《4/16》
鴻池朋子「隠れマウンテン&ザ・ロッジ」
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MIZUMA ART GALLERY東京都目黒区上目黒1-3-9 藤屋ビル4/16(水)〜5/17(土)日月祝休
11:00〜19:00

鴻池朋子さんがミズマアートギャラリーの2階と5階を使って個展を開催、と聞いてただ事ではないことが起こる予感はもちろんしていたのですが、もうそれは予想以上に予想通りっていうか、予想通りによそう以上っていうか、なんとまあ立体的な展覧会なのだろう、と。
そして、そこに込められたメッセージ性、エンターテイメント性にもじっくりと浸って感じたい展覧会です。
《4/17》
JangーChi/チャンチ『精神の肉体』
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T&G ARTS東京都港区六本木5-9-204/17(木)〜5/22(木)日月祝休
11:00〜19:00

昨年のNEXT DOORで知った抽象画。
フォルムも色彩もふわりと曖昧に描かれていて、しかしそこにしっかりと抽象表現としての「ルール」が見え隠れしていたりして。
《4/18》
エマージェンシーズ!2008
八木良太「回転」
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ICC 5階 ラウンジ・ウエスト東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4F4/19(土)〜6/29(日)月休(祝日の場合開館、翌日休)
10:00〜18:00

タイトル通り、
八木良太さんの「まわる」クリエイションを一望できる、素敵な展覧会です。
さすがにおなじみの氷のレコードは映像での展示ですが、ターンテーブルをろくろとして使ったパフォーマンスの記録とともにそれぞれ大きなモニターに、しかも高画質の映像で上映されています。
ほぼ無人島プロダクションでの個展で発表された作品が出品されていますが、2点の新作がまたいい味を出しています。
3枚のターンテーブルを重ねて違う速度で回転させた作品、車窓から眺める過ぎ行く風景が至近はすぐに視界から消え、遠くの山並はずっとその風貌を視界で捉えられている、そういう様子をキュートに現していて、なんとも和めます。
もうひとつは、すっきりとしているんですけど、
あーもう!Σ( ̄口 ̄;)すっごくもどかしいんですけど!Σ( ̄口 ̄;)っていう感じの最高にシュールな作品で。
それぞれの作品がスマートに展示されていて、八木さんのクリエイションの楽しさがていねいに伝わってきます。
《4/19》
大沢拓也展
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ギャラリー広岡美術東京都千代田区神田駿河台3-1-7 烏山お茶の水ビル2F4/10(木)〜4/19(土)日休
10:30〜18:00

昨年の個展と今年のアートフェア東京でも印象に残っていた
大沢拓也さん。
緻密な構成による風景や草花のシルエットの作品に加え、大正時代の和紙を支持体に採用し、墨がダイナミックに一閃する大胆な作品や蒔絵風のものなど、新たな展開のものも出品されて、じっくりと見応えのある展覧会でした。
フローリアン・ズースマイヤー展
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MIYAKE FINE ART東京都江東区清澄1-3-2-5F4/5(土)〜5/10(土)日月祝休
12:00〜19:00

一見して写真と思ってしまうほどの精度が何よりの凄みを感じます。
焦点がぼやけた風合いなども精緻に再現され、それがしかも油彩によって描かれていることで増す臨場感も印象的です。
そして、何かの走り書きを再現した作品がまたかっこいい!
津田久美恵「Perfect is Not Perfect」
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TOMIO KOYAMA GALLERY東京都江東区清澄1-3-2-6F4/5(土)〜4/26 (土)日月祝休
12:00〜19:00

磁器のオブジェがずらりと並び、澄んだ音が聴こえてきそうな臨場感が清々しいです。
ぽこぽこと連なる球体に人の半身が逆さに突っ込まれたようなコミカルな風合いの作品などもあって、なんだか不思議な雰囲気も。
山本磨理展
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ぎゃらりぃ朋東京都中央区銀座1-5-1 第三太陽ビル2F4/19(土)〜4/26(土)
12:00〜19:00

昨年のgallery OPEN DOORでの個展や東京芸大の修了制作も印象に残っている山本磨理さん。
今回は女性の肖像や草花を描いた作品が展示されています。
何より、背景の黒の独特の味わい、広がりが何ともいえない風合いを奏で、妖艶な深遠さを醸し出しています。
企画-2008 そこからの景色 上出由紀 こづま美千子 豊泉綾乃
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ギャラリーなつか&b.p東京都中央区銀座5-8-17 GINZA PLAZA58 8F4/14(月)〜4/26(土)日祝休
11:30〜18:30(最終日:〜17:30)

