2008年05月07日

〜5/6のアート巡り

《5/2》
北浦信一郎展 大人のまね
東京都中央区築地3-2-5 第2平和田ビル
Wada Fine Arts
5/2(金)〜5/30(金)日月祝休
11:00〜19:00
北浦信一郎080502.jpg

油絵の具のダイナミックな盛り上げのインパクトと、モチーフのキュートさ。
キュートなモチーフがまた結構アバンギャルドな筆致で描かれていたりと、さまざまなギャップがなんとも不思議な感触を発しているように感じられます。



Oコレクションによる空想美術館 第3室「内田耕造・栗山斉・COBRAの部屋−幻想のHOTEL magical」
トーキョーワンダーサイト本郷
東京都文京区本郷2-4-16-1F
(5/2(金)〜6/1(日)月休(月曜日が祝日の場合開廊、翌日休。5/6開館、5/7休)
11:00〜19:00
O collection 080502.jpg

岡田聡さんのコレクション展ですが、今回はこの展示のために制作された作品とのこと。
いやーもう、この「イっちゃってる」系インスタレーション、凄いです。
入口の中に入口。スプレーで吹き付けられた黒の激しさが焦燥感を煽る内田耕造さんのクリエイションをくぐり、中にはランダムに灯る蛍光灯。
否が応でも五感と身体で感じざるを得ない、凄まじい静けさに満ちています。



INDEX#4 −YES WE CAN DESTROY−
トーキョーワンダーサイト本郷
東京都文京区本郷2-4-16-2F&3F
(5/2(金)〜6/1(日)月休(月曜日が祝日の場合開廊、翌日休。5/6開館、5/7休)
11:00〜19:00
INDEX#04 080502.jpg

で、2階と3階とで行われているのが、美術評論家の市原研太郎さんの企画による10名の若手アーティストがピックアップされたグループ展。
ペインティング、ドローイング、インスタレーションと、こちらも1階に負けず劣らずのエネルギッシュなクリエイションが凝縮されています。

このふたつの企画が行われている今月のTWS本郷、確実にいつもより重量を増している感じで。



桑島秀樹 Vertical / Horizontal
東京都中央区日本橋馬喰町2-5-17
ラディウム−レントゲンヴェルケ
5/2(金)〜5/31(土)日月祝休
11:00〜19:00
桑島秀樹080502.jpg

ガラスの食器などが緻密に配置され、それを撮影した写真作品。
凄まじい情報量、圧巻です。
ガラスの影が強調されることで、「光」と捉えたような神々しさも印象的です。



《5/3》
e展 b展 c展
GALLERY HANA下北沢
東京都世田谷区北沢3-26-2
5/2(金)〜5/11(日)火休
11:00〜19:00(初日:14:00〜、最終日:〜17:00)
ebc 080502.jpg

百合丘のアトリエebc、下北沢に一時移転(笑)。
おなじみのたのしいクリエイションが、賑やかな通りから自然光が射し込む明るい空間に並んでいます。



村田朋泰展「ブロンズと胸像と」
東京都港区六本木6-2-6 サンビル第3 2F
GALLERY MoMo
5/3(土)〜5/31(土)日月祝休 5/3開廊
12:00〜19:00
村田朋泰080503.jpg

「黒」かぁぁ!
面白すぎるぢゃないかぁぁぁ。。。
平塚での展示も合わせて、村田ワールドにとっぷりと浸れる幸せなこの期間。



川本史織 写真展「ミミヲスマス」
YUKARI ART CONTEMPORARY
東京都目黒区鷹番2-5-2 市川ヴィラ1階
5/3(土)〜5/31(土)日月火・5/23休
11:00〜19:00(土:〜20:00)
川本史織080503.jpg

この瑞々しさに気付かせてくれることが嬉しくて。
さまざまな被写体、それらはみなまるでカメラの前でポーズを決めているかのような、痛快さ。



《5/4》
この日は朝イチでアーティストファイル2008を観に国立新美術館へ。
さわひらきさんのあの映像インスタレーションを少しでも人が少ないシチュエーションで観てみたい、その状況で何かを感じ取りたい、と意気込んでいたのですが。入口でのスタッフのアナウンスによると、故障で復旧の目処も立たないとのことで。。。
これまで2度拝見していますが、この日に限ってはさわさんのインスタレーションを観られなければ意味がなく、敢え無く断念。
またどこかで観られないかなぁ...。


XXLc. 三宅一生ディレクション 21世紀人
21_21 DESIGN SIGHT
東京都港区赤坂9-7-6
3/30(日)〜7/6(日)火休(4/29、5/6開館)
11:00〜20:00
XXIc パンフ.jpg

まず、関口光太郎さんの立像がすごい!
多摩美術大学での卒業修了制作の学内展示で一度拝見していて、そのときも「・・・よく作ったね...」と呆気に取られたのですが、今回も、新聞紙とガムテープとで巨大な塔、そこに生き物や自転車などなどの無数のモノが付いていて、とにかく唖然とします。
子供の頃に新聞でいろんなものを作った「遊び」の究極。観ていて子供の頃の懐かしい夢が蘇ってくるような。

他にも、ISSEI MIYAKE Creative Roomによる、掃除機を分解してその部品で再構築した型とマネキン、それらを基にデザインされたさまざまな服の型紙とマネキンに実際に着せた様子を合わせて展示したインスタレーションも面白い!
なんていうか、「掃除機で」というルールをいかに逆手に取ってやるか、みたいな心意気が伝わってきてひとつひとつを確認するのが楽しいんです。

他にも見応えあるインスタレーションなど、さまざまなクリエイションが展示されています!



木村浩之「発揮揚々」
Gallery Jin Projects/JinJin
東京都台東区谷中2-5-22 山岡ビル1F
4/25(金)〜5/10(土)月火休(4/29、5/5、5/6開廊、4/30、5/7、5/8休)
12:00〜19:00(最終日:〜17:00)
木村浩之080425.jpg

木村さんの作品や個展はこれまでに何度か拝見しているのですが、改装されたばかりの真っ白い壁が気持ちいいGallery Jinで展示され、これまで感じたことがなかったそれぞれの画面から伝わる新鮮さ、清々しさに感じ入った次第で。


木村浩之02

木村浩之01


例によって、力士の絵がずらりと並びます。
取り組み、というより、稽古の様子を捉えたさまざまな力士の仕草や佇まい。
朝稽古の爽やかに張り詰めた空気感も伝わってくるかのようです。


木村浩之04

木村浩之05


そして、大作はやはり相当の迫力で。
しかし、おおらかで穏やかな感じも印象的です。
実際に拝見してみると、日本画の顔料と和紙の質感が、その穏やかさをていねいに伝えてくれているように感じられるのもまた嬉しく思えてきます。


木村浩之03



《5/5》
ART AWARD TOKYOのマラソンレビュー。
1時から始まっていたのですが、家でうだうだしていたおかげで2時からの参加。
やっぱりアーティストの話を聞けるのはホントに楽しいです。おかげであらためてその魅力に気付けたクリエイションも多数。
気付けば5時半、脳みそは冴えに冴えていたのですが、立ちっぱなしで疲れが。身体は嘘付かないなぁ、と。



《5/6》
絵画の春 伊藤雅恵 上田奈保 傍嶋崇 馬場健太郎
鎌倉画廊
神奈川県鎌倉市鎌倉山4-8-33
3/29(土)〜5/10(土)日月休
11:00〜18:00
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4名のアーティストの作品がふたつのフロアに2人ずつ展示されています。
それぞれ個性的なアプローチによって、斬新なテクスチャーと情景が生み出され、またそれぞれが発するスピード感の違いも感じられます。



― 慟哭する沈黙 ― 上原雅美 小泉春香 2人展
@ギャラリーアニータ
神奈川県座間市入谷4-1869-5
4/25(金)〜5/7(水)木休
11:00〜19:00
上原・小泉080425.jpg

以前から気になっているアーティストのひとり、上原雅美さん。
油彩で繰り広げるジャパネスクワールド、随所に織り込まれる象徴的なモチーフが現代的な感覚でアレンジされ、なんとも面白い味わいを醸し出しています。


上原雅美01


マンダラ風の作品も。
それぞれの区画に描かれたモチーフの緻密さ、画面の縁の辺りにびっしりと書き込まれる文字。
緻密さが独特の混沌を生み出していながらも、どこか飄々としたポップさが滲み出ていたり。


上原雅美05 上原雅美03 上原雅美04

上原雅美02


昨年のシェル美術賞展に出品された作品を再び拝見できたのも嬉しい限りで。
「和」のモチーフをふんだんに取り込んだ「遊び」の感覚がとにかく面白いです。


上原雅美06
posted by makuuchi at 08:49| Comment(0) | TrackBack(0) | review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする