@馬車道大津ギャラリー
神奈川県横浜市中区南仲通4-43 馬車道大津ビルB1
10/22(日)〜10/28(土)
12:00〜19:00(最終日:〜17:00)
9月のexhibit Live & Morisでの個展がすごくよかった渡辺明鈴香さんが参加されているこのグループ展。
女性アーティスト4人のユニークな個性がパッケージされた見応え充分の展覧会です。
まず、渡辺明鈴香さん。
ちょっと変わった床のかたちをした馬車道大津ギャラリーの奥まった一角に展示された渡辺さんの作品は、今回は大きなパネルの作品1点と白く塗られたスクエアのパネルに貼られたドローイングが数点。軽やかな色彩が明るく広がっています。
ドローイングの作品は、部屋の風景を描いたような感じ。晴れた日曜日、窓から自然光が入って清々しい朝、そんなポジティブなイメージが爽快に表現されていて、一目観ただけで充分、気分も晴れます。
パネルのタブローは、子供がひとり、一面に広がる淡い色彩に沈み込むように存在しています。胎内を連想させる深み。画面の世界に意識が吸い込まていくような錯覚を感じます。
この作品の隣にレポート用紙に綴られたラフなイメージも楽しいです。
ここで初めて出会うみなさんも印象に残る個性を感じます。
田中里奈さんは、会場中央に設置されたテーブルの上に置かれたちいさなペン画のドローイングと2点組のタブロー。ひとつひとつ違った味わいのある細かいペン画には文章が添えられています。
パネルの作品は、それぞれ昼と夜とを現した色彩のコントラストが鮮やかで美しいです。シンプルな色使いがていねいに陰影を施すことで精緻に再現された花の表情をぐっと引き立てています。
山田晶子さんは、油絵の具の立体感溢れる重厚なマチエルと濃厚な色合いが印象的で、そういう画面に描かれるモチーフの軽みとのギャップが面白いです。
平田由布さんの作品は、透明感のある深い色彩の重なりが醸し出す奥行きが印象的です。
額装されることで作品の説得力も増し、無意識にじっくりと対峙し、意識を絵の世界に委ねてしまいます。
それぞれ、これからも続けて観ていきたい個性です。
どういうふうに変化し、世界が広がっていくか本当に楽しみです!