3名の女性アーティストがフィーチャーされた展覧会、タイトル通りに風景を思わせる作風のクリエイションが揃えられています。
上出由紀さんの作品は、キャンバスに日常的な風景がプリントされ、その上からドローイングが重ねらる、というユニークな手法で制作されています。


透明感や曖昧さが画面全体からほのかに醸し出されているような感触が伝わってきます。
今回は個展で出品された球体の作品はお目見えしていないのですが、平面の展開だけでも充分に、そのデジャヴ的な感覚が印象に残ります。


ドライポイントで風景をダイナミックかつ繊細に紡ぎ出す豊泉綾乃さん。
昨年の個展なども印象に残っていますが、これまでの海や陸地などの広がりを感じさせてくれる作品から描く世界に広がりが出てきたのような印象を覚えます。
豊泉さんが描き出す「空」。
モノクロームの展開でありながらも清々しさが現れていているように感じられ、ずっと遠くまで続いていく空や風にたゆたう雲のダイナミックさが鮮やかに伝わってきます。


円形のプールがモチーフに登場する作品も。
シンプルな情景構成が、穏やかに感性を覆ってくれるかのような。凪の感情が広がります。

-5人の今-
青木美歌 荒木知子 植木庸子 安岡亜蘭 渡邊早苗
@ギャラリーしらみず美術
東京都中央区銀座5-3-12 壹番館ビルディング4F4/17(木)〜4/26(土)日休
12:00〜18:30(初日:14:00〜、最終日:〜17:00)

たいへん興味深いセレクションによる、女性アーティスト5名のグループショー。
まず、僕にとってはおなじみの安岡亜蘭さん。
春らしい艶やかな彩りに加え、箔なども随所に配され、いつもよりもメカニカルさが影を潜めたデフォルメでさまざまな動物がクールに描き出されています。


植木庸子さんの作品は、妖しげな色調とモチーフとが面白く感じられます。
僕はおそらく今回初めて拝見するのですが、2点のみの出品で、他にどんな作品あるのか拝見してみたいです。


渡邊早苗さんの抽象も、支持体のチョイスからユニークさが感じられます。
家、建物を思わせるモチーフが随所に見受けられ、楽しげな風合いが伝わってきます。


荒木知子さんの作品。
5点出品され、バリエーションに富んだ展開が印象的です。
ぼやけたように滲む赤の鮮やかさと、黒い線で描かれるイチゴの絵とが重なり。フレッシュさと妖しさが混ざりあって面白い風合いを奏でています。


滲んだ色彩と、多様な色調によるカラフルさとによって、不思議な時間の流れが感じられるような。
フォルムの曖昧さと色合いの爽やかさとが同時に伝わってきます。


荒木さんの作品はこれまで何度か拝見していて、それぞれで異なる展開の作品が出品されているので、来んごどういう作風が表れるのかワクワクしてきます。
青木美歌さんのガラス作品。
TARO賞でもひときわ印象に残った、閉じた空間でのインスタレーションとは異なり、今回はテーブルの上であの有機的な広がりと繊細さを奏でる作品が、フラスコや試験管、注射器などを取り入れた作品と合わせて並んでいます。

菌糸を連想させるさまざまなフォルムのユニークさがとにかく面白く、しげしげと眺めてしまいます。
有機的なフォルムが、さまざまな実験用具の機能だけが追求された無機的なかたちから生えてきているような感触がなんとも奇妙で、それでいてガラスの透明感や脆さとが繊細な緊張感を放っていたりして、さまざまなイメージが浮かんできます。

齋藤芽生 都市隠棲類図鑑 part 1「徒花園」
@
gallery ART UNLIMITED東京都港区南青山1-26-4 六本木ダイヤビル3F4/19(土)〜5/17(土)日火休
13:00〜19:00

過剰に緻密で繊細な描き込みによる、妖艶でグロテスクな世界。
ヴィヴィッドな色彩感がさらに奇妙な感触を加速させてくれているように感じられます。
ひとつひとつの画面から放たれる先鋭的な雰囲気に呑み込まれるような。
山下美幸「ノンシャランな時々」
@
TSCA Kashiwa千葉県柏市若葉町3-34/19(土)〜5/17(土)日月祝休
12:00〜19:00

BOICE PLANNINGでの個展でのダイナミックな構成が未だフレッシュに思い出される、山下美幸さん。
今回は、というか今回も屋根裏、もとい、空間が持つ広さや動線が大きなポテンシャルを感じさせてくれる
TSCA Kashiwaでの個展で、どこかシュールでゆらゆらとしていて、でもフレッシュな世界がまたまたダイナミックに展開されています!