・川本史織 写真展「ミミヲスマス」@
YUKARI ART CONTEMPORARY
5/3(土)〜5/31(土)日月火・5/23休
11:00〜19:00(土:〜20:00)
mini review/div>
・山内庸資展 innerbody/outermind@
GALLERY wks.
5/12(月)〜5/31(土)日休
11:00〜19:00(土:〜17:00)
・車明熹展@
SPACE355
5/12(月)〜5/31(土)日祝休
11:00〜19:00
・Oコレクションによる空想美術館 第3室「内田耕造・栗山斉・COBRAの部屋−幻想のHOTEL magical」@
トーキョーワンダーサイト本郷
5/2(金)〜6/1(日)月休(月曜日が祝日の場合開廊、翌日休。5/6開館、5/7休)11:00〜19:00
mini review
・INDEX#4 −YES WE CAN DESTROY−@
トーキョーワンダーサイト本郷
5/2(金)〜6/1(日)月休(月曜日が祝日の場合開廊、翌日休。5/6開館、5/7休)11:00〜19:00
review
・ムラタ有子 “the songs of birds”@
GALLERY at lammfromm
4/25(金)〜6/2(月)12:00〜20:00(土:11:00〜20:00、日:11:00〜19:00)
・松下康平 SUMI ART -大地-@
COEXIST
5/12(月)〜6/6(金)日休
11:00〜19:00
・YAMAMOTOGENDAI FUTURE FEATURE volume 4 小林香織・平川なつみ「第三者」@
山本現代
5/10(土)〜6/7(土)日月祝休
11:00〜19:00(金:〜20:00)
mini review
・椿会展2008 Trains-Figurative」@
資生堂ギャラリー
4/10(木)〜6/15(日)月休
11:00〜19:00(日祝:〜18:00)
・Federico Herrero COLOROGAMI@
ギャラリー小柳
5/8(木)〜6/21(土)日月祝休
11:00〜19:00
・屋上庭園@
東京都現代美術館
4/29(火)〜7/6(日)月休(5/5開館)10:00〜18:00
■■■■■■■■■■■■《upcoming exhibitions》■■■■■■■■■■■
・東島毅展 Nio,Life doesn't frighten me.@
第一生命南ギャラリー
5/16(金)〜6/13(金)土日祝休
12:00〜18:00
・間芝勇輔展「我目」@
PANTALOON
5/17(土)〜6/1(日)月火休
18:00〜22:00(土日:12:00〜19:00)
・重野克明「いつもあこがれ。」@
KIDO Press
5/17(土)〜6/28(土)日月祝休
12:00〜19:00
・篠田飛鳥 -image-@
ギャラリー悠玄
5/18(日)〜5/24(土)11:00〜19:00(初日:13:00〜、最終日:〜17:00)
・as clear as deylight <極めて明白展> 村尾成律 うらうらら 河野紋子 鹿野氏郎@
Gallery Q
5/19(月)〜5/24(土)11:00〜19:00(最終日:〜17:00)
・LIGHT SCAPE 高木彩展@
Gallery K
5/19(月)〜5/24(土)11:00〜19:00(最終日:〜17:00)
・The House展@日本ホームズ住宅展示場(
map)
5/19(月)〜5/29(木)11:00〜17:00
・中島奈津子展@
ギャラリー舫
5/19(月)〜5/31(土)12:00〜19:00(最終日:〜17:00)
・鈴木健司展@
ギャラリー惣
5/20(火)〜5/31(土)日休
11:00〜18:30(最終日:〜16:30)
・大舩真言展「どこでもない場所」@アートスペース感(京都府京都市北区堀川通今宮一筋下る東入る)
5/20(火)〜6/1(日)月休
13:00〜19:00
・劉孝澄 Liu XioaCheng 日照香爐生紫烟@
東京画廊
5/21(水)〜6/14(土)日月祝休
11:00〜19:00(土:〜17:00)
・Drawings−加藤泉 小西真奈 小西紀行 梅津庸一 渡辺豪@
ARATANIURANO
5/24(土)〜6/28(土)日月祝休
11:00〜19:00
・庄司敦子展@
なびす画廊
5/26(月)〜5/31(土)11:30〜19:00(最終日:〜17:00)
・漆原夏樹展@
ギャラリー広田美術
5/30(金)〜6/12(火)日休
11:00〜19:00
・Jun Tsunoda Solo Exhibition@
FOIL GALLERY
5/30(金)〜6/22(日)12:00〜20:00(初日、日:〜18:00)
・森田浩彰「Clockwise」@
青山|目黒
5/30(金)〜6/28(土)日祝休
11:00〜22:00
・C5 exhibition『漂流の観測者 Observers of The Drift』vol.2「礒邊一郎 ざわめく、またたき」@
APMG(武蔵野美術大学9号館6階608室)
6/2(月)〜6/20(金)6/8休
11:00〜18:00
・EXHIBITION C-DEPOT 2008@<
横浜赤レンガ倉庫1号館2F
6/3(火)〜6/9(月)11:00〜20:00(最終日:〜16:00)
・西垣佳奈子展@galleryユイット(
map)
6/4(水)〜6/17(火)14:00〜23:00(最終日:〜17:00)
・Lantschaft IV 内海聖史 桑島秀樹 山本基 水野シゲユキ@
ラディウム−レントゲンヴェルケ
6/6(金)〜6/28(土)日月祝休
11:00〜19:00
・鷹野隆大展「ばらばら」@
ツァイト・フォト・サロン
6/6(金)〜7/3(木)日月祝休
10:30〜18:30(土:〜17:30)
・TWS-Emerging097 安田悠「空想されたトキ」@
トーキョーワンダーサイト本郷
6/7(土)〜6/29(日)月休(月曜日が祝日の場合開廊、翌日休)11:00〜19:00
・TWS-Emerging098 シムラユウスケ「WITCH」@
トーキョーワンダーサイト本郷
6/7(土)〜6/29(日)月休(月曜日が祝日の場合開廊、翌日休)11:00〜19:00
・携帯電話の電源を切ったとき、絵画は雄弁に語りだす 小池真奈美 樫木知子 Firoz Mahumd@
OTA FINE ARTS
6/7(土)〜7/12(土)日月祝休
11:00〜19:00
・小田志保展@
ぎゃらりぃ朋
6/13(金)〜6/21(土)日休
12:00〜19:00
・金田実生展「宵の晴れ」@
MA2 Gallery
6/20(金)〜7/19(土)日月祝休
12:00〜19:00
・中川トラヲ@
児玉画廊|東京
6/21(土)〜7/26(土)日月祝休
11:00〜19:00
・「秘すればこそアート」展 白石綾子 柏木直人 石橋ユイ 金子奈央 高桑康二郎@
Gallery Q
6/30(月)〜7/5(土)11:00〜19:00(最終日:〜17:00)
・金子朋樹展@
Gallery Q
7/21(月)〜7/26(土)11:00〜19:00(最終日:〜17:00)
・堀恵子展@
ぎゃらりぃ朋
7/21(月)〜7/26(土)12:00〜19:00
・南館麻美子展@
シロタ画廊
7/26(月)〜8/2(土)日休
11:00〜19:00(最終日:〜17:30)
・狂った一頁01:柳瀬あかね@
PUNCTUM
7/29(火)〜8/16(土)日月休
13:00〜19:00(最終日:〜17:00)
・篠原愛展@
Gallery Q
8/25(月)〜9/6(土)日休
11:00〜19:00(最終日:〜17:00)
・打越月見展@
ぎゃらりぃ朋
9/5(金)〜9/13(土)日休
12:00〜19:00
・米岡響子展@
Gallery Q
9/8(月)〜9/13(土)11:00〜19:00(最終日:〜17:00)
・狂った一頁02:問谷明希@
PUNCTUM
9/24(水)〜10/11(土)日月休
13:00〜19:00(最終日:〜17:00)
・東悠紀恵展@
ぎゃらりぃ朋
10/3(金)〜10/11(土)日休
12:00〜19:00
・小金沢健人展「世界の層を見つける」&アートコンプレックス2008@
神奈川県民ギャラリー
11/1(土)〜11/29(土)10:00〜18:00
new articles
2008年05月15日
《5/9》
田中麻記子「sigh/kehai」
@
hpgrp GALLERY 東京東京都渋谷区神宮前5-2-11 H.P.DECO 3F5/9(金)〜6/1(日)
11:00〜20:00

これまで鉛筆画を中心に発表されてこられた田中麻記子さん、今回はオイルペインティングの作品。
これがホントに素晴らしいです。
無彩色からヴィヴィッドな世界へ一気に連れて来られたような戸惑いが堪らないです。
《5/10》
荒井経展「対岸」
@
MA2 Gallery東京都渋谷区恵比寿3-3-85/9(金)〜6/7(土)日月祝休
12:00〜19:00

プルシアンブルーの深みが奏でる奥行きの豊かな世界。
このおおらかさは遠くから眺めていたいような感触に包まれますが、至近で眺めたときに見つけていく細やかさも大きな魅力です。
西山美なコ 〜いろいき〜
@
児玉画廊|東京東京都港区白金3-1-15-1F5/10(土)〜6/14(土)日月祝休
11:00〜19:00

ふわっとほのかに広がる淡いピンク色。
くるくるとかわいらしく優雅に舞うようなかたち。
あたたかみもあって、同時にそのほのかな感触が醸し出す儚げな風合いも印象に残ります。
YAMAMOTOGENDAI FUTURE FEATURE volume 4 小林香織・平川なつみ「第三者」
@
山本現代東京都港区白金3-1-15-3F5/10(土)〜6/7(土)日月祝休
11:00〜19:00(金:〜20:00)

静かに淡々と紡がれる時間がひとつの画面に収められ、広がっているような小林香織さんのクラシカルな雰囲気と、なんだかもうその身近さ、凄い可笑しさを発散している平川なつみさんの素敵なバカバカしさ。
お互いの個性がしっかりと立ち上がっていて、それぞれのアーティストのくっきりと異なる世界が隣り合っていることも痛快です。
リディア・ヴァニエリ 見ザル、言わザル、聞かザル
@
GALLERY TERRA TOKYO東京都港区麻布台2-3-5 NOAビル1F5/10(土)〜6/14(土)日祝休
10:00〜19:00

最初にDMを拝見したときは人形の展示かな、と一瞬思ったのですが、人形をモチーフに構築された光景を捉えた写真がパネルにマウントされ、展示されています。

人形のかわいらしさ、装飾的に着飾った出で立ちが無垢な感触を全面から発散させ、人形のくりくりとした大きな目が捕らえる人間の愚かさを象徴するような風景が、人形の無垢さと相まって、実にアバンギャルドな雰囲気を立ち上げています。


海外のアーティストらしく、コンセプトに対してダイレクトにアプローチしている姿勢が鮮烈に感じられるのも印象的です。
ぱっと観たときに感じる艶やかさや人形が醸し出す独特の脆弱性とは裏腹に、強烈なメッセージ性をはらんだクリエイションです。

《5/11》
この日は
GEISAI MUSEUM#2へ。

GEISAIに足を運ぶのは2度目なのですが、今回は既知のアーティストも多く、これだけの数のブースが並ぶ中でそういった知っているクリエイションに再会できるのも嬉しし限りで。
あの出展者数のなかで、さらに限られたスペースで印象に残る展示を繰り広げるのはホントに大変だし難儀だと思うのですが、それでもこの一度の出会いでやっぱり強く脳裏に擦り込まれていくのはあったりして、それらの次の出会いは本当に楽しみです。
《5/12》
稲葉寛乃展
@
Gallery-58東京都中央区銀座4-4-13 琉映ビル4F5/12(月)〜5/17(土)
12:00〜19:00(最終日:〜17:00)

これは面白い!
天井からぶら下がる無数の細いロープ、その一部が黒く染められていて、それが動物のシルエットを描き出している、というインスタレーション。
動きながら眺めていると、シルエットも同時に形を変えていきます。
そのシルエットがふっと浮かび上がっているような感触に、妙に引き寄せられ、印象に残ります。


Eriko Sone Exhibition
@
フタバ画廊東京都中央区銀座1-5-6 福神ビルB1F5/12(月)〜5/18(日)
11:00〜19:00(最終日:〜16:00)

テラコッタのオブジェです。
西洋の童話の一場面を連想させるような、メランコリックな風合いをやさしく奏でる作品が展示されています。
素材の土っぽさも、儚げな風合いを押し上げているように感じられます。

ちいさな額に収められた小品も、その小さな中で広がりを感じさせてくれる空間の展開がなされています。

膝で立つ女性のオブジェ。
美しい表情、可憐な佇まいも印象に残りますが、これが陶器であること、いくつかのパーツに分けて焼かれ、積み上げてあることなどが、この作品の物語性に深みを添えているような気がします。


藤井志帆 Part of life −夢に見る−
@
巷房・階段下東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビルB1F5/12(月)〜5/17(土)
12:00〜19:00(最終日:〜17:00)

こちらも焼物です。
しかし、一転して醸し出す雰囲気はコミカルでシュール!
すべて基本的に手捻りで造形され、それを加工して作られた陶のクッション。
このリアルさ、もってり(どんな擬態語かと。汗)とした臨場感。けっこうツボにハマります。
また、スクリーンプリントで緻密な模様が施されているのも実に芸が細かい!
この精度で再現していることが誘発する可笑しみが堪らなく楽しいです!


久保裕子 ガラス展 ー夏を詠う−
@
Ecru+HM東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル4F5/10(土)〜5/17(土)
12:30〜19:00(最終日:〜17:00)

ギャラリーエスで何度か拝見していて、その爽やかな風合いが印象に残っている、久保裕子さんの柄ッスの作品。

表の面からその中を眺めると、メダカや鮎が水草と戯れるようにして泳いでいる様子や、水着の子供が遊んでいたり、または飛ぶツバメが見えたり。。。
さまざまな情景が実に瑞々しいテクスチャー、そしてガラス特有の技法と素材感とで表現されています。
いくつかの作品では蓋にも同様な細工が施されていて、回る蓋を動かして底の絵柄と合わせて楽しめるものも。
絵柄の見せ方の清々しさが嬉しいガラスのオブジェです。

posted by makuuchi at 08:37|
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2008年05月14日
塩崎亨展 Once in a blue moon
@
Azabu Art Salon Tokyo東京都港区麻布十番1-5-104/29(火)〜6/7(土)月、5/6、5/20休
12:00〜19:00(土日祝:〜18:00)

Toru Shiozaki Once in a blue moon
@
Azabu Art Salon Tokyo1-5-10,Azabujuban,Minato-ku,Tokyo4/29(Tue)-6/7(Sat) closed on Sunday,Monday,5/6 and 5/20
12:00-19:00(Saturday,Sunday and national holiday:-18:00)
Google Translate(to English)匿名性の高い写真の奥に潜む、ナチュラルで穏やかなスタンス。
Azabu Art Salon Tokyoでの塩崎亨さんの個展です。

ギャラリーに足を踏み入れて、さまざまな風景がひとつの空間に展示されていることに戸惑いを覚えます。
パリで撮影されたものを中心に構成されているとのことですが、おじいちゃんの穏やかな、あるいはや子供が見上げる無垢な表情などの人物を捉えたもの、宮廷の屋内、空、ストリートなど、統一感の曖昧さに、どうやってこの塩崎さんのクリエイションを理解したたいいものか...と、しばし思いを巡らせた次第で。


しかし、しばらくして、やはりひとつひとつの作品の純粋な「美しさ」、この写真は赤、こちらは青、といった具合に画面ごとの色彩の統一感などにだんだんと惹かれていって、この展覧会への接し方が変化していきます。
1点1点、それぞれが放つ雰囲気はたとえそこに若干の演出が含まれていたとしても、実にピュアな感触を漂わせ、それが爽やかな印象をもたらしてくれます。


そしてさらに、こういうふうに表現すると誤解されてしまうかも知れないのですが、ここに展示された作品が、塩崎さんが撮ったこと、さらにはここがパリであることなど、そういった「肩書き」から鑑賞の視点から解き放ったとき、ひとつの写真、絵として、実に心地よい爽快感が心の中にぐんと広がってくるんです。


展覧会では、ランダムに、しかしていねいにそれぞれの作品が配置されています。
隣り合う風景や場面に時間的な繋がりは直接的には感じられないものの、その並びや配置をひとつのインスタレーションとして捉えたとき、並ぶ色彩の凛として清廉な風合いを感じ取ることができ、それがなんとも嬉しく思えます。


塩崎さんが見つけた、出会った風景、それらが実に自然に写真に収められています。
この個展で拝見して、作り手の存在を作品から切り離すことでその爽やかな素晴らしさがより臨場感を伴って伝わってくることに気付き、塩崎さんの、出会った風景や過ごした時間に対する真摯で謙虚な姿勢が、返って強く感じ取れます。
モチーフごとに、時にそのままナチュラルに、時に時間の動きを捉えたかのようなエフェクティブな効果も取り混ぜながら、さまざまな時間の速度をイメージさせてくれることも印象的です。
色彩、スピード感、情感など、バリエーションに富み、それがひとつひとつ独立して凛とした美しさを放ちながら、空間としてもそこに穏やかで静かな爽快感に満ちているように感じられます。
今回はインスタレーションされた構成ですが、もっと日常的なところ、いつも行くお店などの一角にさりげなく飾られていたりするような、そういった場所でも出会ってみたいです。
posted by makuuchi at 08:42|
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2008年05月13日
INDEX#4 −YES WE CAN DESTROY−
@
トーキョーワンダーサイト本郷2F&3F東京都文京区本郷2-4-16-2F&3F5/2(金)〜6/1(日)月休(月曜日が祝日の場合開廊、翌日休。5/6開館、5/7休)
11:00〜19:00

INDEX#4 −YES WE CAN DESTROY−
@
TOKYO WONDER SITE Hongo 2F&3F2F&3F,2-4-16-2FHongo,Bunkyo-ku,Tokyo5/2(Fri)-6/1(Sun) closed on Monday (If Monday is a national holiday,the following day will be closed instead.)
11:00-19:00
Google Translate(to English)圧巻のボリューム。
美術評論家の市原研太郎さんの企画による、10名のアーティストがピックアップされたグループ展です。
とにかくその分量に唖然、足の踏み場が相当に制限されているのですが、それがまた嬉しかったり。
まず2階。
今年2月のHIROMI YOSHIIでの個展も強烈に残っている狩野仁美さん、そのときに発表されたインスタレーションが再び登場しています。
床に積み上げられる砂。
吊るされた木製のキューブ。
その関係は、大きく映し出されている映像から分かるのですが、そうやって多角的に構築された空間はある種の殺伐とした雰囲気を重厚に放っています。
無音の状態で、ロープなどの僅かな部分だけが風に靡いているだけの、変化のない情景から一気にぎょっとする展開が訪れる、その瞬間はいつもスリリング。
そしてその強烈なインパクトを体感して、余計に、それ以外の圧倒的な静寂感が際立って伝わります。


もう1点、映像作品が上映されています。
浜辺に積まれた丸みを帯びたちいさな丘、それが打ち寄せる波に少しずつ侵食されていく様子を捉えた映像で、先に紹介した作品と打って変わって何の変哲もなく、結末もまったく裏切られない内容ながら、その崩壊の過程をじっくりと観てしまう...淡々とした時間の経過が不思議な心地よさをもたらしてくれるような感じです。

小野友美さんのペインティングも独特のおおらかさを放っています。
絵の具の飛沫や何か謎めいたモチーフの列など、宇宙に浮かぶ塵のように、深い青の色彩を背景にさまざまなものが描き加えられていて、大きな作品なのですが、それ以上のスケール感が伝わってくるような感触が伝わり、ゆったりとした浮遊感に満たされます。


薄暗い空間に、スポットで照らされて展示されていることで、その静かな広がりとおおらかな混沌をより深遠に味わえるような。
さまざまな色調の作品が並んでいますが、それぞれが宇宙を思わせる広がりを放っているように感じられます。


3階、こちらで印象的なのが、武蔵野美術大学での修了制作を拝見している岡村陽子さんのインスタレーション。
その修了制作の一部が再現されています。
林立する、針金で造形された樹木。
細長い台の上に乗せられ、銀色の金属的な生々しさがアバンギャルドな雰囲気を強烈に醸し出しています。


前に立つものを歪めて映し込む黒いタペストリーもこの独特の妖しい雰囲気におおいに一役買っています。

もっと閉じた空間で、刺さるような危ない雰囲気をさらにギリギリの距離で体感してみたい、と思わせてくれるクリエイションです。

他にも、菅隆紀さんのこちらも強烈な混沌を生み出しているインスタレーション、竹原伸彦さんの映像、音声ともにノイジーで何故かヴィヴィッドな後味が印象的な映像作品などが印象的です。
posted by makuuchi at 08:46|
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2008年05月11日
エリザベス・コップフ air cigarette Tokyo Ideal
@
Gallery ef東京都台東区雷門2-19-184/25(金)〜5/19(日)火休
12:00〜21:00
Elisabeth Kopf air cigarette Tokyo Ideal
@
GALLERY ef2-19-18,Kaminarimon,Taito-ku,Tokyo(Fri)-(Mon) closed on Tuesday
12:00-21:00
Google Translate(to English)いつものようにカフェスペースを抜けて奥の蔵へと歩みを進めようとして、生まれる一瞬の躊躇。
あれ?
お引っ越し?(・_・)
床に積まれた雑誌の束。
蔵の入口の扉から見える光景だけだと、それが展示だと気付けず、果たして入っていいものかどうかとためらってしまったのですが...。
今回の
Gallery efでの展覧会は、オーストリアのアーティスト、
エリザベス・コップフさんのインスタレーションと、過去の活動の記録/作品とが展示されています。
コップフさんは、
エア゜シガレットというコンセプトで、世界各国のさまざまな機会においてそのクリエイションを発表されているそう。
詳細は、
Gallery efにアップされているインタビューや、
STUDIO VOICEに掲載されているインタビューなどをご覧いただければより理解が深まると思います。
ざっくりと要約すると、何か好きなものがあったら煙草よろしく巻いて吸っちゃえ、みたいな感じです。
実際に火を灯けるのではなく、要は「気分」なのですが、そのポジティブな感覚は痛快!
ちなみに、エア゜シガレットの「゜」は、エアを意味するようです。
で、1階の展示。
過去の作品では主にご自身のデザインによるエア゜シガレットを出展されていたようなのですが、今回はコ敢えてデザインはせず、もっと直接的な「欲望」を象徴するものととして、さまざまな雑誌の一部を切り抜いて巻き、ずらりと床置きに配置したインスタレーションが提示されています。

実に幅広いジャンルの雑誌が積み上げられていて、それぞれの束の一番上に乗る雑誌のページにエア゜シガレットが。
巻かれている部分もユニークで、たとえば広告のページのテレビの画面部分であったり、協賛者の名前の部分であったりなど、思わず膝を叩いてしまいそうななかなか痛快な箇所がピックアップされています。
ページをめくるといろいろ出てきます。
なにより、金箔をいっしょに巻くことで重厚な感触も演出されているように感じられます。
聖書を音読する声の息継ぎの部分だけを編集した音が延々と地を這うように流れ、それでいて雑誌の束の重みが醸し出す静かな感触と相まって、独特の空間が作り上げられているのも印象的。
メッセージ性の如何を問わず、その雰囲気に浸っているとさまざまなイメージが静かに刺激されるような感触です。


正面には大きな絵が。
画面を舞う無数のキスマークが、「煙草を吸うならキスをしよう」というメッセージを象徴しているように感じられます。

2階の展示は、もしかしたら貴重かもしれない、と思わせてくれる、タペストリーにプリントされたコップフさんの過去の作品が展示されています。
煙草の箱の展開図、あとは切って巻くだけのエア゜シガレット。


洗練されたデザインのシャープさも気持ちよく、同時に、その公演会のパネラーと公演内容が一目で分かるようになっていたり、救急行為の説明が派一定ルなど、発表された機会に合わせてさまざまなメッセージや機能が織り込まれているのも興味深いです。


ぐるりと回っていちばん奥に展示されている、中国での墨絵のアートビエンナーレで発表された作品の縮小板は圧巻。
墨に浸されたエア゜シガレットが構築する1本の線。
実際は4メートルにも及ぶダイナミックなものだったようで、そのパワフルな臨場感はこの数十センチの線からも伝わってきます。


それぞれの展示や作品を拝見し、そのポジティブな発想性が楽しく、興味深いです。
イメージやメッセージが直線的に媒体やインスタレーションに作用している感触は、海外のアーティストの展示からは常に感じ取れるのですが、今回のコップフさんはそれがちょっと異なるテイストで、そのイメージと作品との距離感が面白いなぁ、と思った次第です。
口が淋しかったらぜひ、エア゜シガレットを。
posted by makuuchi at 10:24|
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2008年05月09日
五木田智央
@
Taka Ishii Gallery東京都江東区清澄1-3-2-5F4/1(火)〜4/26(土)日月祝休
12:00〜19:00

Tomoo Gokita
@
TAKA ISHII GALLERY東京都江東区清澄1-3-2-5F,Kiyosumi,Koto-ku,Tokyo4/1(Tue)-4/26(Sat) closed on Sunday,Monday and national holiday
12:00-19:00
Google Translate(to English)感性のすべてを呑み込んでしまう深み。
Taka Ishii Galleryでの五木田智央さんの個展、すでに終了してしまっていますが、今年もっとも強く印象に残るペインティングの展覧会のひとつとこの時点で断言していいほどに素晴らしく、作品を前にするたびに自ら感性を前傾させながらぐんぐんとのめり込んでいった次第で。
黒と白、たったふたつの色彩で、というよりも、黒い絵の具と白い絵の具、たった2種類の絵の具で繰り出される、モノクロームの硬質で生々しい世界。
それぞれの作品において、筆のストロークが、魔術のような妖しい揺らめきをもたらしています。
絶妙なグラデーションが醸し出すミニマムな奥行きが堪らない、画面全体で繰り広げられる抽象性の高い作品。
眼前をある種の感覚的な法則性が覆い、心地よい焦燥感が体全体が包み込みます。

僕にとって、中毒性の高い抽象世界。
そこに描かれているものが具体的には説明できなくても、感覚的にすべてを受け入れている...。
ギリギリのグラデーションにより、深遠な奥行き感を放つ背景部分といい、すべてのタッチが動的なイメージを発するこの作品における「主」の部分といい、どこまでもクールで、同時に地を這うように蠢くような印象も伝わります。


コーナーに展示された、今回の展覧会において比較的小さな作品の存在感も圧巻です。
2足歩行の異形の生命体を連想させるモチーフ、遠くに走る地平線。
色彩が失われた世界の殺伐とした情景。そういうイメージも浮かび上がってきます。


人の頭部が画面いっぱいに描かれ、顔の表面に例の抽象表現が挿入された作品のアバンギャルドさ、一方で実にシンプルなグラデーションでアメリカの田舎の家を思わせる風景が描かれた作品の静けさ。
ダークさが影を潜め、海が見える風景、海岸に佇む人の姿を描いた作品も、どこか褪せた記憶のようなメランコリックな風合いと同時に、やはり頭部の変形が、その変形自体は異様であるのに、自然に馴染んでいるように感じられるのも興味深いです。


小さな絵が1面の壁に凝縮して展示された一角、その圧巻の度合いは凄まじかったです。
いったいいくつの絵が集まっているのだろう..と、呆然。

これでひとつの作品のようなのですが、油彩のペインティングに通ずる風合い、そのエスキースを思わせるものから、幾何学的な展開がなされたグラフィカルなもの、似顔絵、イラスト、もっと具象的に静物が描かれたものなど、実に幅広いモチーフの絵があり、それでいて重厚な統一感も放っていました。
どれだけ観てもすべてを理解、把握できそうにない凄まじいボリュームにも圧倒されてしまった次第です。


もっとも印象に残っているのが、いちばん奥に展示された作品。
画面を覆う黒、そのどこまでも深い闇を思わせるなか、僅かな光を受けて凛とした佇まいを浮かび上がらせる、妖しく艶やかに咲く白の花。
たったこれだけで、一切の隙を感じさせない、孤高の境地のクリエイション。。。

どれだけ観ても、イメージを提供し続けてくれる、どこまでも深遠な世界。
今度はいつ観られるのだろう...と思いを馳せてしまいます。
posted by makuuchi at 08:38|
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review
2008年05月08日
絵画の春 伊藤雅恵 上田奈保 傍嶋崇 馬場健太郎
@
鎌倉画廊神奈川県鎌倉市鎌倉山4-8-333/29(土)〜5/10(土)日月休
11:00〜18:00

Painting in Spring ITOH Masae,UETA Naho,SOBAJIMA Takashi,BABA Kentaro
@
Kamakura Gallery4-8-3,Kamakurayama,Kamakura=shi,Kanagawa-ken33/29(Sat)-5/10(Sat) closed on Sunday and Monday
11:00-18:00
Google Translate(to English)美術評論家の名古屋覚さんのキュレーションによる、4名のアーティストがピップアップされたグループショーです。
以前から伺いたいと思っていた
鎌倉画廊、電車とバスを乗り継ぎ、細い路地と階段を通って辿り着くのですが、この日はおそらく今年のゴールデンウィークではいちばんよい天気で、初夏を思わせる陽気、ピカピカの陽射しが途中の緑に降り注ぎ、空気の爽やかさも気持ちよく。
ギャラリーとしてもゆったりとしたスペースで、なんだか美術館に来たような、そんな錯覚も沸き起こってくるような、また足を運びたくなる素敵な空間。
そこに、ヴィヴィッドな色彩を放ち、華やかさと奥深さを同時に感じさせてくれるペインティングがゆったりと展示されています。
まず、昨年のWAKO WORKS OF ARTでのグループショーなどで強く印象に残っている傍嶋崇さんのダイナミックでパワフルな作品が。
キャンバスに力強く乗る油絵の具。ひとつひとつの色面をシャープに立ち上げているように感じられます。
おそらくその下地には異なる色彩が塗り重ねられているようで、傍島さんの作品の大きな魅力である画面全体のおおらかな躍動感と裏腹に、わずかに覗く色面と色面との隙き間がミニマムで抽象的な面白さを海出しているのも興味深いです。


さまざまな小品も多数展示されています。
人がモチーフとなったおなじみのスタイルのものから、ミリタリーのアイコンのシルエットがユーモラスに投入されたものなど。
ちいさなキャンバスにぎ、色面のエネルギーが、さらにそれらが隣り合い、ぶつかりあって発せられる衝撃がぎゅっと詰め込まれたような、それでいておおらかさも失われることなく、力強く展開していきます。


今年のVOCA展でひときわ鮮やかな色調を放っていたのが印象に残っている伊藤雅恵さんの作品。
あらためて今回、いくつかの作品を拝見して感じたのは、「色彩が爆発している!」と。
青空に咲き乱れる花の狂おしさをイメージさせる、過剰なまでに鮮やかな色調。
青と赤とのコントラストの鮮烈さが凄まじいインパクトを発散し、そのイメージをぐんと押し拡げているような。
それぞれ、筆のストロークの鋭い痕跡が凄まじいスピード感を発散しているように感じられます。


遠目で視界が伊藤さんの作品を捉えたとき、まさに「瞬間」をギリギリの精度で表現したかのようなスリリングな感触が感性を貫いてきたかのような、敢えて暴力的と表現したくなるほどのヴィヴィッドな錯覚が沸き起こってきた次第で。
至近で観て、エアブラシを使ったのかな、と勘違いしてしまいそうなほどにひとつひとつの色は刹那的。
一心不乱に、内包するエネルギーを外へ向けて発する感触が、火花を思い起こさせてくれます。
このスピード感溢れる色彩に視界を占められ、心地よい錯乱が心の中に広がるような印象です。


中央の螺旋の階段を下って地下のスペースへ。
昨年、GALLERY MoMoでの個展を拝見している馬場健太郎さんの、ひとつの画面につきひとつの色彩で染め上げられたシンプルな作品が並びます。
そこにすっと入り込む筋やグラデーションが、闇の中に滲む光の存在を感じさせてくれます。

長い壁に横長のパネルの作品が4点並んで展示された一角は壮観です。
それぞれの画面に描き上げられた「光景」を前にして、静かに広がる深遠な光に触れ、不思議な想いが満たされるような感触です。


今回のなかで、唯一はじめて拝見する、上田奈保さん。
ポップでヴィヴィッドな色彩、分厚いレンズ越しに眺めているような歪みと、そのイメージを明確に提供してくれる描写の精度など、さまざまな角度からイマジネーションの膨張を促してくれるような感じが堪らない!
キュートなフォルムの車をモチーフに描かれた2点。
ポップさが画面全体から溢れていて、またどこへ進むのか分からない痛快な曖昧さがおおらかな緊張感をもたらしてくれます。


抽象性がぐんと増す作品は、幾分かポップな風合いが影を潜め、膨張するようなエネルギッシュな勢いと、さまざまなテクスチャーが駆使されて生み出される緊張感とで、激しい混沌を織り成しているように感じられます。
一方では線上を猛スピードで過ぎ行く時間を、そしてそれと同時に、点が弾けて広がっていくような勢いとが伝わってくるような、独特のダイナミズムが伝わってきます。


海岸のテトラポットとその向こうにクールな色調で広がる水平線、「DANGER」の文字。
画面上方にその光景の情報が凝縮され、そこから下の広いスペースで展開されるめくるめく抽象世界。
見えない場所で起こっているアグレッシブな展開が面白い!
立体的に盛り上げられた線のうねりの力強い躍動、またこの作品に限らないのですが、絵の具がキャンバス上を垂れた痕跡や筆の運びが生み出す動線などがさまざまなベクトルを交錯させ、ひとつの画面の中で衝突し、凄まじいエネルギーとなって昇華されているような感覚に神々しい痛快さを覚えた次第です。


ちいさな林を抜けて辿り着くヴィヴィッドなクリエイション。
4名のアーティストの個展が一ケ所で行われている、といっても差し支えないほどのボリュームも嬉しい、さまざまな発見を見出せ、観るもののクリエイティビティも大いに刺激してくれる展覧会です。
posted by makuuchi at 08:52|
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2008年05月07日
《5/2》
北浦信一郎展 大人のまね
東京都中央区築地3-2-5 第2平和田ビル@
Wada Fine Arts5/2(金)〜5/30(金)日月祝休
11:00〜19:00

油絵の具のダイナミックな盛り上げのインパクトと、モチーフのキュートさ。
キュートなモチーフがまた結構アバンギャルドな筆致で描かれていたりと、さまざまなギャップがなんとも不思議な感触を発しているように感じられます。
Oコレクションによる空想美術館 第3室「内田耕造・栗山斉・COBRAの部屋−幻想のHOTEL magical」
@
トーキョーワンダーサイト本郷東京都文京区本郷2-4-16-1F(5/2(金)〜6/1(日)月休(月曜日が祝日の場合開廊、翌日休。5/6開館、5/7休)
11:00〜19:00

岡田聡さんのコレクション展ですが、今回はこの展示のために制作された作品とのこと。
いやーもう、この「イっちゃってる」系インスタレーション、凄いです。
入口の中に入口。スプレーで吹き付けられた黒の激しさが焦燥感を煽る内田耕造さんのクリエイションをくぐり、中にはランダムに灯る蛍光灯。
否が応でも五感と身体で感じざるを得ない、凄まじい静けさに満ちています。
INDEX#4 −YES WE CAN DESTROY−
@
トーキョーワンダーサイト本郷東京都文京区本郷2-4-16-2F&3F(5/2(金)〜6/1(日)月休(月曜日が祝日の場合開廊、翌日休。5/6開館、5/7休)
11:00〜19:00

で、2階と3階とで行われているのが、美術評論家の市原研太郎さんの企画による10名の若手アーティストがピックアップされたグループ展。
ペインティング、ドローイング、インスタレーションと、こちらも1階に負けず劣らずのエネルギッシュなクリエイションが凝縮されています。
このふたつの企画が行われている今月のTWS本郷、確実にいつもより重量を増している感じで。
桑島秀樹 Vertical / Horizontal
東京都中央区日本橋馬喰町2-5-17@
ラディウム−レントゲンヴェルケ5/2(金)〜5/31(土)日月祝休
11:00〜19:00

ガラスの食器などが緻密に配置され、それを撮影した写真作品。
凄まじい情報量、圧巻です。
ガラスの影が強調されることで、「光」と捉えたような神々しさも印象的です。
《5/3》
e展 b展 c展
@
GALLERY HANA下北沢東京都世田谷区北沢3-26-25/2(金)〜5/11(日)火休
11:00〜19:00(初日:14:00〜、最終日:〜17:00)

百合丘のアトリエebc、下北沢に一時移転(笑)。
おなじみのたのしいクリエイションが、賑やかな通りから自然光が射し込む明るい空間に並んでいます。
村田朋泰展「ブロンズと胸像と」
東京都港区六本木6-2-6 サンビル第3 2F@
GALLERY MoMo5/3(土)〜5/31(土)日月祝休 5/3開廊
12:00〜19:00

「黒」かぁぁ!
面白すぎるぢゃないかぁぁぁ。。。
平塚での展示も合わせて、村田ワールドにとっぷりと浸れる幸せなこの期間。
川本史織 写真展「ミミヲスマス」
@
YUKARI ART CONTEMPORARY東京都目黒区鷹番2-5-2 市川ヴィラ1階5/3(土)〜5/31(土)日月火・5/23休
11:00〜19:00(土:〜20:00)

この瑞々しさに気付かせてくれることが嬉しくて。
さまざまな被写体、それらはみなまるでカメラの前でポーズを決めているかのような、痛快さ。
《5/4》
この日は朝イチでアーティストファイル2008を観に国立新美術館へ。
さわひらきさんのあの映像インスタレーションを少しでも人が少ないシチュエーションで観てみたい、その状況で何かを感じ取りたい、と意気込んでいたのですが。入口でのスタッフのアナウンスによると、故障で復旧の目処も立たないとのことで。。。
これまで2度拝見していますが、この日に限ってはさわさんのインスタレーションを観られなければ意味がなく、敢え無く断念。
またどこかで観られないかなぁ...。
XXLc. 三宅一生ディレクション 21世紀人
@
21_21 DESIGN SIGHT東京都港区赤坂9-7-63/30(日)〜7/6(日)火休(4/29、5/6開館)
11:00〜20:00

まず、関口光太郎さんの立像がすごい!
多摩美術大学での卒業修了制作の学内展示で一度拝見していて、そのときも「・・・よく作ったね...」と呆気に取られたのですが、今回も、新聞紙とガムテープとで巨大な塔、そこに生き物や自転車などなどの無数のモノが付いていて、とにかく唖然とします。
子供の頃に新聞でいろんなものを作った「遊び」の究極。観ていて子供の頃の懐かしい夢が蘇ってくるような。
他にも、ISSEI MIYAKE Creative Roomによる、掃除機を分解してその部品で再構築した型とマネキン、それらを基にデザインされたさまざまな服の型紙とマネキンに実際に着せた様子を合わせて展示したインスタレーションも面白い!
なんていうか、「掃除機で」というルールをいかに逆手に取ってやるか、みたいな心意気が伝わってきてひとつひとつを確認するのが楽しいんです。
他にも見応えあるインスタレーションなど、さまざまなクリエイションが展示されています!
木村浩之「発揮揚々」
@
Gallery Jin Projects/JinJin東京都台東区谷中2-5-22 山岡ビル1F4/25(金)〜5/10(土)月火休(4/29、5/5、5/6開廊、4/30、5/7、5/8休)
12:00〜19:00(最終日:〜17:00)

木村さんの作品や個展はこれまでに何度か拝見しているのですが、改装されたばかりの真っ白い壁が気持ちいいGallery Jinで展示され、これまで感じたことがなかったそれぞれの画面から伝わる新鮮さ、清々しさに感じ入った次第で。


例によって、力士の絵がずらりと並びます。
取り組み、というより、稽古の様子を捉えたさまざまな力士の仕草や佇まい。
朝稽古の爽やかに張り詰めた空気感も伝わってくるかのようです。


そして、大作はやはり相当の迫力で。
しかし、おおらかで穏やかな感じも印象的です。
実際に拝見してみると、日本画の顔料と和紙の質感が、その穏やかさをていねいに伝えてくれているように感じられるのもまた嬉しく思えてきます。

《5/5》
ART AWARD TOKYOのマラソンレビュー。
1時から始まっていたのですが、家でうだうだしていたおかげで2時からの参加。
やっぱりアーティストの話を聞けるのはホントに楽しいです。おかげであらためてその魅力に気付けたクリエイションも多数。
気付けば5時半、脳みそは冴えに冴えていたのですが、立ちっぱなしで疲れが。身体は嘘付かないなぁ、と。
《5/6》
絵画の春 伊藤雅恵 上田奈保 傍嶋崇 馬場健太郎
@
鎌倉画廊神奈川県鎌倉市鎌倉山4-8-333/29(土)〜5/10(土)日月休
11:00〜18:00

4名のアーティストの作品がふたつのフロアに2人ずつ展示されています。
それぞれ個性的なアプローチによって、斬新なテクスチャーと情景が生み出され、またそれぞれが発するスピード感の違いも感じられます。
― 慟哭する沈黙 ― 上原雅美 小泉春香 2人展
@ギャラリーアニータ
神奈川県座間市入谷4-1869-54/25(金)〜5/7(水)木休
11:00〜19:00

以前から気になっているアーティストのひとり、上原雅美さん。
油彩で繰り広げるジャパネスクワールド、随所に織り込まれる象徴的なモチーフが現代的な感覚でアレンジされ、なんとも面白い味わいを醸し出しています。

マンダラ風の作品も。
それぞれの区画に描かれたモチーフの緻密さ、画面の縁の辺りにびっしりと書き込まれる文字。
緻密さが独特の混沌を生み出していながらも、どこか飄々としたポップさが滲み出ていたり。


昨年のシェル美術賞展に出品された作品を再び拝見できたのも嬉しい限りで。
「和」のモチーフをふんだんに取り込んだ「遊び」の感覚がとにかく面白いです。
posted by makuuchi at 08:49|
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