《9/18》
増田佳江 wrap and woof
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ギャラリー小柳東京都中央区銀座1-7-5-8F9/18(火)〜10/19(金)日月祝休
11:00〜19:00

作品ごとにみせるさまざまな表情、かわいらしい淡い色彩が醸し出す奥行き。
個性の「捕らえ所のなさ」にすごく魅力を感じます。
"HANT"
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Vision's東京都中央区日本橋堀留町2-2-9 ASビル1F9/18(火)〜9/29(土)日休
12:00〜19:00(最終日:〜17:00)

ユニークなクリエイションが揃ったグループショーです!
まず、入口すぐにあるのが松村忠寿さんの「言葉」を使うパフォーマンスを撮ったインスタレーション。
銀色の風船に何やらシュールな台詞がプリントされていて、マンガの「吹き出し」のようになっています。いろんな人に持ってもらっていて皆さんノリが良さそうで楽しい雰囲気が伝わってきます。


トキ・アートスペースでの個展も印象的だった元木孝美さん、もちろんトタン板を使った作品なのですが、今回はいつもより大掛かり。壁に嵌め込まれるように、細いハシゴのように縦につらつらと連なって、その奥に明かりが灯されている、というもの。いつもと違うミニチュア感が一興です。


壁に施された点線、波線。これが出口大介さんの作品。ダイナミックな幾何学模様も壮観ですが、この線に合わせて折り目をつけると大きな紙飛行機が折れるらしいんです。発送の転換を引き起こすアプローチの面白さにも脱帽した次第。

昨年のYUKA SASAHARA GALLERYでの個展や横浜美術館での「アイドル」展への参加が記憶に新しい西野正将さんのインスタレーション。のび太くん風のキャラクターがプリントされたタオルがギャラリーの奥にいっぱい干されています。

その光景だけでも充分に西野さんらしくて思わず「ニヤリッ」としてしまうのですが、床にどんと置かれたトタンのたらいに張ってるお湯にこのタオルを浸すと...
そう来たか!Σ( ̄口 ̄;)と思わず唸らざるを得ない仕掛けが施されていて、またまた脱帽してしまった次第で。
《9/20》
田代裕基 個展「HARMONY」
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ギャラリーエス東京都渋谷区神宮前5-46-13 ツインエスビル9/20(木)〜10/7(日)月休
11:00〜19:00

2007年のアートの年表が作られるとしたら、載せなきゃいけない。
東京造形大学の修了展示、五美大展に続いて3度目の登場となる、木彫の巨大なニワトリ。見応え充分。
たくさんのドローイングも面白いです。
《9/22》
竹内正憲 イラストレーション展「幻想綺譚」
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東京都渋谷区神宮前5-13-1 アルス表参道9/18(火)〜9/30(日)月休
11:00〜19:00(最終日:〜17:00)

細かい描き込み、程よい「毒」のエッセンス。
手描きのものとプリントのものとを織りまぜ、独特の妖しさがにじみ出るイラストがずらりと並びます。


なかでも正面奥に展示された、モノクロームとセピア色とで描かれた3点が素晴らしいです!
軽やかな妖しさ、ダークさに見とれてしまいます。

鈴木美貴子展「metal illustration」
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GALLERY HOUSE MAYA東京都港区北青山2-10-269/17(月)〜9/22(土)
11:30〜19:00(最終日:〜16:00)

金属を使ったイラスト...そんな表現がぴったりの、楽しい作品が溢れた展覧会です。
これまでも
鈴木美貴子さんの作品は拝見しているのですが、額のなかの作品はおなじみのアプローチ。
アクセサリー的な風合いがなんともかわいらしくて和めます。


額を飛び出して、棚の上にジオラマ風に繰り広げられている作品も。
奥行きも増し、影がより立体的に映って、なんともほっとするような場面が広がります。


そして、白い壁紙が貼られた大きなパネルの作品がまた楽しい!
手描きの線と金属のキャラクターやアイテムによっていろんな場面がひとつの画面に収められて、実に楽しいストーリーが繰り広げられいます。


葵の会
@銀座スルガ台画廊
東京都中央区銀座6-5-8 トップビル2F9/17(月)〜9/22(土)
11:00〜19:00(最終日:〜17:30)

油彩のアーティスト6名のグループ展、なかでも印象的だったのが鴻崎正武さん。
今回はいつもの艶やかさが若干影を潜め、渋味を感じる落ち付いた色調での「TOUGEN」。
ジャパネスクな風合いはより強まり、深みを増した世界が広がっていました。この方向の作品をもっとたくさん拝見してみたいです。
集治千晶展 ―宙―
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シロタ画廊東京都中央区銀座7-10-89/18(火)〜9/29(土)日休
11:00〜19:00(最終日:〜17:30)

昨年に続いての集治千晶さんの個展です。
銅版画作品は、独特のカラフルさに加え、今回はより「線」が作り上げる世界に魅力を感じます。
そして、サブスペースの水彩画が素晴らしい!
入野真美子展 眠る風景
@Gallery銀座フォレスト
東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル5079/17(月)〜9/22(土)
12:30〜19:00(最終日:〜17:30)

昨年の個展も印象的だった入野真美子さん。
前回は「夜」のイメージの作品でしたが、今回は少し時間が経って「明け方」をイメージさせる場面が並んでいました。
独特の深みと軽やかさを感じさせる空の青、そこにていねいに描かれる電線や木々のシルエット。あるいは道路や道路標識などなど、ひとつ先の季節が持つ空気の張り詰めた雰囲気を感じさせながら、やさしく、凛とした風景が描かれていたのが今回も印象的でした。


Game Girl Toru Otsuki + Naoko Fukui
@FARM the salon for art,Tokyo
東京都江東区清澄1-3-2-2F9/22(土)〜10/20(土)日月祝休
12:00〜19:00

多くのコマーシャルギャラリーが集まる清澄の倉庫の2階、エレベーターの前を素通りして階段を上がったところにあるスペース。ここで、大槻透さんと福井直子さんとによるインスタレーションが展開されています。
ゲームをテーマに、壁も全面が塗装、フューチャリスティックなデザインが施され、まずその過剰な作り込みに脱帽!

ここから始まって、大槻さんと福井さんとの絵を交えながら、ストーリーが展開されていきます。
イージーな装飾あり、実際に焼いたという陶器のインスタレーションあり、ラストのボスらしい面ありと、感心とツッコミとを同時にしちゃいたくなるようなユーモアが満載。

で、肝心のお二人の作品、あらためて言うまでもなくこの作り込まれた空間の大きな見どころです。
福井さんの作品はおそらくちゃんと拝見するのは今回が初めてなのですが、太い稜線で描かれたユーモラスなシルエットのキャラクターや、プラスチックのビーズを画面に取り込んでドリーミーに城や星座などを表現したりと、ユーモラスな雰囲気を醸し出す緩さと背景やビーズなどによって表現されるシャープさ、その大きなギャップによるコントラストが面白いです。
しかしそのギャップには違和感を感じず、むしろ調和してひとつの世界を作り上げていて、福井さんのユニークな感性が伝わります。


大槻さんは、今もっともしっかりチェックしたいアーティストのひとり。
金箔を大胆に画面に取り入れて、絢爛なエキゾチシズムを画面から鮮烈に放ちながら、そこに描かれる女性の気品溢れる表情とスレンダーな肢体のシャープさとに魅入られてしまうのですが、今回はテーマに沿って、これまでの鮮やかさを醸し出しながら、フューチャリスティックなモチーフも取り込み、さらに大胆な世界が構築されています。堂々とした存在感に加え、手の込んだ精緻な描き込みや画面の加工など、相変わらずの見応えです。


チープさ、ゴージャスさ、大胆さ、細やかさ...実に起伏のある表現が織りまぜられていて、流れに沿いながら、あるいは行き来しながらじっくりと楽しめる空間が作られています。
玉野大介展
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maru gallery東京都港区海岸3-7-18-9029/22(土)〜10/20(土)日月祝休
12:00〜18:00

サイトで事前に
玉野大介さんの作品もチェックして足を運んだのですが、予想とは違い、実に「静か」な作品でした。
描かれた場面に流れる時間に不思議な印象を覚えます。
《9/23》
藤野未来 solo exhibition THE DARLEST METAPHOR
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Gallery惺SATORU東京都武蔵野市御殿山1-2-6-B1F9/8(土)〜9/23(土)火水休
11:00〜18:00(最終日:〜17:00)

いくつかの手法の作品がひとつの空間にパッケージされていました。
なかでも興味深かったのが、モノクロームで夜の空が描かれたようなパネルの上に装飾のパターンが描かれたトレーシングペーパーをラミネートしたスクリーンが被せられた作品。透明感が演出され、独特の深みを醸し出していました。
大胆な構成のインスタレーションで改めて拝見したいクリエイションです。
《9/24》
東京藝術大学日本画第一研究室発表展 ICHIKENTEN
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東京藝術大学大学美術館 陳列館・正木記念館東京都台東区上野公園12-89/20(木)〜9/27(木)
10:00〜17:00(最終日:〜16:30)

まず、広い展示室の空間を活かした大作が眼前に広がって驚いた次第。大沢拓也さんの作品で、古い和紙の風合いをこの大きさで全面に押し出して、重厚な渋味を力強く放っています。
同じ展示室の中村恭子さんの一連の作品も印象的です。波打つ線と、それが作り上げるフォルムの繊細さ。日本画らしい渋い色調と合わせて、深みのある世界が綴られていました。
安田悠展
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GALLERY b.TOKYO東京都中央区京橋3-5-4 第1吉井ビルB19/24(月)〜9/29(土)
11:00〜19:00(金:〜21:00、最終日:〜17:00)

ムサビの修了展示以来、続けて拝見している
安田悠さんの個展です。
画面のなかに描かれる風景の揺らぎ、蜃気楼のようにも思える儚げな風合いに包まれ、独特の静けさに浸れます。
東園基昭展
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純画廊東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル2F9/24(月)〜9/29(土)
11:00〜18:00

今回は12星座のシルエットを取り込み、例によって手の込んだ描き込みを施して、独特の「和」のセンスが表現されていて、楽しい構成になっています。
シルエットのなかに描かれる紋様の精緻さは、これまで以上に細やか。さまざまな紋、モチーフの組み合わせが放つ気品に強く惹かれます。


1点だけ異なる大きさで描かれている、天体望遠鏡の作品の存在感はひときわ強いものとなっています。メカニカルなシルエットに同様にさまざまな紋が織り込まれ、思わず心のなかで「お見事」と唸ってしまう...これ以上ない、もっとも高貴なユーモアが展開しています。

『のりもの展』
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西荻窪ギャラリー「Mu-Rung」東京都杉並区西荻北3-21-2 徳田ビル1F9/24(月)〜9/30(日)
11:00〜23:00

maru galleryで個展を開催中の玉野大介さんが参加されているグループ展。
タイトル通り、「のりもの」をテーマに3名のユニークなアーティストの作品が小さな空間に賑やかに詰め込まれています。
玉野さんは「機関車ターマス」シリーズが、なんとも深い。4点での構成で、一度お別れをして、帰ってきたターマスの姿に驚愕(笑)!
そして、どストレートなトラックの絵も逆に面白すぎて。最高です。

原田慎也さんの作品は、何よりクリアな色彩と女性の妙に生々しい表情とが印象的です。随所に施された細かなアクセントもユニークな雰囲気を盛り上げてくれています。

移動マッサージこと伊藤雅史さん。
画面のマチエルのごつごつとした感触とこってりとした濃厚な色彩感やモチーフのくどさが妙に堪らなく感じられ、小さな作品ながら圧巻です。
すこし前に新宿タカシマヤの美術画廊で大作を拝見していているのですが、あらためて大きな作品もぜひチェックしたいです。
