「ULTRA002」、多くの皆様のご来場ありがとうございました!
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エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA002」
スパイラルガーデン/1F&スパイラルホール/3F
10/29(木)〜11/3(月祝)11:00〜20:00
PRESS RELEASE/REVIEW
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――――― ex-chamber memo ―――――
こちら↓で展覧会のレコメンドを書いてます!基本的に毎週月曜日朝更新!
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***美術犬(I.N.U.)第三回シンポジウム開催のお知らせ***
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「美術犬(I.N.U.)」第三回企画シンポジウム『批評』
日時:10/24(土)14:00〜17:00
会場:BankART Studio NYK 1F BankART Mini gallery
主催:美術犬(I.N.U.)
入場料:500円(予約不要)
パネリスト:粟田大輔、沢山遼、土屋誠一
司会:雨宮庸介
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2008年03月29日

review:谷口ナツコ展《3/21、3/22》

谷口ナツコ展
Gallery Teo
東京都品川区東五反田2-5-15-3F
3/21(金)〜4/19(土)日月祝休
11:00〜19:00
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Natsuko Taniguchi exhibition
2-5-15-3F,Higashi-gotanda.Shinagawa-ku,Tokyo
3/21(Fri)-4/19(Sat) closed on Sunday,Mondayu and national holiday
12:00-19:00
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このサイズにしてこの密度。
圧巻の絢爛世界。



Gallery Teoでの谷口ナツコさんの個展です。
作品を前にすると立ち止まらざるを得ないほど、溢れるような色彩感と独特の手法による緻密な立体感が視界を占め、めくるめく世界が展開していきます。


谷口ナツコ07



この立体的な作り込みに対しては、言葉を失います。
とにかく凄い。凄すぎる。
おおらかでヴィヴィッドなな色彩で、画面から立ち上がる線やドットがすべて緻密に盛り上げられ、鮮烈なカオスを生み出しています。


谷口ナツコ02 谷口ナツコ06

谷口ナツコ03 谷口ナツコ05 谷口ナツコ04

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至近で眺めたときの立体感の見事さのインパクトにぐんぐんと意識が呑み込まれていくのを実感すると同時に、画面全体が放つグロテスクな光景にも強烈なインパクトを感じます。
相当に生々しいモチーフが描き上げられているのですが、充分に広い画面であってもそこに収まりきれていないパワーに圧倒されるような気がします。


谷口ナツコ09 谷口ナツコ11 谷口ナツコ10

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これほどまでに作り込まれた作品を、充分な距離を持って眺められるのはホントに贅沢だなぁ、と。
画面から盛り上がっている絵の具の立体感が僅かな影を生み出し、おそらく時間帯によって、あるい照明によっても表情を変化させ、それを画面全体からはな垂れルダイナミックな光景として味わえるのは、貴重です。
初日は夜に、翌土曜日は午後に伺ったのですが、自然光が入る時間帯はそのヴィヴィッドさがさらに押し出されたような印象で、陽が落ちた時間だと蛍光灯の明かりに照らされて、その危うさが鮮明に感じられたような印象を受けた次第です。


谷口ナツコ12



ふたつあるスペースのうちの奥のほうでは、複数のパネルを組み上げてちいさなハウス型のインスタレーションが2点出品されています。
無論、その迫力がより増して、相当な凄みを立ちのぼらせています。

1点は、床面に鏡面が取り入れられ、なんとも不思議な空間を構築しています。
足元深くへも続いていく、絢爛の色彩で繰り広げられる圧巻の装飾。
また、さらに大きく、そして複雑に組み上げられた画面のなかに注ぎ込まれた過剰な情報が絡み合い、混沌としたストーリーをつくり出しています。それが床面に反転して広がっているから、その混沌具合がさらに加速し、なんだかとんでもないことに...。


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もう1点も凄まじい...。
壁全体を彩る鮮やかな赤のインパクトもさることながら、妖しげな装飾がうねるような動きをダイナミックに生み出し、その真ん中に奇妙な佇まいの女の子らしき後ろ姿があって、また相当にヤバい伝奇的なストーリーがそこで繰り広げられているように感じられます。
このスケール感は、ずいぶん前に読んでハマった高橋克彦の「総門谷R」の一連のシリーズを思い出してしまいます。


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谷口ナツコ22 谷口ナツコ20 谷口ナツコ23

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百聞は一見に如かず、この迫力を実際に目にして体感してほしい展覧会です!


谷口ナツコ18
posted by makuuchi at 11:09| Comment(0) | TrackBack(1) | review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする