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2007年06月15日

review:Melissa Dickenson Solo Exhibition《6/8》

Melissa Dickenson Solo Exhibition
遊工房アートスペース
東京都杉並区善福寺3-2-10
6/7(木)〜6/15(金)月火休
12:00〜19:00(最終日:〜17:00)
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自然な素材感のぬくもり。



遊工房アートスペースで開催されている、レジデンスで日本に滞在中のアーティスト、メリッサ・ディケンソンさんの個展です。


ご自身で漉かれた阿波和紙を用いた作品が空間を被います。
まず印象的なのが、赤い紙の作品。情熱的というよりも、ゆるやかに広がっているその赤の温かみがなんともほっこりとしていて。
その紙のそこかしこに施された赤い糸の縫いあともなんだか楽しげで、ユニークな効果を生み出しています。


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手漉きの和紙の質感が十二分に活かされた作品が並びます。
和紙の素材となるこうぞの繊維が醸し出す自然の味わい。漉き具合によって生まれる手仕事の痕跡。
そういった、意図せずに生まれた皺や線が、絵のひとつとして活かされているのもたいへん面白く感じられます。


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どこまでも自然な色彩が、自然な流れで広がります。
ペインティングに加え、コラージュや、糸を縫い付けたりすることで、どこかのどかな自然の風景が描き出されています。
画面に登場する動物たち、植物たちの姿も、それぞれが本来持つ色とは違う、それでいてナチュラルなテイストであたたかく表現されれています。


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オーガニックな肌合いが伝わってきて、なんだかほっとする空間です。
どれひとつとっても手仕事感が溢れていて、作り込まれてはいないのですが、その仕事量的な余裕もいいほうに作用しているように思えます。
さらに素材の自然な感触と描かれるモチーフから思い浮かべる自然のイメージとが相まって、心にもやさしく感じられます。


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posted by makuuchi at 06:58| Comment(0) | TrackBack(0) | review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする