2008年05月02日

〜5/1のアート巡り

《4/25》
ムラタ有子 “the songs of birds”
GALLERY at lammfromm
東京都渋谷区上原1-1-21 山口ビル1F
4/25(金)〜6/2(月)
12:00〜20:00(土:11:00〜20:00、日:11:00〜19:00)
ムラタ有子080425.jpg

ふわっとしたピンク色に染め上げられた壁、そこにさまざまな鳥たちの絵が飾られています。
みんないきいきとしていて、ハッピーな雰囲気が満ちているようで、なんともいえない心地よさ、清々しさ。
そういったなかで、リンゴの木の絵が1点あって、これがまたすっごくかわいい!



阿部亮太郎個展
NO.12 GALLERY
東京都渋谷区上原2-29-13
4/25(金)〜4/30(水)
12:00〜20:00(最終日:〜19:00)
阿部亮太郎080425.jpg

石彫のスケートボード。
異なる種類の石で、それぞれにさまざまな国のスラングが彫り込まれています。
これらのスラングは同国の人に聞いたものだそうで、実際にこの言葉が分かる人にも通じないかもしれないほどのコアなスラングらしいとのこと。
本来の意味ではない、「裏」の意味を伝える言葉がスケートボードの裏にあって、「裏の裏が表じゃない」って感覚が妙にコミカルに感じられます。


阿部亮太郎02

阿部亮太郎01


背中に言葉がプリントされた皮のジャンパーに生える角。
アンダーグラウンド感にさらにアバンギャルド感が加わっています。
ナチュラルな木のフレームとのギャップも面白く感じられます。


阿部亮太郎03



Saskia Olde Wolbers
OTA FINE ARTS
東京都中央区勝どき2-8-19-4B
4/25(金)〜5/31(土)日月祝休
11:00〜19:00
SaskiaOldeWolbers080425.jpg

淡々と続く美しい映像。
蛇の躯のように鱗に覆われたチューブが延々とうねり、またグレーのチューブがぶつ切りになって表れたりなど、繊細で鮮烈、かつ重厚な映像が紡ぎ出されていきます。
最高画質のCGかと思いきや、これがスタジオで撮影された映像らしいことをレジュメで知り、目を剥くほどに驚いた次第で。
訥々と語られる朗読らしき音声の意味が分からないのが残念なのですが、異次元に導かれるような冷徹な美が放つ圧巻のダイナミズムから、充分な力強さを感じます。



《4/26》
橋野恵×天野由美子
Gallery K
東京都中央区京橋3-9-7 京橋ポイントビル4F
4/21(月)〜4/26(土)
11:00〜19:00(最終日:〜17:00)
橋野恵 天野由美子080421.jpg

アリクイのチムニーのオブジェでおなじみの天野由美子さんと、鉛筆画の橋野恵さんとの二人展。
毎回展示の度にいろんなチムニーを登場させて楽しませてくれる天野さんですが、今回は...



でけぇ!Σ( ̄口 ̄;)


ギャラリーの真ん中に吊るされた竹のチムニー。長いあたまをぐいぃぃぃーん!もたれさせていて、なんとまあユーモラスでダイナミック!
ギャラリーのなかを移動しようとするとこのチムニーを迂回しなければいけなくて、


ちょっと邪魔ー!(≧∇≦)ノ゛


みたいな感じがまた嬉しいという(笑)。


天野由美子004 天野由美子003 天野由美子005

天野由美子002



橋野さんの鉛筆画は、大きな画面が真っ黒に塗り込められていて圧巻!


橋野恵02


そこにぎりぎりの濃淡でさまざまな動物たちの姿が描かれていて、白抜けのところでぱっと見つかるものもいれば、逆に大きい動物のほうをたまたま引きの位置で目を向けたときに見つけて驚いたりと、「見つける」楽しさに満ちています。
動物たちの姿も鉛筆のストロークでていねいに毛並みを描き現していて、なんともいとおしいです。


橋野恵06 橋野恵07

橋野恵03 橋野恵04 橋野恵05

橋野恵01


コーナーに展示された大きな展開の作品の他でも、泳ぐ魚が動線を導いていたり、広い画面が緩やかな風合いで満ちているように感じられたりと、ゆったりとした気分をもたらしてくれるような感触が気持ちいいです。


橋野恵08

橋野恵09



事務所へ通ずる一角に白いチムニー。無垢な佇まいがやっぱりかわいいです。(^^)


天野由美子001




工藤麻起子、竹崎和征、花澤武夫、ムラタ有子 フォーカード/Four of a Kind
GALLERY SIDE2
東京都港区東麻布2-6-5
4/12(土)〜5/9(金)日月祝休 5/3、5/6開廊
11:00〜19:00
Four of a Kind 080412.jpg

4名のアーティストが揃った楽しく興味深い展覧会!
シンプルな展示で、それぞれの個性的なテクスチャーや構成の面白さが響きあって、引き立てあい、ひとつの空間でさまざまなイメージをもたらしてくれます。
SIDE2ではおなじみのムラタさん、花澤さんのペインティングの独特の雰囲気はもちろん、大作のイメージが強い工藤麻起子さんが小さな、しかも3点組の作品の発表されていたり、竹崎さんの何かを隠し持っているような感触など、見どころも多いです。



《4/27》
弥田真一展 銀色の夜
The Artcomplex Center of Tokyo ACT1
東京都新宿区大京町12-9
4/15(火)〜4/27(日)月休
11:00〜20:00(最終日:〜16:00)
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昨年の個展も印象に残っている弥田真一さん。
今回はモノクロームを基調とし、色彩的な統一感がもたらされるなかで、ダークでポップな世界が繰り広げられています。


弥田真一001 弥田真一006

弥田真一002


グラフィカルな構成やキャラクターが発するクールさ、さらに緻密なグラデーションなど、仕上がりのていねいさも印象に残ります。


弥田真一005

弥田真一004


さまざまなサイズの画面で、それぞれのかたちを活かしながらダイナミックな構成を持ち込み、スピード感溢れる感触も痛快です。
ヒップホップカルチャーにも通ずるような独特の世界、これからの展開も楽しみです!


弥田真一003



《4/29》
深田美沙子展
O Gallery UP・S
東京都中央区銀座1-4-9 第一田村ビル3F
4/28(月)〜5/4(日)
12:00〜20:00(最終日:11:00〜16:00)
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爽やかな光に滲む、おぼろげで繊細な独特の色調が美しいペインティング。
透明感を奏でる青に浮かぶシルエットがイメージの奥行きにより深みをもたらしてくれます。


深田美沙子08


正面の壁に展示された大きな作品。
地平線、地上に広がるおおきな光の玉、そこから全体に広がるおだやかな透明感、緩やかな緊張感。
円の両脇に佇む人の姿がなんとも不思議なシーンを演出しています。


深田美沙子03 深田美沙子02

深田美沙子01


オイルパステルで描かれた作品も数点出品されています。
それぞれの色彩がさまざまなシチュエーションを感じさせてくれて、さらにそこに現実感から離れたイメージも喚起させてくれるような風合いが印象的です。
例えば普段の日々に見る光景で光が強くて視界が霞んでしまい、一瞬出会える現実感がなくなるような景色を描き現したかのような、静かなファンタジーがおだやかに繰り広げられています。


深田美沙子06 深田美沙子04 深田美沙子05

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月読 〜新月〜 坂本太郎新作展
フタバ画廊
東京都中央区銀座1-5-6 福神ビルB1F
4/28(月)〜5/4(日)
11:00〜19:00(最終日:〜16:00)
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カウンターと事務所のスペースに展示された小品。
ブロンズに石や木を組み合わせた作品なのですが、それぞれが独特の味わい深さを醸し出していています。
そういったなかで、木製の小さな扉の作品、これがすべてブロンズで作られている面白さが印象的です。


坂本太郎06 坂本太郎05

坂本太郎04


メインスペースでは、実に深遠なインスタレーションが。
見事な円形に敷き詰められた珊瑚の欠片。その上に鎮座する大きなオブジェ。
それぞれの有機的な感触が調和しあって奏でられる静謐感に、体全体で浸る気持ちよさ。。。
絶妙なライティングがその深みをさらに盛り上げます。


坂本太郎02 坂本太郎03

坂本太郎01



杢谷圭章展
ギャラリー山口
東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビルB1F
4/28(月)〜5/3(土)
11:00〜19:00(最終日:〜17:00)
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折りに触れて拝見している杢谷さんの銅版画作品。
以前からのモノクロとカラーの画像がひとつの支持体に乗るスタイルはそのままながら、さらにそのふたつの画像が奥深さを増し、そして関係性にも複雑な絡みがもたらされています。


杢谷圭章001 杢谷圭章002

杢谷圭章004


写真でよく用いられるように、パネルにマウントされて展示されているのもこの風合いの面白さを引き立てる要素のひとつのなっているように感じられます。
そして、ふたつの画像が分けられて展示された作品も。空間的な構成がこれまでとはまた異なるスケール感を感じさせてくれるのも印象的です。


杢谷圭章003



塩崎亨展 Once in a blue moon
Azabu Art Salon Tokyo
東京都港区麻布十番1-5-10
4/29(火)〜6/7(土)月、5/6、5/20休
12:00〜19:00(土日祝:〜18:00)
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パリを中心に撮影されたさまざまなシーン。
しかし、展示された作品は、すでにそれがどこであるか、さらには誰が撮ったか、ということも関係なく、自然な風合い、穏やかさを感じさせてくれて、自由なイメージが得られるのがなんとも気持ちいいんです。



宇宙陶芸EXHBITION2008 進め! 泥舟連合艦隊!! 吉田晴弥
桃林堂 青山店
東京都港区北青山3-6-12
4/29(火)〜5/5(月)
10:00〜19:00(最終日:〜16:30)
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いや、もう、やられましたよ。
前回の二人展から間髪入れずに始まった吉田晴弥さんの個展はバカ炸裂。
最高!(≧∇≦)ノ゛



《5/1》
スルー ザ マウンテン 耀樹孝鷺鴬
SPICA art
東京都港区南青山4-6-5
5/1(木)〜5/20(火)
12:00〜20:30
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矩形にで再構築されたさまざまな風景、そしてそれを独特な味わいをたたえた丸みを帯びた線で描き上げ、不思議な雰囲気をキャッチーに提示、ぱっと観て痛快さが広がる、なんとも楽しい展覧会。
そして、表面上のポップさだけに留まらず、構図の巧みさやユニークな素材感など、オリジナリティもふんだんに詰め込まれたクリエイションです。
posted by makuuchi at 08:42| Comment(0) | TrackBack(0) | review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする