覧会、ラファエル・ローゼンダールさんの個展。とにかくこれが面白かった、もっと的確に表現すると、実に興味深かったです。

まず空間の構造のユニークさが面白いです。
入り口からジグザグに続く床面。得られる奥行きはそれぞれの壁面と正面で向かい合った場合はむしろ狭くも感じられますが、斜めに視線を送れば相当の引きが得られていたりと、かなり考え抜かれた構造になっていて、柏の広いスペースとはまったく異なるクセを持つ空間でこれからどんなクリエイションが紹介されるか楽しみです。もちろんこれまでのプレビューでもさまざまなかたちでこのスペースの面白さが引き出されていたのでなおさら、この空間のポテンシャルにも期待が高まります。

で、ラファエル・ローゼンダールさんの作品。
最終的にはウェブ上で展開されています。概ね動画、そのなかには画面上でマウスを動かすとさまざまな変化がもたらされるものもあったりして、その作品ひとつひとつにドメインがあてがわれ、独立性がそれによって保たれてています。
そして、これらの「作品」が人の手に渡る場合、所有者はドメインを所有するかたちになり、しかもそのサイト(=作品)には常時アクセス可能にしておく、という条件も盛り込まれるとのこと。
つまりは、作品はパソコンさえあればいつでも観ることができるわけで、そこに作品の公共性も収められていて、これまでの手法だとなかなか難しかった点もクリアされていることが興味深いです。

さらに、これらの作品がすべてアート的な行程を経ているとのこと。それぞれの作品にエスキースが存在していて、それらを手で描くことからアイデアが纏められ、形作られていくことがきちんと行なわれていることにも感じ入ります。

これまで思いつかなかったメディアでのクリエイション展開が実に新鮮に感じられた展覧会で。



入り口すぐには「from the dark past」という作品が。
画面上方から流れる無数の三角形。マウスを動かすとその周辺部分が白く変化します。


Rafael Rozendaal 17.JPG Rafael Rozendaal 16.JPG Rafael Rozendaal 15.JPG Rafael Rozendaal 14.JPG

Rafael Rozendaal 13.JPG



最奥の一角で上映されていた「aesthetic echo」、こちらは単純に右から左へとさまざまな色面で構築された風景を思い起こさせる画像が延々と流れていく、というもの。


Rafael Rozendaal 12.JPG Rafael Rozendaal 11.JPG Rafael Rozendaal 10.JPG

Rafael Rozendaal 09.JPG



それぞれの作品のエスキースも合わせて展示されていて、そのイメージの生まれた瞬間を捉えたものにも思えてわくわくしたり、またひとつの絵としてのポップさにも痛快な想いが膨らんだり。


Rafael Rozendaal 08.JPG

Rafael Rozendaal 07.JPG


Rafael Rozendaal 06.JPG


Rafael Rozendaal 05.JPG Rafael Rozendaal 04.JPG Rafael Rozendaal 03.JPG

Rafael Rozendaal 02.JPG



実際にラファエルさんのサイトには全世界から相当数のアクセスがあるとのこと。
サイトにアーカイブ的に掲載されているそれぞれの作品を眺めていると、むしろウェブ動画としては過剰なまでにシンプルな色数、情報量でで何の変哲もないはずなのに、和めてくるし思わずニヤリとしてしまったり。

このカーソルが極小化されるだけのものとか、さらに進化(?)してカーソルがなくなるものとか、




いったいどうしろと!Σ( ̄口 ̄;)

これとかこれとかこれとか、時間を忘れてカーソルを動かし続けてしまいそうだし、これなんていったいどういうふうになっているんだか...。

とにかくそれぞれの作品に込められたユーモア自体がどうしようもなく楽しいです!
そして、この手法自体がどのように認知され、広がっていくかにも興味が湧いてきます。


Rafael Rozendaal 01.JPG
posted by makuuchi at 18:20| Comment(0) | TrackBack(0) | review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする