《2/20》
寺内誠展
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ギャラリー広田美術東京都中央区銀座7-3-15 ぜん屋ビル1階2/18(月)〜3/1(土)日休
11:00〜19:00

ギャラリー広田美術の小さくて落ち着いた空間に、さまざまなサイズの作品が展示されています。
寺内誠さんの作品は長いこと続けて拝見していますが、今回はレイヤー的な表現がより曖昧に、重なる景色の差異が失われて、ピンと張り詰めるような緊張感が現われるとともに、穏やかな幻想が紡ぎ上げられています。
植松琢麿 "crystal"
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東京日本橋高島屋6階 美術画廊X東京都中央区日本橋2-4-12/20(水)〜3/11(火)10:00〜20:00(最終日:〜16:00)

写真、立体と、さまざまなメディアを行き来しながら制作された作品群。
それぞれ高いクオリティで、色彩の鮮やかさやフォルムの頑強さなどが放つ美しさの説得力に惹かれつつ、観るものの感性をそこに留めず、それぞれの作品が脳裏を巡るストーリーの始まりのようにも感じられます。
深い奥行きが感じられるクリエイションです。
《2/21》
Sissi パフォーマンスイベント 色彩の尾
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TWS渋谷 アートカフェKURAGE東京都渋谷区神南1-19-82/21(木)
19:00〜20:00

3月にミヅマ・アクションでの個展が控えているアーティスト、Sissiさんのパフォーマンス。
開始予定より若干過ぎた頃からSissiさんがカラフルな長い縄を着席しているお客さんに絡め始め、およそすべてのお客さんを縄で繋いでいくという意味深なパフォーマンスでした。
カウンターに座って本を読みながらパフォーマンスが始まるのを待っていたのですが、僕のところまでは縄がまわって来ず。
orz...
《2/23》
吉田和夏展 化合台地の収集
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セツ・モードセミナー東京都新宿区舟町152/18(月)〜2/23(土)
10:00〜20:00(最終日:〜17:00)

1月にGALLERY MoMoで開催されたグループショーにも参加していた
吉田和夏さんの個展です。
グループショーでは小品による構成でしたが、こちらの個展では大作が中心。ミニマムな描き込みはそのままに、よりダイナミックな世界が描かれていたのが印象的です。


ホールのケーキを思わせるモチーフは前回の個展の時から変わらないものの、作品のサイズが大きくなっていることもあってか、そこに描かれた地層や、地上の景色などから壮大なイメージが伝わってきます。


それぞれの作品の背景の色彩のグラデーションも鮮やかで、時間帯や気候など、もっと大きな空間のイメージを喚起させてくれるような感触で。
空間の使い方がすごく面白くて、とてつもないスケール感がポップに展開されているのがたいへん興味深いです。

梶井照陰 写真展 限界集落 ‐Marginal Village
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FOIL GALLERY東京都千代田区東神田1-2-11 アガタ竹澤2/20(水)〜3/16(日)
12:00〜20:00

日本のさまざまな農村や漁村。そこに暮らすさまざまな御年配の皆さん。
その土地の表情も、人々の仕草も、そこに紡がれ続けてきた時間の奥行きを感じさせてくれる、あったかくてほっこりとしていた風景や場面が溢れた、味わい深い写真の展覧会です。
田圃がそこここに広がっている熊本の田舎町で育った僕には、たとえ知らない場所や景色、時間だったとしても、この展覧会に出品された写真の中に収められた風景がなんとも懐かしく感じられて...。
いろんなシーンが切り取られているなかでも、田圃に囲まれた一角に立つ小屋に降るにわか雨の写真の美しさといったら。。。
マキイセレクション2×4 vol.1 Mirroring
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マキイマサルファインアーツ2F東京都台東区浅草橋1-7-72/16(土)〜2/28(木)金休
11:00〜19:00(最終日:〜17:00)

4名のアーティストが紹介されている展覧会。
僕が最近知った二人のアーティストの参加が嬉しいセレクションです。
まず、不忍画廊で開催された動物をテーマにした作品を集めたグループショーで紹介されていた、
柳ヨシカズさん。
軽やかでファニーな色彩とシンメトリーの構成により、明るくキャッチーで、仄かにシュールなファンタジーが繰り広げられています。
ていねいなグラデーションや、隙のない構図が印象的で、キャベツとウサギの組み合わせのコミカルさも楽しいです。


カラフルな作品が中心に展示されているなか、小品ながら、モノトーンの作品も。
キャッチーさが軽く押さえ込まれて深みが増したような感じがして、この展開もぜひ観てみたいです。


新宿のArt Complexで関西のアーティストが紹介されたグループ展での展示が印象的だった馬場晋作さん。
出品作品のサイズこそ小さめで、前回の展示よりもコンパクトに構成されていますが、やはり光沢のある支持体がさまざまなものを映し出してしまうことを逆手にとった構成の面白さは相変わらず!


特に面白かったのが、コーナーに展示された作品。
直角に接して展示されたふたつの画面がお互いの絵を映し合い、不思議な奥行きを生み出しています。


さらに精度を増した鏡面の作品も。
目の前の物をそのまま映し出してしまうという、素材の残酷なまでの力強さのインパクトは相当なものです。

Lisa Ruyter@
Taka Ishii Gallery東京都江東区清澄1-3-2-5F2/23(土)〜3/22(土)日月祝休
12:00〜19:00

スコーンと抜けるような発色と、大胆な配色がなにより痛快なインスタレーション。
壁面にも描かれたポップな絵と、デジカメをかざして写真を撮るような仕草など、スタジアムに集う人々のなんとも楽しげな空気感が、鮮やかな色調で大胆に表現されています。
西祐佳里 places to go
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HIROMI YOSHII東京都江東区清澄1-3-2-6F2/9(土)〜3/1(土)日月祝休
12:00〜19:00

昨年、六本木のT&G ARTSで通年で5回にわたって開催されたNEXT DOORで紹介され、不思議なシュール感が記憶に新しい
西祐佳里さんの個展です。
実にオーソドックスな...むしろレイドバックしたような感触の。暗めの色調。
多くの作品が屋内で、そこにいる人々の頭部が動物になっていたり、あるいは人でなくて羊だったり、何故か着ぐるみで体全体を覆っていたり。
「・・・何で?」っていうようなシチュエーションにすごく妙な違和感を感じるのですが、そこがまた惹かれる部分だったり・・・。
そして、ただでさえ渋い感触が伝わってくる世界に、おそらく手製の額がさらに深みを加えているように感じられるのも印象的です。
それぞれの作品の関係性があるようなないような...
例えばひとつのストーリーのなかで、一人の主人公が目にしたさまざまなシーンのようにも思える一方、異なるストーリーを集めたようにも思えてきたり。
緩さと緊張感との同居といい、そこに満ちるさまざまな要素が絡み合い、時に水と油のように弾きあったりしながら、独特のイメージを与えてくれる、心地よい奇妙に溢れた世界です。
狩野仁美 mountain
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HIROMI YOSHII東京都江東区清澄1-3-2-6F2/9(土)〜3/1(土)日月祝休
12:00〜19:00

狩野仁美さんの作品は、void+で開催された映像の企画で上映された、テーブルに置かれた花瓶らしきものが並ぶ光景を捕らえる焦点がゆったりと時間をかけて変化し、朧げな風合いが強く印象に残るもののみ拝見したことがあり、今回の展覧会でもそういったテイストの作品をイメージしていったのですが。
えぇっ!?!?!?!Σ( ̄口 ̄;)唐突にもたらされる相当なショック。
いやもうこのインパクトに対して無力にならざるを得ないです...。
凄まじく殺伐とした画とノイズに一瞬で蹂躙されたような。。。
三井孝明「OH! BABY オレの負けだよ-ザ・スター イン 五反田」
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zenshi東京都江東区清澄1-3-2-6F1/31(木)〜3/1(土)日月祝休
12:00〜19:00
深い赤に塗り上げられた壁。
朱と黒の漆の色と金箔。
これ以上ない高級な和の色調で繰り広げられていながら、何故だか不思議と未来的な空気を充満させる彫刻作品群。
幾何学的なかたちの関係性で表現されたスポーツをする人。
なんだかもうかわいいじゃないか!Σ( ̄口 ̄;) と喝采を上げたくなる衝動が湧く仏像。
そして、緻密な龍。
静かな、動きの乏しい殺伐としたような印象のモノクロの写真がまたこの空間に違和感をもたらし、斬新なアクセントとなっているように感じられるのもすごく興味深いです。
儚さ
Tuomo Rainio ビデオワーク展
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art space kimura ASK?東京都中央区京橋3-6-5 木邑ビル2F2/18(月)〜2/23(土)
11:30〜19:00(最終日:〜17:00)

映像作家で、現在交換留学で武蔵野美術大学に籍を置くフィンランドのアーティスト、トゥオモ・ライニオさんの個展です。
暗室となったギャラリーに4点のモノクロームの映像作品が上映され、独特の静けさが深々と干尖っていました。


トゥオモさんの映像作品は、視覚が捉えている風景を映像におさめるというより、その場所を往来する人々や動くものの軌跡を捕らえる、といったような感じです。
下の作品は、拝見する限り、さまざまな日常の光景でそこを通る人々のシルエットのみで構成されているような映像。
さまざまな縮尺で、ずっと向こうに人が動いているなぁ、などと思っていると唐突に画面を大きなシルエットが横切っていって驚いたり...。


もっとも大きく映し出された作品は、閑散としたとあるターミナルらしき場所が撮影されているのですが、真っ暗なシーンからまずひとつの光景が浮かび上がり、そこから道路通過する車や歩く人が通過する場所がだんだんと明るくなっていくような構成で。
だんだんと明るくなっていく過程はホントに美しいです。


展示されている映像作品の多くに、縦横に走る線のノイズがクールな感触をぐんと際立たせているようにも感じられました。
稲森栄敬「黒幕」
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GALLERY SIDE2東京都港区東麻布2-6-52/22(金)〜3/21(金)日月祝休
11:00〜19:00

