@池袋東武 6F1番地 美術画廊
東京都豊島区西池袋1-1-25
8/10(木)〜8/16(水)
10:00〜20:00(最終日:〜16:30)
この日はそれほど暑くはなかったですけど、いやもう最近なんか疲れてる感じがしてるんですよ。
(まあ要は自転車の漕ぎ過ぎが大きな理由なんですけど)
だから、ちょっと離れたところだと「どうしようかな...」なんてことが頭のなかをよぎることもあるんですね。
でも結局行くわけで。
時間と距離とがどうしても詰められなくて見逃さざるを得ない展示もなくはないのですが、やぱり「観ておきたい!」っていう気持ちが勝っちゃうんですよね。
そういう希少種の物好きがお送りしているex-chamber museumでございます。
この日は原美術館での束芋展の最終日だったので、混んでいることは覚悟の上で観たいなぁ、と思っていたために家からは逆の山の手南方へ進路を取ったのですが、よくある話で(よくないんですけど)自宅でのんびりしてたら家を出る時間が予定より遅くなってしまい、代官山経由で品川へ着いたのが2時くらい。まあ寄り道もしてるんですけど。
で、もちろんカネコさんの展示が池袋で開催中、この日を逃したら見に行けないかも、という思いは頭のなかに入っていて、体力を考えて迷った挙げ句、束芋展は2度足を運んでいるし、やっぱり行こう、と山手線に乗って池袋へ。
・・・とここまで異様に長い前置きだったわけですが、たまには、ということでご容赦ご容赦。
池袋東武の美術画廊。
まず、外側のガラス張りのショーウィンドウに3点ほど展示されていて、DMに使用された作品をはじめ、雪景色を模したものなど、行くと決めた時点でこう思うと思っていたのですが、この数点を目にしただけで「来て良かったなぁ...」としみじみ。
そして、画廊の入口の大理石の柱に展示されていたこの作品を観て、一気に元気を取り戻した次第。
カネコさんらしい、ポップなデザインをふんだんに取り込んだ竜の絵。
日本画の画題によく取り上げられる竜ですが、カネコさんが描くそれはそういった連綿と続く日本画のスタイルに沿いつつも、いわゆる日本画を楽しむのとはもっと違う感性をも刺激してくれます。
遊ぶ線。遊ぶ色彩。
金色の稜線でていねいに縁取りされ、そこに軽やかな色彩感覚でいろんな模様がふんだんに織り込まれています。
それは単にドットがつらつらと並ぶシンプルなものであったり、もっと複雑に型が配置されているものもあったり。
「アニマルワンダーランド」というタイトル通り、いろんな動物がモチーフに使われています。
一瞬「なぜ木に留まる?」と思ったのですが、考えればピンクのサンゴに留まるカニ。しかし、なぜ留まる?(笑)
グリーンが爽やかなキリン。
重量級の3頭揃い踏み。
コミカルな迫力!
他にも遊び心に溢れた楽しい作品がいっぱい。
写真はないのですが、一足先にクリスマスの場面を描いた作品もありました。
岩絵の具とアクリル絵の具とを使い、絵の具の質感も活かされていて、直に拝見するとそういうところにも惹かれます。
カネコさんはさまざまなグッズなどにイラストが使われていたりして、そちらもあわせて展示されていました。こちらも楽しいです。自然に目に入ってくるデザインに活かされているのも嬉しいです。
また、現在は店頭にはないようなのですがカネコさんの絵がプリントされたユニクロのTシャツの資料写真もあって、こちらも面白かったんです!
Tシャツやグッズとタブロー(1点ものの手描き作品)とを軽やかに行き来し、そのスタイルを活かすのっていいな、と思うんです。
アートは楽しめるから、アートは楽しい!
そんなことを実感する素敵な展示でした。
・・・で、品川に舞い戻り、5時を過ぎていましたがどんな雰囲気か見るだけ見てみようと思って原美術館へ。
外から見ていてあのショップの混み具合は凄かった...(汗)。