かっこいい...。
アクリルにマウントされた写真、プリントされただけの写真が展示されています。
前回の個展では、アダルトなロマンチシズムに溢れていたように感じられたのが印象的だったのですが、今回久々に開催される稲森栄敬さんの個展では、もっとミステリアスで、ハードボイルドさと伝奇的な雰囲気が伝わってくるような。
幻想的動物王国 〜imaginary animal kingdom〜 田代裕基/吉田朗
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YUKARI ART CONTEMPORARY2/23(土)〜3/15(土)日月火休
11:00〜19:00(土:〜20:00)

2人の立体のアーティストがそれぞれひと部屋ずつで作品を展示しています。
田代裕基さんの木彫は3点、吉田朗さんのFRP作品は2点。
展示作品数こそ少ないものの、充分に説得力のある空間ができあがっています。
《2/24》
東京藝術大学卒業・修了作品展
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東京藝術大学・大学構内ほか東京都台東区上野公園12-82/21(木)〜2/26(火)
9:00〜16:30(最終日:〜12:00)

先日、ムサビの卒業・修了制作の学内展示でも感じた「油画」の勢いを、芸大でもやはり感じた次第で。
これまで個展などで拝見してその面白さを知っているアーティストの作品をあらためて拝見できる楽しみと、道のアーティストのユニークさを知る発見と。
美術館に展示されていた作家・作品では、まず瓜生剛さんの作品に惹かれました。
ヴィヴィッドな配色と、滲ませるような色面のフォルムとで描き上げられる抽象性の高いペインティング。壮大な風景を思わせるダイナミズム。
小池真奈美さんの、着物の女の子などが登場する作品。油彩で表現する「和」のエッセンス、わずかにぼやけたように表現されているところや背景のクリーム色などが奏でる「甘さ」が独特な雰囲気を生み出していました。
大平龍一さんの木彫。畳、再び。
大平さんの場合、「ただ」畳を木彫で再現することが充分な凄みを発するのですが、今回はそこに打ち寄せる波が現われ、畳の目とはまた違う精緻さに感嘆するだけでなく、実物大に制作され、現実的な臨場感を放つ畳光景に別の縮尺を取り入れることで、異空間としての領域の存在をもたらし、さらに深い感銘が湧いてきます。
そして、アレには何人の人が気付いたのだろう...なんて愉快な心配も。
山本磨理さんの、黒を背景に描き出される刹那的な光景も印象深いです。
女性や子供たち、鳥の姿が背景の独特の質感の黒からゆらりと浮かび上がるように存在し、さらにさまざまな色彩で描かれる植物、草花が放つ縦の動線の鋭さに気のうねりをも感じます。
GALLERY MoMoでのグループ展で紹介されていた根上久美子さん。前回は頭部だけだったのが、今回は立像の出品。一度観たら忘れられない独特な犬の表情が、妙にスマートな身体に乗っかっているのがなんともコミカルでシュール。
絵画棟と彫刻棟のそれぞれの部屋での個展形式の展示も楽しいものが多かったです。
竹内翔さん。一見ポップでライトな感触のドローイングやペインティングが展示されていたのですが、やはりその奥に潜む憂いや儚さなどの存在に気付かされて、登場する人物の表情からさまざま心の動きの連想が富めどなく溢れ出てきます。
大矢加奈子さんは、Gallery Jinでの個展での白地に赤系統の色の組み合わせでさまざまな光景や人々のシルエットを描き、仄かに毒々しさを醸し出しつつ、ぱっと明るい妖しさを放つ作品が展示され、なかでも大きな画面の作品での、前回の個展では見受けられなかった要素が加えられての展開を拝見し、今後がますます楽しみで。
井上恵子さんのクールな作風も健在。
ペンキの艶やかな発色と、それを下地に描かれる風景など。「もの」としての存在の大きさと、そこに描かれる、作品によっては背景とほぼ同系統の色調で繰り出されるモチーフの、僅かな立体感がそのシルエットの存在をぐんと引き上げるような印象です。
これまで何度もお目にかかっていながら、作品を拝見するのが今回が初めてだった山本久美子さんのクリエイションは、今年の一番の発見です。
重ねた紙の塊のオブジェで、その重なる紙によって奏でられる等高線を思わせる緻密な表面の感触と色彩のグラデーションは、まさにアイデア以上の面白さ!膨らんだビニール袋や葉っぱ、花、ローヒールなどの小品の緻密さと、ほぼ等身大の人のオブジェの荒々しさとのコントラストも印象に残ります。
Gallery Qでにお個展で拝見していた高木久美さんの作品、膨張と収縮を繰り返す有機的なかたちをしたさまざまなオブジェ、なんだかのんびりしていて、独特のシュールな感触におかしみがじわじわと沸き上がってきます。
第2回 shiseido art egg
槙原泰介展
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資生堂ギャラリー東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビルB1F2/8(金)〜3/2(日)月休
11:00〜19:00(日祝:〜18:00)
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